神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

GIL EVANS : LIVE AT THE PUBLIC THEATER(NEW YORK 1980)

GIL EVANS : LIVE AT THE PUBLIC THEATER(NEW YORK 1980)_d0027243_8434148.jpg宝島社新書の「ジャズ”ライヴ名盤”入門!」(中山康樹)という本をめくってたら、このレコードが出てたので聴いてみたもんね。

てゆうか下のエリントンもこの本に出てたんだけども、このギル・エヴァンスの2枚はもともと持ってたレコードです。しかし同じライヴといっても当然ながらエリントンとはまったく趣のちがう音楽だよな。

本のなかで紹介されてるのはCD(2枚組)だけども、LPでは正編(VOL.1とは書かれてない)とVOL.2の2枚別々にリリースされてんですね。
GIL EVANS : LIVE AT THE PUBLIC THEATER(NEW YORK 1980)_d0027243_8441163.jpgどうもおれはギル・エヴァンスの音楽っていまだにどう楽しんだらいいのかわかんないんだよな。このレコードだとアーサー・ブライスやルー・ソロフのソロに耳がいくし、それがアルバムによってはビリー・ハーパーやデイヴィッド・サンボーンのソロだったりするんだけども、そこから先に行かない。

マイルスのアルバムでも、たしかにギルのアレンジしたものではマイルスのソロがとりわけ美しいような気はする。じゃギル・エヴァンスのアレンジってのはソロを引き立てるためだけのもんなのか? そうじゃないからギル・エヴァンスは巨匠なんだろう。

そこんとこが、なんか難しい。
Commented by wati at 2007-01-09 12:41 x
ギル・エバンス、大好きな私です。
どこがいいのかって聞かれてもこまってしまいますが、これを機会に考えてみます。
アレンジだけじゃなくて、ソロや伴奏も秀逸で、スティーブ・レイシーやリー・コニッツとやったデュオなんかもいいですよ!
Commented by god-zi-lla at 2007-01-09 22:15
レイシーとやったのもありましたねえ。
じつはギル・エヴァンス名義のLPだけでも20枚近く持ってまして、だから自分はギルの音楽が好きなんだろうと思うんですけども、どうもこの自分で「好きなんだろう」なんて言ってしまうところに、なんかあるんですよねえ。
名前
URL
削除用パスワード
by god-zi-lla | 2007-01-09 12:25 | 常用レコード絵日記 | Comments(2)