


どうです、見た感じはなかなかイイでしょ。食べてみてもフツーにうまい。
まだちょっと浅漬かりで薄味ですけど、少しずつ取り出して食べてくうちちょっとずつ深く漬かるようになって、そういう変化も一緒に味わえばよろしいんです。
ところで最近、台所で普段使う「塩」を変えました。
長いこと愛用してたベトナムの《カンホアの塩》の500グラムの袋入りが手に入らなくなって、ここしばらくいろんなのを試してみてるんだけども、今回の千枚漬けは下の写真の《シママース》ってのを使ってる。

料理の味つけはもちろん、野菜やパスタを茹でるときとか、なにかを塩蔵するときとか、よーするにお値段のこと気にせず遠慮会釈なく使えて、なおかつそこそこ美味しい塩を「常用」したいわけだ。
沖縄の塩っつうと、たとえば《粟国の塩》なんてのはたしかにとても美味しい。だけどおれの感覚としてはうんと高い。高いからパスタを茹でるのに使おうとすると、おれみたいな気の小さいニンゲンは手が震えちゃう。その点これはそんなに高くない。そのうえわりとどこでも買える。だけど、そこそこ美味しい。
こういうの大事よね。
ところでコイツのパッケージの表面には "メキシコまたはオーストラリアの天日塩と沖縄の海水でつくりました" と比較的大きく表示してある。
これがさ。国産のわりかしお高い塩のなかに、「どこそこ(国内の地名)の塩」と謳ってるんだけど裏面に小さく「なんちゃら国の海塩に『どこそこ』の海水(あるいはニガリ)をブレンドしました、みたいなことをコッソリ記載してるのが意外とある。そのくせ結構高い。
やっぱ正直なほうがいいと思うよ。表示してるんだからウソついてるわけじゃないでしょうけど、なんかこのシママースのバカ正直っぽいところも一緒に気に入っちゃったりしてさ。
しばらくこの塩を使ってみようと思ってる。
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by god-zi-lla
| 2023-12-02 19:10
| 食いモンは恥ずかしいぞ
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Comments(3)