神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

久しぶりすぎていつ以来だかわかんない内袋鑑賞ですけど。

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ことしになってから多分これが初めてだと思うよ。1年ぶりくらいでしょうかね。なんでかっつうとそりゃああれですわ。自慢たらたらしたいカラーでキレイな内袋にめぐりあってないだけのことです。そういうのにブチ当たったら今日の明日だって2日連続だってなんだってやるもんね。明日レコード買う予定はないけどさ。

でこれはだからべつに最近買ったレコードに入ってたわけでもなくてですね。なんつうかローテーションの谷間を埋めるために登板した一線級半のピッチャーつう感じでしょうかね。impulse!のミンガス〈MINGUS MINGUS MINGUS MINGUS MINGUS〉に入ってた内袋なんですけどね。中身はエース級です。言うまでもなく。

巷間この盤のことを通称「ファイヴ・ミンガス」なんていいますけど、そんなふうに省略しなくたっておれには時間いくらでもあるし、なにせどーってことないブログすからね。紙幅の制限なんてえものがあるわけもありませんからフルネーム。

それにあれだよ。うっかり「ファイヴ・ミンガス」なんつったのをミンガスにみつかったら殴られかねませんからね。そう簡単にはみつかんないとは思いますが。あの世はたぶんアメリカより遠いでしょうし。

しかしまあなんだな。このテの省略つうか符丁化つうか、そういうのにかんしちゃクラシック業界の「ドボ8」だの「メンコン」だの「ショス蛸」だのってやつのほうが数等倍お品がございませんですな。「ドボ8」だぜ「ドボ8」。こういうの平気で口にできるような言語感覚で音楽について語っちゃえるクソ度胸ってのが、あたしゃうらやましい。

「戦後レジーム」とか「再チャレンジ」とかわけわからんカタカナ交じりの造語をちゃらちゃらとエラそうにホザく口で「美しい日本」なんて平然と言える政治家と、このさいぜひ暗愚比べでもしてもらいたいもんだな。

いやそんなことじゃなくてさ。

おれの持ってるインパルスレーベルのレコードに入ってる内袋のなかで、御本家のABC-パラマウントのカタログが印刷されてるのってこれが唯一なんだよね。それがさ。こうやってまじまじ眺めてますと、おれなんかのぜんぜん知らない世界だもんでさ。

上の写真の上から2段目左から5枚はポルカですぜ。ポルカ。
ポルカつうとおれんちにあるのはブレイヴ・コンボのCDが数枚あるだけですけど、米国じゃ流行った時期があったんでしょうかねポルカ。それともハヤリ廃りと関係なく米国民の間に定着してたりするんでしょうかポルカ。

だいたいブレイヴ・コンボって知ってる? 知らないよな。
河内家菊水丸と作ったCDなんてのもあって、なかなかキますぜ旦那。

それはさておきその上の段右3枚の「四人の軍曹」ってなコーラスグループですか。知らんなー。知らんのはおれだけかなあ。

それからいちばん下右隅のチャーチル翁。なんなんですかこれ。リチャード・ロジャースとありますからサントラすかね。それともブロードウエイ・ミュージカル。そりゃないか。ううむ。

下の写真にいくってえと上から2段目左から4枚「60 FRENCH GIRLS - Les Djinns Singers」。
60人のフランス娘ってなんすか。イエイエ娘? シルヴィー・バルタン? それはレナウン娘か。 バルタン星人? ちがうってば。わけわからんぞ。

しかし、なんかわかんないけど4枚ともジャケットいい感じしないすか。上の段のレイ・チャールズとくらべると小粋で「おフランス」って感じ出てない? これちょっと欲しいかもなー。

その下の段左から2枚目と3枚目。
「MORE COLLEGE DRINKING SONGS」と「DRINKING SONGS AROUND THE WORLD」。
んー、なんか楽しそうかもしれない。飲んだくれて高歌放吟するんでしょうか。
しかしそんなもんわざわざレコードで聴くんかい。

さすがに最上段はレイ・チャールズが6枚。ドル箱スターすね。左の2枚はカントリー集。

下の段の青い地色を敷いたインパルスレーベルの陣地のとこの先頭にもレイ・チャールズがあるんだけどね。「天才+魂=ジャズ」。おれ、これ持ってんですけどほとんどレイ・チャールズは歌ってません。ピアノとオルガン弾いてるだけのインストアルバム。変わってるっちゃー変わったアルバムだけどレイが作ったジャズアルバムってことだったんでしょうね。だからこれだけインパルスってことなんだろうな。

おれは知らないで買ったもんだから、初めて聴いたときチカラ抜けました。
まあいいんですけどね。これも勉強ですから。
Commented by ひろかーちゃ at 2009-09-12 09:07 x
>クラシック業界の「ドボ8」だの「メンコン」だの「ショス蛸」だの・・・・

その程度であればまだかわいいものの、
マーラーのシンフォニーを「マラ1」だの「マラ2」だの表現を初めて目にしたときは一瞬ドキッとしましたよ。
それに比べればJAZZは上品ですね。 せいぜい「サキコロ」程度でしょう。
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by god-zi-lla | 2009-09-06 19:56 | 常用レコード絵日記 | Comments(1)