神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

この2か月で読んだ本の備忘録

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どうもここ数日ユーウツの虫に取り付かれてブログ更新する気になんなくってさ。

ユーウツのタネのひとつはラグビーでひねった首が椎間板ヘルニアで左肩から左手首にかけて痛みが残ってるもんだから、Macに向かう姿勢がどうにも苦しくてそれどころじゃないこと。

それから北朝鮮の砲撃。

原子炉時限爆弾 大地震におびえる日本列島 広瀬隆
獄門首 半村良
トレイシー 日本兵捕虜秘密尋問所 中田整一
さびしい文学者の時代 「妄想病」対「躁鬱病」対談 埴谷雄高・北杜夫
キャッチャー・イン・ザ・ライ J.D.サリンジャー/村上春樹・訳
コミマサ・ロードショー 田中小実昌
おっぱいとトラクター マリーナ・レヴィツカ/青木純子・訳
絶対貧困 世界最貧民の目線 石井光太

けさの新聞によると新しい調査の結果、危険な活断層の数がいま判明している数の2〜3倍になる可能性が高いということだけども、そうするとその危険な活断層のうえに乗っかってる「日本を滅ぼす可能性の高い」原発の数もさらに増えるということか。

とにかく一度読んでみたほうがいい広瀬隆の本。
「東京に原発を」以来ひさしぶりに読んだ。

それにしても相変わらずの容赦ない攻撃性で、この人、自分も著書もかえって損してるんじゃないかと思う。だから発するメッセージも届きにくい。

この本を逐語的にすべて論破して、安心させてくれる本を望む。
著者もそう言ってるし。

半村良は未完の遺作。んー、この先どうなったんだろ。
未完だからよけい面白かったりして。

しかし戦争するためのこのアメリカの周到さを見よ。いぎたないほどの周到さ。
ただこの彼我の差ってのはもう国民性の違いのような気もして、そうすると日本はやっぱり金輪際戦争なんかしちゃいけない国なんだろうなとトレイシー読んで思った。

サリンジャーは先月の読書会のお題。初めて読んだ。
やつの兄貴はノルマンディ上陸作戦に従軍してんだから、そういう時代なんだな。
そういう時代にティーネイジャーがニューヨークでオトナぶって酒飲んで。

しかもやつは学校をクビになって、そのうえ精神を病んでいる。

若いときに読むと、どんな感じだったんだろか。
これが広く読まれてきたってのは、どういうことなのか。
サリンジャーの沈黙と、広く読まれてきたことのあいだに、何かあるのか。

おっぱいは今月のお題。
意外と一筋縄でいかない小説。

もう首がシンドくなってきた。
ぼちぼち整形外科いって牽引してくるかな。
Commented by 代助 at 2010-11-27 18:49 x
ご無沙汰しています。首の具合は如何ですか。ゴジ兄のような名誉の負傷では無いのですが、私も秋口に加齢による腰椎の狭窄でひどい腰痛を起し寝込んでしまいました。杖をついて歩くようでは元気も出ません。
サリンジャーは初めてでしたか。私は最初の野崎訳が出てすぐに読んだのですが、インパクトは大きかったですね。この村上訳が出て何十年ぶりかで再読しましたが、その影響の大きかったことに愕然としました。代助とホールデン君は私の影みたいだなと思います。
寒さはヘルニアには大敵、ご自愛専一に。
Commented by god-zi-lla at 2010-11-28 08:07
代助さん。お大事になさってください。
身体の痛みが続くと、それがどこであれ、どんな部位であれ、気持ちが沈んでしまいます。痛みそのものよりも、場合によったらそのほうがよっぽど痛い。

このトシで初めて読んでしまうと、この作品が世に出たのは朝鮮戦争のころだったんだとか、サリンジャー本人もDデイに従軍したのだとか、よけいな予備知識というかある種の予断というのを持って読み始めてしまいます。

いっぽうでホールデンの年齢のころの自分自身のアタマの中も、同じようにぐじゃぐじゃとした妄想や、オトナの世界のインチキにたいする軽蔑や、でも自分自身のなかにもじつはそれ以上に欺瞞や自己憐憫が充満していて、そのことに気づきたくない気分の悪さみたいなものは、まさにこうだったよなという苦い読後感もあります。

でも高校生のころに読んだら、どうだったんだろうなあ。

当時、当たり前ですが青春という言葉がだいっ嫌いで、青春小説なんてものはなおさら大嫌いで、ちょっとでもそういう分類をワケ知り顔のオトナによってされた作品は頑なに読むことを拒否してました。

んー。そういう意味では、もしそのころ読んでたら激しく共感してたのかな。
わかりません。
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by god-zi-lla | 2010-11-26 11:25 | 本はココロのゴハンかも | Comments(2)