チリチリ感つか(Suzanne Vega / SUZANNE VEGA)
2009年 11月 04日
当家恒例で大量に作るもんだから当夜もおでん。
おでん種1個1個で買えりゃいいんだけどさ。スーパーなんかで買い物してるとたいがいが袋詰めになってるわけで、それがまたモノによって2個入りだったり3個入りだったり4個入りだったりするわけだ。そうするとあれもこれもブチ込んで食いたい且つ家族全員それぞれ最低1個は食わしてやりたいってことになると、まあおのずとけっこうな数の余剰が出てくるわけです。
そこでそれを翌日も食うと。
だから翌日のおでんは自由競争制ね。
どれも人数ぶんあるわけじゃないので早い者勝ち。
それはさておき恥更級昼メシ写真なんかづらづら載っけてたら昼メシにとてつもなくまずいモンをこさえてしまったのでした。作ってる途中であちゃーもうこれはそうとうヤバいだろーなーと思いつつ、食ってみたら予想を上回るとんでもなさだった。これってやっぱ食いもので笑いを取ろうとした天罰でしょうか。しかもそのマズいもんを大量に作っちゃってさ。よくわかんないけどハラ一杯なのに目一杯ヘコむというなんつうかその。
つうようなわけで、なーにがお一人様の昼メシだよ。調子こいてんじゃねーよ。ったくよー。
で続編やろうかと思ってたけどやめた。
かわりにサイテーな昼メシの口直しに聴いたスザンヌ・ヴェガのジャケット写真でものっけときます。
スザンヌ・ヴェガの85年ころのデビューアルバムだけど、おれこれ以外には多分最新作の2007年くらいに出たCD持ってるのみ。だからファンてほどじゃないよな。そのくせこのデビュー盤ちょくちょく引っぱり出して聴いてたりする。かといってほかのレコードCD買って聴いてみようっつう気もそれほどあるわけじゃなくてさ。なんなんすかねこれは。
繊細、というよりむしろ神経質な感じ。歌詞は文学的てばブンガク的だけど屈折して一筋縄ではいかないし。本人ギター掻き鳴らしてフォークだけど、どっかこう都会的な憂鬱つうかむしろ不機嫌な感じつうか、なんかそういう雰囲気が気に入ってんのかもしんない。
最新作と思しきBLUE NOTEレーベルのCDはさすがにフォークっぽさはないですけど、やっぱどっかこうチリチリっとした雰囲気ってんでしょうか。それはそのまんまあって、ちょっとグチグチしてるっつうかイラチなおねえさんつか。だからそのへんが個性なこの人は自作自演歌手なんでしょうね。
おれの持ってるのはUS盤だけど一瞬気づかないくらいほとんど黒としか思えないチョコレート色のカラーレコードで、光にかざすと透けてんだよな。最初ぜんぜん気づいてなかったんだけど、なんかの拍子に気がついてさ。
しかしこのカラーレコードと言えるような言えないような、意図的にこういう製盤したのかしないのか、なんかそのへんの非常に煮え切らないようなとこも中身に合ってるような感じがね。そこまでいうと考え過ぎかもしれないけど、その考え過ぎみたいなとこがまたさ。
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ihiga
at 2009-11-06 13:52
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僕にとって、スザンヌ・ヴェガはデビュー以来リアルタイムで聴き続けているアーチストの一人です。やはり一番好きなのはセカンドアルバル(邦題:孤独)です。 音もいいと思います。最近、LPも入手したのですが思ったほどの違いはありませんでした。
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god-zi-lla at 2009-11-06 19:05
セカンド・アルバムですね。聴いてみます。
しかし、この人の歌っていうのは非常に独特の世界ですよね。
ちょっと麻薬的というかなんというか。これはやっぱり第一に作る曲の個性なんでしょうか。
考えてるうちに興味がふくらんできました。
とにかくセカンド・アルバム買って聴いてみます。
しかし、この人の歌っていうのは非常に独特の世界ですよね。
ちょっと麻薬的というかなんというか。これはやっぱり第一に作る曲の個性なんでしょうか。
考えてるうちに興味がふくらんできました。
とにかくセカンド・アルバム買って聴いてみます。
by god-zi-lla
| 2009-11-04 21:28
| 常用レコード絵日記
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Comments(2)