やきそば
2007年 07月 15日
それにしてもこういう機会をとらえて、自分自身の装置や音をちょっと距離を置いて客観的に見直すというのは大切なことだと思うよ。まあ自分に対して距離を取れない人ってのも世の中にはいるでしょうし、そうすると他人との距離も測れないからまあ困ったもんで、そういう人は他人の意見聞かない他人に意見しない唯我独尊貫いて絶海の孤島ででも頑張ってもらいたいもんですね。
あ、絶海の孤島じゃ電気が来んでオーディオは無理かいの。そりゃ困ったね。
電気で作る焼きそばですけどね。
鉄板ソース焼きそばといえば学生のころ学食にやきそばコーナーがあって、まあジャンクな食いモンではありますから安くって毎日のように食ってたんですけども、来る日も来る日もおばちゃんに「そこんとこの、キャベツの芯のとこ入れてください」と言うもんだから、「あんたホントにキャベツの芯すきなんだねえ。だからそんなに育ったんだねえ」と言われてしまったもんでした。
そうだよおばちゃん、あれから30年、いまでもおらぁこうしてキャベツの芯食って暮らしてんのさ。
まあそれはともかく、食べざかり育ちざかりの子どもがいるご家庭じゃホットプレートで焼きそばって簡単だし、わりかしポピュラーじゃないですか? そんなことない? ウチだけ? まあいいや。
とにかく我が家じゃここ10数年来土日のお昼メニューの定番を外したことなかったんですけどね。それが娘は就職するわ息子は土曜日昼間なんて予備校かどっか行っちゃってるわで一家離散状態。夫婦二人でホットプレートで焼きそば作ってもねえ。なんか違うよねえって感じ。
やっぱしホットプレートからはみ出すくらいの焼きそばを作らないといけません。以前は「業界最大」なんて宣伝文句の書いてあるホットプレートでもって麺を12玉とかブチ込んで腕も折れよとばかりに焼きそばと格闘してたもんですが、それくらいじゃないとちょっとつまんない。
きょうは台風も来てるもんだから珍しく息子がいたんで暴風雨を突いて買い物、久々に焼きそば。麺は9玉。豚バラ薄切りとキャベツとモヤシと使いかけのタマネギ3/4。味付けはウスターソースだけ。水分もウスターソースだけ。できるだけ品悪く味も濃いめにジャンクな感じを絶対殺さないよーに、余計な創意工夫は邪魔者。おしゃれな具材厳禁。冷蔵庫の掃除大歓迎、ひたすらテキヤ風に雑駁に、最後の最後でソースの水気をしっかり飛ばして出来上がり。天かす乗っけて青海苔振って、紅生姜といっしょに食うべし食うべし食うべし。
大飯喰らい家族ならではの昼メシっすね。食の細いお宅では成立しません。
しかしまあなんだな。自分のぶんだけカペリーニ茹でるよか、おれはこっちのほうが性に合ってんなあ。テキヤのおっさん或いは給食のおっちゃん。
by god-zi-lla
| 2007-07-15 16:39
| 食いモンは恥ずかしいぞ
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