神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

黒豆

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おとついは3時に歯医者の予約入れてあったのに掃除に気合い入れすぎてたら完全忘却。思い出したのがなぜかきのう朝寝床から起き上がったときで、あちゃーなんでこんな瞬間に思い出すわけ? まいりましたねどーも。これも老化現象のひとつなんでしょうか。ここんとこ加速度的に老化し始めてるようで恐い。

これも小学生のとき、さんざんローカを走って先生に叱られた報いでしょうか。
きょうはちゃんと行かねばの娘。

それはともかくとしてだな。きのうは黒豆を圧力鍋で煮てみましたけど、ここんとこ煮豆を食卓から切らしたことありません。粗末な食事でも自分で炊いた豆があれば、なんかそれだけですごく真っ当な暮らしぶりなような気がするんだよな。いやほんとにさ。

黒豆はせんだって山形は新庄に旅したとき当地の「まゆの里」つう産直の店でカブやなんかといっしょに買ってきたもんですが、「まゆ…」と名前にあるくらいなもんですからどうもその建物や敷地の感じからして蚕糸試験場みたいなものだったとこじゃないかと思うんですけども、そこのなかなか趣のある建物の1棟を使ったお店なわけだ。

黒豆ってば当然おせち料理のスターティングメンバーなわけで、さすがにクリスマス前から煮るのはちょっと早すぎるんだけどね。なにせ圧力鍋で黒豆煮るのが初めてだもんで、いままでも虎豆やらひよこ豆やら白花豆やらあおばた豆やらいろいろ煮てみて、やっぱ最初っからドンピシャの仕上がりになるってことはなくてさ。いくらネットや料理本やなんかのレシピ参考にしたって、結局使ってる鍋の特性だとか豆そのものの具合だとか作るおれの好みだとかさ。

だからまず本番前にやってみたわけだ。

見た目はけっこうキレイでしょ。表面にシワも寄ってないし。錆釘なんて入れないでもそこそこの色だしさ。圧力鍋ってなエライもんですな。

そういえばむかし小学生のころだったですかね。暮れにおふくろが黒豆煮るのにウチんなかのどこにも錆び釘がなくてさ。いや、釘はあったんだけどね。錆びてないの。

そしたらおふくろが「あんた! ちょっと外行って錆び釘拾っといで」ってさ。
なんかなー。そういうことでいいのでしょうかお母様って。

すぐに拾ってきたはきたんですけどね。そこいらへんの道ばたで。
でもさー。衛生的にいってどんなもんなんでしょうか母上。
煮ちゃえば大丈夫。でもオトーサンにはナイショだよ。

いやそういうことじゃなくてさ。
まあ色つやカタチはそこそこ合格点やってもいいんじゃないかと思うんだけども、食ってみるとやや柔らかい。こんくらいがいいって人もいるかもしんないけど、おれとしたらもすこし固く仕上げたいんだよな。

ちなみにいうと9時間水に浸し、フタ開けたまま沸騰したとこでアク取り、それから20分加圧したのち10分放置してから減圧。粗熱取れてから密封容器に煮汁ごと移して約1日後の状態が写真。

もすこし固く仕上げるには、どこの時間をどんだけ短縮するか。
もっかい試しに煮るかな。

いやしかしさすがに正月前にそんなに黒豆食ったら、もうおせちに入れたくないよなあ。
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by god-zi-lla | 2009-12-24 12:47 | 食いモンは恥ずかしいぞ | Comments(0)