映画のDVD買ったのっていつ以来かな(月のひつじ/The Dish)(オマケつけました20110219)
2011年 02月 18日
んなわけないよな。
偶然ですけど風速25メートルの突風がこの映画のクライマックスでこのパラボラアンテナに吹きつけるんです。
1969年7月20日。
ニール・アームストロングとバズ・オルドリンが月の静かの海に降り立った日。
オーストラリアの田舎町パークスの巨大パラボラアンテナ「The Dish」。
こいつが月からの映像を乗せた電波を受けたんだってさ。
そのせつはお世話になりました。
その牧羊地のまっただなかにぽつんと立つパラボラアンテナのスタッフ4人の活躍と、
羊のほうが人間よりも多い田舎町の人たちのつかのまの興奮。
という、まあそういう実話をもとにした映画なんだけどね。
これがじつにほのぼのとしたいい映画なんだけども、この映画を初めて見たのが7、8年まえ。息子が通ってた学校の講堂なんだよ。映画の日っていったか芸術の時間だったか、とにかくひと月かふた月に1本学校が映画を借りてきて生徒に見せる授業があったんだけどね。日をあらためて保護者にもおんなじ映画を同じ講堂で上映してくれるという非常にありがたい催しがあったんです。
いい映画見せてもらったなあ、よかったなあと思ったんだけど、如何せん学校の講堂だからさ。上映設備はたいしたことありません。DVDを簡易スクリーンで音声は講堂のたんなるスピーチ用のPA。
だからできればもう一度ちゃんとした映画館で見てみたいもんだよなあと思い続けてたんだけどもマイナーなオーストラリア映画だしね。どっかの映画祭で賞取ったとかそういうものでもなさそうだし封切られたとき話題にもならなかったし。
だいたい邦題がいけません。
「月のひつじ」ってなに? 意味不明。月ってばウサギだろ。
まだ原題のThe Dishのまんまのほうが「あ、お皿ってばこのアンテナのことね」
って映像見たらすぐにピンとくるじゃんか。ねえ。
まあそんなこともありましてリバイバル上映なんて金輪際なさそうだからさ。
だからもうあきらめてDVDソフトあるうちに買っとこうと思ってね。
ブルーレイになったらもう永久に見らんないかもしんないし。
いまだったらまだamazon.or.jpに在庫あるし。
で、ひさしぶりに見た。
ほのぼのとして悪人がひとりも出てこない、
つか登場人物全員善人て映画もなかなかないよ。
ひろびろとしてほのぼのとして、なんてのどかなんだ。
しかもアポロ11号だもんな。
もとアポロ小僧のおれにはもうたまらん映画なんです。
(このアンテナの根本の煉瓦造りの塔屋がまたいいんだよな)
オマケ
パークスにアメリカの駐オーストラリア大使(この人もいい味)が来たとき、歓迎のパーティーで地元のあんちゃんバンドが米国国歌と間違えて「HAWAII 5-0」(ハワイ ファイヴ・オーね)のテーマ曲を演奏しちゃうんです。
ありえねー。
by god-zi-lla
| 2011-02-18 13:35
| 日日是好日?
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