神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

銀座も渋谷も(アメイジング・グレイスと国民の映画)

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今年の元旦、夜明け少し前の空。
月のずっと上に見えるのは明けの明星、金星かな。

こんな空を来年の元旦も見に行けるんだろうか。

おとつい3月26日土曜日の夜はずっと前にチケットを取ってあったパルコ劇場の三谷幸喜/作・演出の「国民の映画」を見物してきた。ゲッベルスにヒムラーにゲーリングに、ケストナー。暴走する国家と個人の狂気と愚かさと憎悪と人の命と芸術と。

きのうはきのうで思い立って夕方から京橋の銀座テアトルシネマへ「アメイジング・グレイス」を見にいってきた。ウィルバーフォース。宰相ピット。アメイジング・グレイスを作ったジョン・ニュートン。奴隷貿易廃止。しかし廃止までの長い道のり。経済と人の命。

それをただちに廃止すれば国の経済活動が立ち行かなくなるって、つい最近どっかで聞いたような気がするのは気のせいでもなんでもないよな。

どちらもいまのいま、見るべきものであったような気がしてきた。

それにしてもさあ。
夜の渋谷と銀座の薄暗くって静かなことといったらもう。

渋谷のスクランブル交差点から見える3つだか4つだかのなんちゃらビジョンは音も光も全部消えて四方八方から横断する歩行者の話し声が聞こえるんだよな。考えてみたら、いや考えなくたってこいつはすごいぜ。渋谷のくせに、なんか街がみょうにオトナっぽい。暗くて静かで。

銀座では京橋で映画見てから奥さんと松屋の上にある宮川で鰻重と熱燗の晩メシをフンパツす。いつもならこの時間すぐ入れることなんてないのに客より空席が多し。8時閉店。外に出てみるとこの感じはふだんの銀座だったら午前3時だな。終電なんてとうの昔に行っちゃったあとのあのぐずぐずな銀座。

でもさ。空を見上げると星はそれほど見えない。
そうはいったって東京の空はまだまだ明るいんだよなあ。
消せる電気はもっとあるってことか。

きょうやっと、東京は6日遅れの桜開花だってね。
しかしうちの近所の公園の桜はぜんぜんです。

まだ寒い。春じゃないよ。
つい、「核の冬」なんてコトバを思い出してしまう。
ぜんぜん関係ないのに。

いや、なくもないのか。

(いかんなー、おれらしくもない)
(それからアメイジング・グレイスにはユッスー・ンドゥールが出てます。歌わないけど)
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by god-zi-lla | 2011-03-28 10:33 | 物見遊山十把一絡げ | Comments(0)