自宅発掘盤 新居初でございますね
2008年 04月 05日
まあそうは申しましてもレコードの段ボールはすべて開けてユニオン謹製ラック(ただの黒いカラーボクスね。ひつこいか)にならべ、オーディオのほうもとりあえずCDの音だけは聴けるよーになんの調整もなしにDV-60のみ結線して昨日新居初音出ししたんだけどね。
音のほうは家族に「まだまだこれからだねえ」なーんていわれちゃうよーな音っすからあれですけどね。まあしかし、とりあえず禁断症状はこれでおさまりましたからよしとします。やれやれだぜ。
で、ついこないだレコードを段ボール箱に詰めたわけではございますが、そのときは気づかなかったのにハコ開けて発掘したのが何枚もあるんだよな。どーなってんでしょうかね。これって手品かなんかっすか。
このタモリ4枚は度重なる引っ越しのせいで棚のあちこちに散らばっちゃってたようで、今回ひさかたぶりで一堂に会したんでした。〈TAMORI 1,2,3〉に〈RADICAL HYSTERY TOUR〉の4枚。タモリのレコードってこれで全部だっけね。とくに赤い眼帯のTAMORI 2はここ25年くらいは見かけなかったなあ。つーか持ってるのも忘れてたね。どこで息をひそめてたんでしょうかね。横井さんか小野田さんですな。いやーホント不思議だぜレコードって。
さいきんシリーズでCDで復刻されてましたけど、TAMORI 3「戦後日本歌謡史」だけはやっぱり著作権だかの関係で復刻できなかったみたいね。
しかしね、おれこのレコード買って初めて聴いたときガッカリしたのを覚えてんですよ。
タモリのこの芸は当時ラジオの深夜放送やなんかでも披露してて、それを聴いて笑いころげてたわけだけども、ラジオのオンエアのやつは(もしかしてテレビでもやったかもしんない)まるっきり元歌そのまんまのメロディーで替え歌にしてたのよ。
でもレコード聴いてみるとメロディーをいじってあるんだよな。「なんとなく似てるけど違ってるよーにきこえる」ように「改変」してんのね。たぶんレコード化するのに著作権問題クリアできなかったんだろうな。ラジオならオンエアしちまえばあとは消えてなくなるだけだから、おおっぴらに替え歌うたってたんだなきっと。だからなんとなくその「弱腰」にガッカリしたんでした当時は。
まーしかしタモリの芸のコアの部分てのは全部いわゆる「密室芸」だしな。それはそれで仕方ないのかな。ラジオやテレビで聴いたり見たりできただけでも、おれら幸せだったかな。
まあ本人も密室芸じゃ食えんから司会業に転向したんでしょうしね。
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それにしても勤め人辞めたいまのほうがよっぽど忙しいのはなんででしょうかね。
ブログの更新もままなりません。
ろくに働きもせずに給料たんまりもらってたんだろうな。わははは。
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matantz7 at 2008-04-06 12:42
戦後日本歌謡史は、確か1万枚の限定だったと思います。ずっと出してるとクレームがくるから、「これでもう作りませんから」ってことでやっと出したんでしょうね。
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god-zi-lla at 2008-04-06 14:06
あれでスレスレの表現だったんでしょうねえ。
しかし、それがいまは復刻もならずということは、著作権についての意識が進んだのか、パロディー表現にとって不自由な時代になったというべきなのか…。
そういえばマッド・アマノと白簱史朗のパロディー裁判なんてのもあったなあ。
しかし、それがいまは復刻もならずということは、著作権についての意識が進んだのか、パロディー表現にとって不自由な時代になったというべきなのか…。
そういえばマッド・アマノと白簱史朗のパロディー裁判なんてのもあったなあ。
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matantz7 at 2008-04-06 14:24
白旗史朗じゃないっすあれは、白川義員(しらかわよしかず)です。僕はマッドアマノを支持します。
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god-zi-lla at 2008-04-06 16:35
すみません。そうでした白川義員でした。「白」違いでした。
あのタイヤはインパクトありましたもんね。
あのタイヤはインパクトありましたもんね。
by god-zi-lla
| 2008-04-05 12:05
| 常用レコード絵日記
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Comments(4)