夕立
2008年 07月 12日
で、あとはこの青空。
一瞬のうちにまたもとの真夏の昼下がりにもどっちゃった。
いやー暑いねえ。ビールだねえ。ぷはっといきたいもんだねえ。
きのうは鈴木慶一〈ヘイト船長とラヴ航海士〉、CD層とSACD-stereo層を聴いてみましたもんね。ここまでくりゃ全フォーマット聴いてみないテはないよ。だからアルバム全体をSACDハイブリッド盤のSACD5.1ch層、同ステレオ層、同CD層(もちステレオ)、それからモノラルLP盤という2枚4フォーマットで聴きとおしたわけね。
オーディオの「試聴」じゃないんだからツマミ聴きなんかしないよ。
聴いてみるとやっぱ音はそれぞれ違う。違うけど想定内つうか、やっぱきちんとコントロールされてるよね当然だけど。CDとLPじゃ違うアルバムにきこえたなんてことになっちゃっちゃあ、そりゃもう仕事がシロートでいけません。だからそういうことはなかった。よかったよかった。
でもそれはそれとして違うもんは違う。CDはドライでストレート。SACDマルチは当然ながらスペクタキュラー。LPの音がいちばんどう言っていいのかむつかしい。太い音だけど、思ったほど太くはない。塩ビとポリカーボネートの差をあまり感じないつうか。
SACDステレオは意外によろし。
ウチで聴いたかぎり低音に独特の弾力感があって、それはナチュラルなもんではないんだけども感触として悪くないんだな。いっぽうでSACD独特の「空気の存在感」みたいなのも濃厚で、もしかしてそれは作為的に作られた「ノイズ成分」をよく再生してるからかもしれないなあ。このへんもまたナチュラルさとはちょっと違う感じなんだけど、わりかし気持ちよく聴けた。
それと鈴木慶一のヴォーカルにきける暖かみと明晰さのバランスというかなんというか、そこいらへんのとこがなんともいえず良くて、もしかするとそれがSACDステレオ層の魅力の一番かな。
つうことで、おれとしちゃふだん聴くのはSACDステレオってことになるのかもしれない。
って自分でもちょっと意外な展開に驚く梅雨の晴れ間の今日このごろでございました。
いやしかし。ひと雨きたあとさらに暑くなったねえ。
ビールぷはっといきたいねえ。
by god-zi-lla
| 2008-07-12 16:57
| 日日是好日?
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