さいきんのステレオあたため係(Sachal Jazz-Interpretations of Jazz Standards & Bossa Nova)
2013年 01月 14日
すごく降ったけど、あっさり止んだな、雪。
ステレオあたため係ってのはようするにアンプのスイッチ入れて最初にかける盤のことなの。
あたため係をかけて聴きながら装置の調子が出てくるのを待つともなく待つための盤ですね。
とくにさいきんはアンプのスイッチだけ入れて予熱するのをやめちゃってるから、スイッチオンして1分後にはこいつで音を出してるんだよな。
なんで予熱するのをヤメたかっつうとそれはもちろん節電のためです。
でまあ、そうするとこの係になるアルバムってのは必然的にヘヴィーローテーションすることになるわけで、だからもちろん気に入ってないアルバムをこの係に任命することもないわけだけ。
つうようなわけで、さいきんのステレオあたため係がこのSachal Jazzつう(読みはサチャル・ジャズですかね。サハル・ジャズかもしれない)パキスタンのシタールのおじさんがリーダーらしいバンドのアルバムなんです。
いつだったかそんなに前じゃないこの前NHK-FM土曜日朝のウィークエンド・サンシャインてピーター・バラカンの番組でバラカンさんがかけてたのを聴いて、うひゃあ、なんじゃこりゃとびっくりしたのが最初のトラックに入ってるテイク・ファイヴだったのだった。
シタールのびよよよんってサウンドでもってあの5拍子の名曲をやるわけだ。
いや最初聴いたときは笑っちゃったんだけどさ。もともとがこう言っちゃあポール・デズモンドに悪いかもしれませんけどテイク・ファイヴってかなりヘンチクリンな雰囲気の曲でしょ。それでなくてもどっか非ヨーロッパ的な感じのする変拍子ってだけじゃないヘンさのある曲だと思うんだよ。
だから何回か聴いてるうちに意外なくらいシタールのびよよよよんてサウンドが合ってるような気がしてきてさ。じつはこの曲はそもそもパキスタンで作られたシタールのための曲だったのをポール・デズモンドがデイヴ・ブルーベック・カルテットのためにアレンジしたんだよって言われたら信じちゃったかもしれない(信じないって)。
いやー面白いものをかけてくれるよなあバラカンさんてば。
しかもほかにやってる曲がイパネマの娘などアントニオ・カルロス・ジョビンの曲とかデイヴ・グルーシンとかバカラックとかエロール・ガーナーとか、ようするにまあメロディアスなイージーリスニング路線ではあるんだけど、シタールとタブラのおじさんはじめストリングス陣も演奏そのものは気合い入りまくりなんだな。
だけどもしかして面白がってるのはおれだけかもしらんと思ったもんですから、せんだって某会合の席に持ち込んで大勢さんで聴いてもらったところこれが結構大受けでね。その場でamazonに発注した人もいたり、ジョージ・ハリスンに聴かしてやりたかっただのラヴィ・シャンカールはこういうのやらなかったのかだの感想もいろいろあったんでちょっと安心。
あ、それから歌入りのトラックもあって女性歌手がアジア的なコブシ利かせてたりします。
よろしければYouTubeでご試聴くださいませ。
じつはここだけの話ですけどワタクシ、デイヴ・ブルーベック・カルテットのTIME OUT、持ってません。
ステレオあたため係ってのはようするにアンプのスイッチ入れて最初にかける盤のことなの。
あたため係をかけて聴きながら装置の調子が出てくるのを待つともなく待つための盤ですね。
とくにさいきんはアンプのスイッチだけ入れて予熱するのをやめちゃってるから、スイッチオンして1分後にはこいつで音を出してるんだよな。
なんで予熱するのをヤメたかっつうとそれはもちろん節電のためです。
でまあ、そうするとこの係になるアルバムってのは必然的にヘヴィーローテーションすることになるわけで、だからもちろん気に入ってないアルバムをこの係に任命することもないわけだけ。
つうようなわけで、さいきんのステレオあたため係がこのSachal Jazzつう(読みはサチャル・ジャズですかね。サハル・ジャズかもしれない)パキスタンのシタールのおじさんがリーダーらしいバンドのアルバムなんです。
いつだったかそんなに前じゃないこの前NHK-FM土曜日朝のウィークエンド・サンシャインてピーター・バラカンの番組でバラカンさんがかけてたのを聴いて、うひゃあ、なんじゃこりゃとびっくりしたのが最初のトラックに入ってるテイク・ファイヴだったのだった。
シタールのびよよよんってサウンドでもってあの5拍子の名曲をやるわけだ。
いや最初聴いたときは笑っちゃったんだけどさ。もともとがこう言っちゃあポール・デズモンドに悪いかもしれませんけどテイク・ファイヴってかなりヘンチクリンな雰囲気の曲でしょ。それでなくてもどっか非ヨーロッパ的な感じのする変拍子ってだけじゃないヘンさのある曲だと思うんだよ。
だから何回か聴いてるうちに意外なくらいシタールのびよよよよんてサウンドが合ってるような気がしてきてさ。じつはこの曲はそもそもパキスタンで作られたシタールのための曲だったのをポール・デズモンドがデイヴ・ブルーベック・カルテットのためにアレンジしたんだよって言われたら信じちゃったかもしれない(信じないって)。
いやー面白いものをかけてくれるよなあバラカンさんてば。
しかもほかにやってる曲がイパネマの娘などアントニオ・カルロス・ジョビンの曲とかデイヴ・グルーシンとかバカラックとかエロール・ガーナーとか、ようするにまあメロディアスなイージーリスニング路線ではあるんだけど、シタールとタブラのおじさんはじめストリングス陣も演奏そのものは気合い入りまくりなんだな。
だけどもしかして面白がってるのはおれだけかもしらんと思ったもんですから、せんだって某会合の席に持ち込んで大勢さんで聴いてもらったところこれが結構大受けでね。その場でamazonに発注した人もいたり、ジョージ・ハリスンに聴かしてやりたかっただのラヴィ・シャンカールはこういうのやらなかったのかだの感想もいろいろあったんでちょっと安心。
あ、それから歌入りのトラックもあって女性歌手がアジア的なコブシ利かせてたりします。
よろしければYouTubeでご試聴くださいませ。
じつはここだけの話ですけどワタクシ、デイヴ・ブルーベック・カルテットのTIME OUT、持ってません。
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宗助
at 2013-01-17 22:16
x
God-zi 兄 今年もよろしくお願いいたします
たまたま 私は新年にHDTracksでハイレゾのTime Out をダウンロードし、Take Five を懐かしく聴いていたところでした
確かにTake Five はどこか中東の香りがしますね
まあ、このアルバムに入っている「トルコ風ブルーロンド」などはまあモロにトルコですし、狙った訳でも無いんでしょうが変拍子の曲ってそう言う風に響くところがあるんですかね
学生の頃お金が無くて、A面がTake Five, B 面がトルコ風ブルーロンドというEP盤をさんざん聴きましたが、その後わたしも結局LPは買わずじまいでした
今回のダウンロードでアルバム全部を初めて通してしみじみ聴いてみるに、Take Fiveの素晴らしいジョー・モレロのドラムソロがかなり長い事(EP盤は途中でカットして繋いであったんですね、きっと)、このアルバムの他の曲もなかなか良い事に初めて気づきました、遅すぎますけどね
たまたま 私は新年にHDTracksでハイレゾのTime Out をダウンロードし、Take Five を懐かしく聴いていたところでした
確かにTake Five はどこか中東の香りがしますね
まあ、このアルバムに入っている「トルコ風ブルーロンド」などはまあモロにトルコですし、狙った訳でも無いんでしょうが変拍子の曲ってそう言う風に響くところがあるんですかね
学生の頃お金が無くて、A面がTake Five, B 面がトルコ風ブルーロンドというEP盤をさんざん聴きましたが、その後わたしも結局LPは買わずじまいでした
今回のダウンロードでアルバム全部を初めて通してしみじみ聴いてみるに、Take Fiveの素晴らしいジョー・モレロのドラムソロがかなり長い事(EP盤は途中でカットして繋いであったんですね、きっと)、このアルバムの他の曲もなかなか良い事に初めて気づきました、遅すぎますけどね
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god-zi-lla at 2013-01-18 07:00
宗助さん。こちらこそ本年もよろしくお願いします。
じつは長年にわたり「ジャズはバクハツだあ〜!」と信じていたものですから、このTime Fiveみたいな曲は覇気がない感じがして、だからアルバムも買ったことがありませんでした(笑)
さいきんはバクハツ一辺倒じゃなくなったんですけど、こんどはTime Outのような超有名盤を買う機会を逸してしまっています。
いまさら買えないんですよね、なんか恥ずかしくて(笑)
そういう意味じゃHDTracksでハイレゾ音源ダウンロードするって手はアリですね、コッソリ。あははは。
じつは長年にわたり「ジャズはバクハツだあ〜!」と信じていたものですから、このTime Fiveみたいな曲は覇気がない感じがして、だからアルバムも買ったことがありませんでした(笑)
さいきんはバクハツ一辺倒じゃなくなったんですけど、こんどはTime Outのような超有名盤を買う機会を逸してしまっています。
いまさら買えないんですよね、なんか恥ずかしくて(笑)
そういう意味じゃHDTracksでハイレゾ音源ダウンロードするって手はアリですね、コッソリ。あははは。
by god-zi-lla
| 2013-01-14 23:11
| 常用レコード絵日記
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