神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

夏はついビール飲んじゃう。けしからんなー> 自分

夏はついビール飲んじゃう。けしからんなー> 自分_d0027243_22404436.jpg
左の初めて飲んだ滋賀県長浜、冨田酒造の「七本鎗 純米生原酒八十%精米」が空っぽになっちゃったから瓶捨てるまえに記念撮影を梅雨の晴れ間突き敢行す。うまかった酒は覚えときたいからブログは備忘録。

ここんとこ低精白の米で仕込んだ酒を好んで飲んでる。
こういうショーバイとしたら首かしげちゃうような低精白の純米酒なんてのを蔵元も杜氏もわざわざ好きこのんで作るわけだから、どれも気合いの入り方がちがいますね。その気合いが味に出てるってわけでもないんでしょうけど、そういう気分になっちゃうようなこれがまた味わいの濃さっていうかさ。

まあ世間さまってえものはあれだな。基本的に純度の高いもの混じりっけのないもののほうに価値があるとするのが常識だよな。酒ならコメ削って削って削って半分以上捨てて芯だけにして純度を上げる。金だって銀だって銅だって純度99.99999…って9の数が多いほうがエラいしさ。まあ、わからんでもない。

純度高いモノのほうがどう考えたってコントロールしやすいからな。なにかにつけて。それがなんであれ。コントロールする側のスキルの低さを純度の高さがある程度カバーするっつうとこがあるでしょ。

酒だろーが牛だろーがブタだろーが人間だろーが企業だろーがガッコだろーが、たぶん例外なくそうだと思うんですけどね。純度高いってことは均質性が高いってことで集団としての振る舞いの予想が立てやすく扱いやすい。

だから純度の高いモノほど価値高しとしといたほうが世のなか波風立ちにくいからそういうことにしてあるんだと、まあ一種人類の生活の知恵としてそういうふうにしといたほうがなにかと好都合だと、おれは睨んでるんだけどね。

あーいかん。よけいなこと言いそうだ。
やめとこ。

えー福光屋の廃盤「福乃光 無濾過原酒」はいよいよあと2本。ちびちび飲も。
これも濃い。濃すぎて評判悪くて廃盤。
さぞ無念だろうが、おれが最期を看取ってやるから成仏せいよ。

うまい酒だと思うんだがなあ。

あ、廃盤とはいわんか。
酒だもんな。

もう1本は佐賀県嬉野の東一(あずまいち)。
これも良い酒。精米歩合64%。

でもやっぱ梅雨時になるとビールをまず飲んじゃったりするもんだから、おのずと酒の消費量は減っちゃってんだよなあ。いかんいかん。そんな軟弱なことじゃいけません。

いけませんけど健康のためにはそのほうがいいのかもしんないな。
いやいやいやビールの消費量がそのぶん増えるんだから一緒いっしょ。
ほら、プリン体とか尿酸値とかなんとかそういうのもさ。

まあしかしそこはあなた。
夏場のビールってのも格別なモンでございましょうし、これはこれで許してね。
そっすね。そーゆーことにしときましょ。

って、なにブツブツ言ってんだよ。
勝手に好きなもん飲みゃいいだろが。
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by god-zi-lla | 2010-07-13 14:17 | 酒だ酒だ酒だ酒だ | Comments(0)