神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

ウエストミンスターの「鱒」(つづき)

ウエストミンスターの「鱒」(つづき)_d0027243_4171648.jpg蒸し暑いもんだから帰宅して夕飯のときビール飲んだら、ここんとこの寝不足がたたってそこいらへんで寝てしまい、起きたら午前3時。どーせ6時には起きるんだからこのままブログ更新でもしてるかあ、てなもんですな。

ウエストミンスターの「鱒」(モノラル)はことのついでにCDも聴いてみたんだけども、音質的に申し上げますてえと

1等賞 WL50 25(オリジナルに近い盤)
2等賞 お徳用CD(95年頃?)
3等賞 XWN18264(60年代?の再発盤)

聴きくらべてみると3等賞の再発LPはやや落ちる感じ。全体にハイ上がりで(そういや、この表現さいきんあんまり見なくなったな)弦がキツくギスギスした感じ。1等賞と2等賞にくらべると奥行き感も少ない気がするな。

1等賞と2等賞は僅差だけども1等賞のLPのほうがヴァイオリンの音に立体感と浸透力があってなおかつ豊か。まあこのヴァイオリンの音が平板になっちゃうところがCDというフォーマットそのものの弱点かもしんないけどなあ。PCトランスポートにしてもまだ勝てない。

こうしてみるとLPとCDはどっちが音が良いかなんてやっぱり一概にはいえないし、LPとCDの差よりかLP同士のプレス時期の差のほうが大きかったりする場合も往々にしてあるってことがよくわかるね。

しかし、こうなるとノイズの少ないオリジナルの良盤も聴いてみたいよなあ。泥沼やなあ。
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by god-zi-lla | 2007-06-27 04:17 | 常用レコード絵日記 | Comments(0)