さいきんのおだいどこ(その3)
2014年 06月 28日
なんだか西アジアの見知らぬ国のパンみたいのができてしまった。
アフガニスタンじゃ、みんなこれ食ってるって言ったら信じてもらえるかな。
けっしてマズイわけじゃないんだけど、まあナンではないな。
なんでもなくはないが、すくなくともナンではない。
インドのタンドールオーブン(窯)ていうのは温度が500度くらいになるらしい。
その500度の窯で2分とか3分とか、そんくらい焼くだけだっていうんだな。
でも家庭用のオーブンで焼くんだったら少し時間を余計にかけるしかない。
だけどこれは時間を余計にかけすぎたらしいな、ってのが多分ひとつ。
それからこいつには自家製カスピ海ヨーグルトが混ぜてあってイーストは入ってない。
あまり時間をかけず少し発酵した生地を薄べったく延ばして焼くという、
まあピッツァ生地なんかのナンは仲間なんだけどさ。
なんとなく発酵が進みすぎた感じがする。
だからナンのくせにヘンにこんがりふっくらしちゃったんじゃないか。
だけどこれを添えて晩メシにインド風のカレーこさえて食ったもんね。
ナンじゃないとこが難点でしたが、まあ悪くない夕飯ではありました。
また作ってみよう。
じつは近所にメゾンカイザーの本店つうのがあって、ついそこでときどき普段の買い物帰りにカンパーニュだのバゲットだの食パンだの買っちゃうもんだから、それはやっぱりおいしい。当たり前だけどおれが逆立ちしたってああいうおいしいパンは焼けない。おれが焼いたパンはスーパーで売ってるバゲットよりはじゃっかんマシかもしれないけど、近所で最高に近くおいしいパンをそこそこの値段で買えると思うと(スーパーのおいしくないバゲットと値段が同じ)やっぱり買って食おうかなと思っちゃうんだよな。
だから、自分で作るんだったらこういうのが面白い。
けっこう失敗もするけど、失敗もふくめてすごく面白い。
食べさせられる家族のひとにはちょっと申し訳ないけどさ。
(あんまりヒドいときは闇から闇へ、おれの胃袋)
暑くなってきたから、こんだは粉と水と塩だけで発酵させてみよう。
前にいちどやってみたんだけど、イーストみたいにごんごん膨らんだりは絶対しないけどゆっくりゆっくり少しずつ少しだけ発酵します。
by god-zi-lla
| 2014-06-28 11:30
| 食いモンは恥ずかしいぞ
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