桜見物に行ってきたんだけどね
2016年 03月 28日
きのうは天気も良かったから地下鉄で永田町へ出て国立劇場の前庭の桜を見物してきたんでした。あそこの車寄せを囲むようにある前庭にはいろんな種類の桜が植えられているので、千鳥ヶ淵界隈のソメイヨシノがまだまだのこの時期でもそこそこ見応えがあるんだよ。だから3月下旬になると国立劇場が独自に「桜まつり」というのをやっていて、外で弁当を売ってたりお茶の無料奉仕があったりして結構なものなのであった(たしか4月3日まで)。
つうわけで、しばらく国立劇場のまわりをぶらぶらとして写真など撮りながら半蔵門から千鳥ヶ淵方面へ、とはいってもどうせ千鳥ヶ淵公園の桜はせいぜい三分咲きくらいだから静かな英国大使館側の歩道を歩いて代官町通りへ向かって交差点を渡ったんだけど、桜はこれからだというのに結構な人出でね。もちろん満開のころの押すな押すなの混雑まではいきませんけど、やっぱり春になったら散歩だってしたいもんねえお互い、というような穏やかな賑わいではあったんでした。
だけどまあお花見本番はこれからだしブログで何度も何度もサクラサクラってやるのも飽きちゃうから、それはまたあらためて今年の桜が散っちゃったころにでも撮った写真まとめて自慢タラタラやるとして(いちおう期間限定、欄外左上のちっちゃい写真がきのうの桜です)、上の花は代官町通りから九段下に抜けるのに北の丸公園に入ったら見かけた名も知れぬ花の群生なのだった。
都内の公園で群生する花といえば思い出すのが秋の浜離宮庭園の広いところにコスモスがたくさん咲いてるやつですけども、浜離宮のあの一角は一種の花壇になっていて当然ながらほかの季節にはほかの花が植えられて咲いてるわけだ。
だけどそもそも北の丸公園のこの場所がそういうところなのかどうか、浜離宮はいっとき年間パスを買って(あすこは北の丸公園と違って有料です)昼どきコンビニで弁当買って通ってたから知ってますけど、北の丸公園なんてそもそも武道館でコンサートのある夜にしか来ないからね。
そういえば見たことあるような花ではあるなと思ったんだけど、もともと大昔、観賞用に輸入されたものが繁殖力が強くて野生化したもんだというんだ。ようするに現在では「雑草」としてそこいらへんの原っぱに勝手に咲いてたりするものらしい(原っぱのほうがイマドキ珍しいかしら)。
だけどこの群生だからね。もしかして植えられたものかもしれない。〈一般財団法人国民公園協会 皇居外苑〉という団体が環境省から委託を受けて北の丸公園の維持管理をしてるというんだけど、そこのサイトのこのページにくだんのオオアライセイトウ(ムラサキハナナと書かれてるけど)の写真が載ってるのを見つけたんだけどさ。だけどやっぱり植えたのか自生してるのか写真の説明を読んでもよくわからない。
まあそれはともかくとして北の丸公園にはほとんど桜は見当たりませんけど、広い芝生のあちこちじゃ大勢のひとたちがピクニックだ。いやあこれはいいよね。とくに子どもたちには桜なんかどーだっていいでしょうしね。こういうとこでおべんと広げて遊ぶのが一番だよ。まったくじつにけっこうな春休みの日曜日ではあるまいことか。
そういえばそのムラサキハナナのすぐとなりのところに、ちょっとだけこんな花も咲いてた。ハナニラというんだそうです。これは咲き方からして間違いなく勝手にここで自生してるんだと思う。それにしちゃあずいぶんとキレイだけどさ。
(それにしても新しいカメラ買ってから俄然花に目が行くようになったよ)
by god-zi-lla
| 2016-03-28 20:10
| 物見遊山十把一絡げ
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