つのパン(ちょっと焦げたけど)
2009年 08月 05日
パン焼くのはおれにとっちゃ、それこそ家庭経済活動じゃなくて「趣味」だな。コストのことはいちおうアタマにあるけども、日々の食事との兼ね合わせみたいなことはあんまり考えてなくてさ。どっちかっつーと作りたくなったから作って、コネたり発酵させたり焼いたりすること自体を楽しんでんだよね。
ここんとこずうーっと粉と水と塩とイーストだけのハード系のパンばかし焼いてたんだけども、ひさしぶりに牛乳だのバターだの砂糖だの入ったソフトなパンを焼いてみました。バゲットばっか続けて焼いて少し飽きてきたってのもあるんだけどさ。先週歯を抜いたばかりだもんでクラストのしっかりしたバゲットをガシガシっといくのはちょっとツライってのもあってね。
それにまあ、このまんま求道者的にバゲットばっかし焼いて家族に出してると、ちょっとね。蕎麦打ち道楽のお父さんみたくなっちゃうかなーなんてね。じゃっかん弱気の虫もあったりしてさ。だからまあこの際フツーのパンをこさえてみようかなというのがあったりね。
なんかこう蕎麦とバゲットって、脂っ気なくてストイックな感じするとこが似てなくもないじゃんか。おれ自身あんまり突き詰めて極限まで完成度を高めてくっての好きじゃないしね。もっと好き勝手に、あっちへ転び、こっちに寄り道、みたいな。
だからやっぱ「趣味」なんだよな。
バランスだとか家族の都合だとか、あんまり考えないでやってるからね。
同じ台所仕事だけども、日々の食事作りとは違う範疇のモンなんです。
エピみたく生地をハサミでちょんちょんと切ってつくったツノがあるから「つのパン」と命名。
本名「プチ・パン・オレ」ってんだそうで。よーするに、小さい牛乳パンってことすか。
このまえ買ったパン作りの本に載ってたやつなんだけどさ。
こういう姿カタチに愛嬌のあるパンて、作ってみたくなるんだよな。
ちょっと焦げちゃったから、次回は焼く時間を1、2分短縮するか温度を10度下げてみよう。
このへんの微調整がまた面白いとこでもあるんだよね。
つぎは良い色に焼き上がりますよーに。
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matantz7 at 2009-08-05 21:22
ちゃんと卵塗って、えらい主夫ですね。こちらはやっとギリギリまでせまってきて、あと一歩です。
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god-zi-lla at 2009-08-06 10:00
素直な性格なのでレシピに「溶き卵塗れ」と書いてあったので忠実にやってみました。しかも2次発酵前と後の2回。それでも卵液が余ってもったいないので、次回はウズラ卵でやってやろうかと主夫は考えております(笑
しかし卵塗ったり、生地にバターや牛乳をたっぷり入れたり砂糖入れたり、ひさしぶりにこういうパンを作ってみるとバゲット作りのストイックさが際立ちますね。
きわどいところがやたらあるし(つか、きわどさだけで成り立ってるかも)、ごまかしのまったく利かない味だし、一種のF1的世界なんでしょうかね、バゲットってのは。
すごい大変だけど、面白いのはやっぱりバゲットかなあ。
しかし卵塗ったり、生地にバターや牛乳をたっぷり入れたり砂糖入れたり、ひさしぶりにこういうパンを作ってみるとバゲット作りのストイックさが際立ちますね。
きわどいところがやたらあるし(つか、きわどさだけで成り立ってるかも)、ごまかしのまったく利かない味だし、一種のF1的世界なんでしょうかね、バゲットってのは。
すごい大変だけど、面白いのはやっぱりバゲットかなあ。
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matantz7 at 2009-08-06 10:23
そうですね、バゲットが思うように焼けるようになったらすごく嬉しいだろうなあ。もったいなくて食べられないぐらいのきれいなクープ、夢のまた夢ですね。
by god-zi-lla
| 2009-08-05 17:24
| 食いモンは恥ずかしいぞ
|
Comments(3)