上海バンスキング 再々々々々々々々々演!!
2010年 03月 14日
シアターコクーン。
立ち見も出てて、ああ切符買えてよかったなあ。
筋立てもほとんど忘れてました。わりかしはっきり記憶に残ってたのは舞台上手の階段くらい。
けどなんつうかすごく楽しい芝居だったことだけは、これはもうくっきりと脳味噌の奥の奥に刻み込まれてて27年ぶりにふたたび見てみても、これはやっぱりものすごく楽しい芝居だった。
奥さんと「前に見たのはいつだったんだっけ」と思い出せないもんだからプログラムを買って確かめてようやっとわかったんだけど、おれたちが見たのは83年銀座、博品館劇場の「四演(=再々々演)」だったみたい。
あーおれまだ20代だったんだ。すると演ずる役者もほとんど20代か30代だったんだろな。
でもみんな、いまもすごくかっこいいなあ。
とにかくおれは奥さんに連れられて初めて芝居ってのを見にいってからこの「上海バンスキング」が2つめの芝居だったんじゃないかと思うんだけども。そういう意味じゃ原点つうか出発点つうかね。最初のころにこういう非常に面白いものを見たってのはシアワセだったな。
でもって今回もまたシアワセな気持ちになった。
吉田日出子はおばさんになって太ったけど、相変わらずどっかかわいい。
この人たちは役者なのになんでこんなに楽器が吹けるんだって昔とおんなじことを思う。
とくにこの笹野高史のトランペットの輝かしさ。
83年のときは串田和美と吉田日出子以外の俳優ってよく知らなかったけど、今回あらためて見るとその笹野高史とか小日向文世とか大森博史とか、みんな忙しい人たちになっちゃってんだなあ。
その人たちがじつに楽しそうにやってる。
カーテンコールのあと出演者全員が劇場ロビーまで演奏しながら出てきて、そこでまた演奏、そして吉田日出子と串田和美の挨拶。これも博品館で見たときのまんま(ちょっと違うか)↓
きょうが楽日。
もう1回やってほしい。
シアターコクーンの自由劇場というと、「クスコ」もまた見たい。
あの吉田日出子は怖かった。
で奥さんとしみじみ「よかったねえ」なんて言いながら全然しみじみしてない渋谷の雑踏を歩きつつ東横地下のフードショーでひさびさの神亀「生酒」買って、バスに乗って帰ってきてあのレコード聴いた。
へえ、きのうアルト吹いてた小日向文世、レコードじゃクラリネット吹いてたんだ。
アルトとクラリネットの持ち替え? プロみたいだよなあ。
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matantz7 at 2010-03-14 12:55
なんか楽しそうですねえ。
いいなあ。
オーディオいじりなんかそこそこにして楽しんだ方がいい。
湯島@バンスキング
いいなあ。
オーディオいじりなんかそこそこにして楽しんだ方がいい。
湯島@バンスキング
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god-zi-lla at 2010-03-16 10:20
たんに懐かしいだけじゃなくて、心底楽しみましたね。
芝居見てるのかコンサート聴いてるのか、まあその両方なんですがミュージカルじゃない。
でもまあ、とにかく楽しい舞台です。
時代背景は重苦しいし、基本的に悲劇なんですけどね。
芝居見てるのかコンサート聴いてるのか、まあその両方なんですがミュージカルじゃない。
でもまあ、とにかく楽しい舞台です。
時代背景は重苦しいし、基本的に悲劇なんですけどね。
by god-zi-lla
| 2010-03-14 12:27
| 物見遊山十把一絡げ
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Comments(2)