ラジオで知った最近のヘビロテ盤(Kat Edmonson/THE BIG PICTURE)
2015年 05月 23日
ところで先月の終わりころ、ずっと前に書いたブログにつけた写真探してて気づいたんだが、おれがこんなブログを始めてからもう10年過ぎちゃってたんだよな。
ということに気づいたとき次のエントリにでもそれを書いておこうと思ってたのに、それを忘れてまた1か月くらいたってしまっていたんでした。あははは。そういうのにあんまり頓着しない性格なもんですから。じつはユニークユーザー数が10万を超えたのに気づいたのも20万を超えたのも30万もリアルタイムでは全然気づかずに、あーこんなに見てもらってんのかあ、なんてね。一瞬思うんだけどすぐに忘れちゃう。
やっぱそういうので周年事業とかやったりする人もいるんでしょうけど、べつにそれほどのもんでもありませんから、いちおう長年お付き合い下さってる皆さまには厚く御礼くらい申し上げておかにゃいかんよなあと思う次第なんでございます。いやほんと、口は悪いんですけどじつはマジメに感謝してるんです。以下、フォントサイズとカラーを変えて感謝のコトバとさせていただきます。
それはともかくとしてだな。せんだっての朝いつものようにインターFMバラカンモーニングの後番組のヴァンス・ケイ・ショウを聴いてたらゲストにキャット・エドモンソンて女の子のシンガーが出てきてさ。おれ英語はからきしですけど、ヴァンス・ケイのインタビューに彼女が答えるのを聴いてるとすごく訥弁というのかしゃべり慣れてないのか内気なのか、ことによったら英語ネイティヴじゃない国のひとかと一瞬思ったくらいなんだけど、なんか声がカワイイ。しかもインタビュアーのヴァンスがしきりにカワイイカワイイを連発するうえ彼女に日本語のカワイイって知ってるか、みたいなことまで言っている。
そこまで言われるとラジオだからよけい気になるってもんでさ。ふだんは聞き流してるのがつい耳をそばだてたりしてね。いったいぜんたいどんな歌うたうんだよそのカワイイ・カワイイ女の子が。
で、スタジオで歌ったんだよ。そしたら喋る声よりさらにファニーな歌声でさ。ちょっとコドモっぽいような、一瞬ノラ・ジョーンズに似てなくもないかなというような、ヘリウム・ヴォイスふうでもあるし、ふと思い出したのがジミー・スコットの声だったりして、んーむ、説明すればするほどこれは泥沼だな。
こうなると1枚CDでも買ってみないといけません。ちょっと前ならMusicUnlimitedでも検索して聴いてみるところだったでしょうけど、そんなものはいまや雲散霧消、江戸は高輪大木戸のそのまた向こう、品川沖に霞たなびいてどこへやら。
しかしCD買ってみるとSONYなところが皮肉ってもんだが、とにかく上の写真がそのCDだ。
ラジオのインタビューではよくわかんなかったんだが、どうやらこのキャット・エドモンソンというシンガーはその声でもってニューヨークの自作自演歌手らしい。ニューヨークの自作自演歌手つうとスザンヌ・ヴェガとか思い出しちゃうところだけど、あんなふうにいかにも込み入ってややこしい恋愛感情とか人間関係とか、あるいは難しいヨノナカを歌ったりしてるというよりは50年代か60年代のおっとりしたいかにもアメリカのポピュラーソングって感じのする懐かしいような、だけどその懐かしさも若いシンガーが歌ってんだからじつは架空の懐かしさのようでもある不思議な歌をうたってるんだよ。
ようするに気に入ったんです(笑)
これがアルバムのオープニング曲。ところでこのPVのなかで彼女は暗室作業をしてますが、アルバムの表紙でもカメラを構えている。ブックレットを開くと彼女のキュートな写真のちりばめられて、それこそ50年代から60年代Columbiaのアルバムにでもあったようなデザインの「架空の懐かしさ」が展開されてるんだな。これはダウンロードじゃできないしLPにこんなブックレットは付けられないだろうから、パッケージ自体はたんなるプラケースだけど珍しくCDっていうブツを買った満足感みたいのがあったんだ。これでCDのラベルが六つ目だったりすればホント楽しかったんだけどね(そしたらMusicUnlimitedの件はキレイサッパリ忘れてやってもよかったぜ)。
(SONY MASTERWORKS 88843 08459 2)
ということに気づいたとき次のエントリにでもそれを書いておこうと思ってたのに、それを忘れてまた1か月くらいたってしまっていたんでした。あははは。そういうのにあんまり頓着しない性格なもんですから。じつはユニークユーザー数が10万を超えたのに気づいたのも20万を超えたのも30万もリアルタイムでは全然気づかずに、あーこんなに見てもらってんのかあ、なんてね。一瞬思うんだけどすぐに忘れちゃう。
やっぱそういうので周年事業とかやったりする人もいるんでしょうけど、べつにそれほどのもんでもありませんから、いちおう長年お付き合い下さってる皆さまには厚く御礼くらい申し上げておかにゃいかんよなあと思う次第なんでございます。いやほんと、口は悪いんですけどじつはマジメに感謝してるんです。以下、フォントサイズとカラーを変えて感謝のコトバとさせていただきます。
こんなものをよくもまあ10年、
書くほうも読むほうも
まったくどうかしているよ(笑)
それはともかくとしてだな。せんだっての朝いつものようにインターFMバラカンモーニングの後番組のヴァンス・ケイ・ショウを聴いてたらゲストにキャット・エドモンソンて女の子のシンガーが出てきてさ。おれ英語はからきしですけど、ヴァンス・ケイのインタビューに彼女が答えるのを聴いてるとすごく訥弁というのかしゃべり慣れてないのか内気なのか、ことによったら英語ネイティヴじゃない国のひとかと一瞬思ったくらいなんだけど、なんか声がカワイイ。しかもインタビュアーのヴァンスがしきりにカワイイカワイイを連発するうえ彼女に日本語のカワイイって知ってるか、みたいなことまで言っている。
そこまで言われるとラジオだからよけい気になるってもんでさ。ふだんは聞き流してるのがつい耳をそばだてたりしてね。いったいぜんたいどんな歌うたうんだよそのカワイイ・カワイイ女の子が。
で、スタジオで歌ったんだよ。そしたら喋る声よりさらにファニーな歌声でさ。ちょっとコドモっぽいような、一瞬ノラ・ジョーンズに似てなくもないかなというような、ヘリウム・ヴォイスふうでもあるし、ふと思い出したのがジミー・スコットの声だったりして、んーむ、説明すればするほどこれは泥沼だな。
こうなると1枚CDでも買ってみないといけません。ちょっと前ならMusicUnlimitedでも検索して聴いてみるところだったでしょうけど、そんなものはいまや雲散霧消、江戸は高輪大木戸のそのまた向こう、品川沖に霞たなびいてどこへやら。
しかしCD買ってみるとSONYなところが皮肉ってもんだが、とにかく上の写真がそのCDだ。
ラジオのインタビューではよくわかんなかったんだが、どうやらこのキャット・エドモンソンというシンガーはその声でもってニューヨークの自作自演歌手らしい。ニューヨークの自作自演歌手つうとスザンヌ・ヴェガとか思い出しちゃうところだけど、あんなふうにいかにも込み入ってややこしい恋愛感情とか人間関係とか、あるいは難しいヨノナカを歌ったりしてるというよりは50年代か60年代のおっとりしたいかにもアメリカのポピュラーソングって感じのする懐かしいような、だけどその懐かしさも若いシンガーが歌ってんだからじつは架空の懐かしさのようでもある不思議な歌をうたってるんだよ。
ようするに気に入ったんです(笑)
これがアルバムのオープニング曲。ところでこのPVのなかで彼女は暗室作業をしてますが、アルバムの表紙でもカメラを構えている。ブックレットを開くと彼女のキュートな写真のちりばめられて、それこそ50年代から60年代Columbiaのアルバムにでもあったようなデザインの「架空の懐かしさ」が展開されてるんだな。これはダウンロードじゃできないしLPにこんなブックレットは付けられないだろうから、パッケージ自体はたんなるプラケースだけど珍しくCDっていうブツを買った満足感みたいのがあったんだ。これでCDのラベルが六つ目だったりすればホント楽しかったんだけどね(そしたらMusicUnlimitedの件はキレイサッパリ忘れてやってもよかったぜ)。
(SONY MASTERWORKS 88843 08459 2)
by god-zi-lla
| 2015-05-23 13:32
| 常用レコード絵日記
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