神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

よくあることだけどさあ(STEVE LACY / THE FOREST AND THE ZOO)

よくあることだけどさあ(STEVE LACY / THE FOREST AND THE ZOO)_d0027243_3292947.jpgで、まあラーメン食ってから馬車道のディスクユニオンへぶらぶら出かけたわけさ。以上、前号までのあらすじ。

いや平日の昼下がりだってのに客がいるとこがたいしたもんですな。あたくしみたいな節句働き系の方々でしょうかね。

まあそれはともかくとして、この日は中古レコード8点9枚で税込み7392円のお買い上げ。1点平均924円。一番高い盤が1890円、一番安い盤が420円。

ブログでときどきオリジナル盤自慢をイヤミったらしくやってるおれですけども、ふだんのレコ買いなんてえものは十年一日の如く大昔っからこのレベル。たまのオリジナル盤はまあ「自分へのご褒美」だなんてトウの立ったOLのよーな言い草で気持ち悪いっすけど、そんなもんですね。

で、このスティーヴ・レイシーの名盤「森と動物園」。さっきまで自分ちで聴いてたものをフリージャズのエサ箱に発見。こいつがこの日の最高値1890円。もともとドイツのESPレーベルのレコードだけどウチのは80年頃イタリアのBASE RECORDSってとこが復刻した盤。エサ箱のやつはどうもESP盤らしい。

さっきウチで聴いてたとき思ったんだけど、どーもこのレコードはベースの音量が小さすぎて困る、てゆうか、ほとんどきこえない。「BASE RECORDS」のくせになにやってんだろ、なんてこと考えながら聴いてたんだな。

そこへ持ってきて直後にESP盤発見したら1890円だし、即買っちまいました。でまあその時はそれだけで何も気が付かなかったんですけどね。

持って帰ってウチにあったBASE RECORDS盤と何気なく並べてみたらこのとおり(写真)。上がESP盤で下が復刻BASE RECORDS盤。いやーよくあることだけど復刻のレベルが低いとジャケットもここまでおソマツになるかって見本ですなこれは。もうディテールも階調も飛んでどっかいっちゃってんじゃん。

いやーESP盤発見しなかったら、知らないままだった。
それはそれでシアワセなのかもしれないけど。

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で、音。
さすがESP盤はちゃんとベースの音が飛び出して、これじゃ音楽そのものが違ってきこえるじゃんか。だからレコードはなるだけオリジナルに近いプレスのを買わなきゃいけないんだよな。

なんてオチになれば結構だったんすけど、まー現実ちゅうのはそうそう甘かぁありませんぜ。

多少ESP盤のがベースの音が大きくきこえます。んーしかし決定的に違うというとこまではいかない。シンバルはかなり差があって鮮明なんだけど、このさいモンダイはベースなんだよな。んー困った。いやべつに困りゃせんけど。

こうなるとさ、オリジナル盤はどんなんだんべ、ってなっちゃうんだよな。んー困った。そっちは困るってば。
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by god-zi-lla | 2007-05-24 03:30 | 常用レコード絵日記 | Comments(0)