神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

さいきん癒されてますアーロン・ネヴィルにアシャに細野晴臣に中村まりに

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どうもおれらしくないっつうか、だらだらと牛のヨダレのよーなブログを目指してるにもかかわらずここんとこのこの中途半端なマジメさというものよ。

いやそのマジメはマジメでも中途ハンパなとこがおれらしいのかな。
中途ハンパ大好きなんです。モノゴト突き詰めたり、道を究めたり、そういうのをすごいなあ立派だなあって尊敬する気持ちは人後に落ちないわけですけど、自分でそういうことするのはヤなの。向いてないのね。よーするに根性というものが、からっきし、ない。

このまえどっかにでちょっとふれた最近聴いて癒されてる新しいCDが右から2番目の細野晴臣のHOSONOVAと左から2番目のアシャのBEAUTIFUL IMPERFECTIONすけど、それに加えていちばん左がエアロン・ネヴィルひさびさの新作I Know I've Been Changed。

エアロン・ネヴィルのアルバムはハリケーン・カトリーナ以降初めてなんだそうだけど、これから日本じゃ東日本大震災以降初とかそういう時代の区切り方が今後なん10年かの間ふつうになってくるんだろうな。

それはともかくとして、こいつはゴスペルとかニグロ・スピリチュアル系のトラディショナルな歌をアーロンが歌っててしかもピアノにアラン・トゥーサンです。ニューオーリンズの神様級2人。

エアロン・ネヴィルのファルセットヴォイスって好き嫌いあると思うけど、おれは好きです。いや最初20年くらいまえに初めて聴いたときは好きになれなかったんだけども、だんだん好きになってきた。やっぱ個性的つうかこの人だけの世界だからさ。ネヴィルブラザーズでもエアロンがリードヴォーカル専任てわけでもないのは、それがあるからだと思う。

しかしこれもジョー・ヘンリーのプロデュースなんだな。
ここんとこ、あーこれはいいよなあと思うとジョー・ヘンリーかTボーン・バーネットがプロデューサーってアルバム多くてさ。べつにぜんぜんかまわないんだけど、いいアルバム連発してくれでホントありがたいとは思うんだけど。

それでもなんとなくハナについたりして、
またかよってね。一瞬思ったりするわけです。
いやまったくなんの意味もないんだけどね。

いちばん右は中村まり、Beneath the Buttermilk Sky。これは新作というわけじゃなくて2009年リリースですが、れいによってバラカン・モーニングにいつだったか本人ゲストで出て歌ってるのを聴いていいなあと思って買って最近よく聴いてるカントリー。こういうふうにカントリーを歌ってる日本人シンガーなんているんだなあと感心します。

いやそれがね。
HOSONOVAには細野さんが自分で書いてる曲目ごとの短いコメントがついていて、これがまたなかなか読ませるんだ。こういうのミュージシャン本人に書かれちゃうと音楽ライターも困っちゃうんだろうなあ。ミュージシャン本人しか知らない感じえないことが書いてあって、なおかつそれが味わい深いんだもんな。

いやそれでその細野さんのアルバムに収録されてるDesert Bluesというジミー・ロジャーズの曲のコメントに「ぼくは変声期に声を涸らし、Jimmy Rodgersのお家芸であるヨーデルができないのが悔しい。そこで中村まりさんにヨーデルの補強をお願いした。彼女は日本では唯一、カントリー・ブルースを追求している若き女性シンガーソングライターである。」とあった。

うん、補強ね。
たしかに補強という感じではあるんだな。

なんか面白い。

でも中村まりさんはいいですよ。
素敵だ。
Commented by windypapa at 2011-05-08 19:45 x
細野晴臣、いいですね。よく聴いてました。といっても30年以上前の話ですが。"はっぴいえんど”には間に合わず、Tropical Dandy、泰安洋行、Paraiso、と追っかけてました。
当時細野さんは日本独自の「Rock」を追い求めていたようで、当然のことながらそれは所謂Rockとは違う種類の音楽となり、受け手の中には「冗談音楽」と揶揄する向きもありました。
正直言って高校生だった僕も細野さんが冗談でやっているのかよくわからない部分もありましたが、当時「敬愛」していた大瀧詠一が「細野さんのやっていることを冗談だと思うような(軽薄な)ファンなら、ファンをやめた方が良い」というようなことをラジオ関東の番組「ナイアガラ」で述べ、そっかあ、と思ったことを記憶してます。
ParaisoのCreditには初めてYellow Magic Orchestraを使い、次作でオリジナルロックの「テクノ」を打ち立てて世界に認められていくわけですが、皮肉にも僕の感性はそれについて行けず、「チャウチャウドッグ」の世界に留まりました。
細野さんの新作、どんなアルバムなんでしょうね。
Commented by 野本 at 2011-05-08 21:29 x
 細野さんのアルバム買いました。歌について考えさせられます。。だってじょうずじゃないものなあ。でもこんなにすごい!
、、、本人語りの録音情報とか出てますね。(サンレコだったかな)細野さんは秘密を持てない人のようで、、、

 わたしはMEDICINE COMPILATIONとか一時テクノ系を聴きまくってました。いつも気になるアーティストでありことはまちがいないですね。
Commented by god-zi-lla at 2011-05-09 06:52
windypapaさんにはどうきこえるのかなあ、このアルバム。
おれはどちらかというと細野さんて「よくわかってるファン」が聴く高度かつマニアックな音楽つう意識があって、なんとなく敬して遠ざけてきたらYMOで、ますます遠くなっちゃったクチです。

なんていうのか、じつに穏やかでココロに染み入るんだけどシンプルにみえて、いろんなサウンドが鳴っている。しかもリズムが細野オリジナルもカバー曲もヴィヴィッド。つかアルバム全体としてテーマはリズムなのかな。

詞もすごくいい。
いままで自分の人生で一度もそんなこと考えたことないのに、Rosemary, Teatreeって曲、自分の葬式で流してほしい音楽ってのがあるとしたらこういうやつかなって初めて思いました。

きいてみて下さい。
Commented by god-zi-lla at 2011-05-09 07:02
野本さんも、ホント広くて深いですよねえ。
いまwindypapaさんへのコメントにも書きましたけど、おれはこのアルバムで初めて細野音楽をちゃんと聴いた感じなので、自分でもこのイカレ方に驚いてます(笑)

おっしゃるとおり歌、一瞬鼻歌かと思うくらいなのに、このココロに迫る迫り方はすごいです。たしかミュージックマガジンのインタビューで「自分が歌手だと思ったことはないし、まわりもそうだったろうと思う」みたいなことを言ってたと思いますが、だからこそ全曲歌うことについての何かがあって、それがこっちにもひしひしと伝わってくるんでしょうか。
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by god-zi-lla | 2011-05-08 11:26 | 常用レコード絵日記 | Comments(4)