神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

モノラル三昧

モノラル三昧_d0027243_2116538.jpgいやまったく天候不順ですなあ。ぐずぐずぐずぐずと洗濯物は乾かんしウチん中は湿っぽいし。
五月だぜ、まだ。

外付けアームベースのガタがおれの技術力ではどーしても取れないのでやむなく3点支持に変更、加えて拙速でちゃっちゃかちゃっちゃかやりすぎたトーンアームの各種調整をやり直す。とくにカートリッジの傾き調整は念入りにやり、ついでにゴムシートまで洗っちゃったもんね。

そんなこんなで今日は聴いたLP、CDぜんぶモノラル。
いやーフルトヴェングラーのベートーヴェン、たしかに音良くなってるねえ。しかしこの演奏のインパクトっていうのがまたスゴいもんだからさ、聴いてるうちに音質云々はどーでもよくなっちゃうんだよな。それほどの存在感。いい悪いは別として。

グレン・ミラーはボーナストラックの1929年録音の2曲が80年近く昔の録音とは思えない高音質でびっくりした。しかもこんなところにコールマン・ホーキンズ、ジーン・クルーパ、エディー・コンドンにピーウィー・ラッセル。へえー。

あとレスター・ヤングのLPを聴き、写真のボックスセットから1枚聴いた。
チャーリー・パーカーの伝記読んだことがあればだれでも知ってる、ディーン・ベネディッティによるパーカーのライヴの私家録音コンプリート。LP10枚ボックス。

なんつってもベネディッティって人はバードのソロにしか興味なかったからね。バードのソロが終わると録音機止めてんのね。スゴいよ、バードのソロの断片だけのLP10枚だかんね。音質もバランス無視。バードのアルトだけが鮮明。豊かでふくよかな音色だったんだなあとつくづく思いはしますけども、しかしさすがに疲れるよ、こんなけったいなレコード聴くと。
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by god-zi-lla | 2006-05-27 22:24 | 常用レコード絵日記 | Comments(0)