ここんとこ見た映画 横着版
2017年 12月 12日
師走に入り日に日に寒くなって晩メシはついついナベばかり作っちゃ食っていたのである。いやー冬はやっぱナベを囲んで燗酒をちびりちびりとやりながらほっこりするのが一番だねえ、なんてね。
ところが毎夜毎夜の湯気もうもうに突然飽いた。
もう突然のことであった。
なにかうんとスパイシーなもんを食いたい。毎晩ほっこりほっこりばかりじゃあ人間がダメになる。いまのおれたちにはガッツーンと脳天を突き抜ける刺激が必要なのだぁ!
なんつて昨夜は麻婆豆腐をこさえて食った。中華鍋のなかで焦げる豆板醤で目が痛い。仕上げに花椒を挽いて豆腐が見えなくなるくらいにしたのをハフハフいいながらご飯といっしょにかっこむ。アタマに汗が滲んでくる。口の中はもうとんでもないことになっている。しかもウマい。どうしてこんなにウマいんだ。おれは天才か。なんつて。
で映画なんだけどね。
8月の終わりころにいっぺん書いてそれっきりなんだけど、左の欄に何を見たかだけはその都度メモってきてましたからそいつを一丁まとめてコピーしとくことにする(日付は必ずしも見た当日ってわけでもない)。
つか、それだけじゃアレかなと思ったのでYouTubeの予告編のリンクを付けてみました。このほうがおれのつまんない文章読むよりずっといいだろ。
それから「*」のついた行は、いま書き足した。
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ヒューマントラストシネマ有楽町で「パターソン」。
個人の内面の崩壊を招きかねないああいうことが起こるのが、それこそ「日常」の危うさってものか。
想像してたよりも、おれ的にはずっとショッキングな映画なり。
(9/14)
*「何も起こらない映画」つう感想がけっこうあるようだが、その能天気さが羨ましいぜ。
*最近の戦争映画にしちゃ珍しく戦場のシーン(ほぼ全編そうだけど)で度を超したリアルさを追わないところは監督の見識だな。
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TOHOシネマズシャンテで「オン・ザ・ミルキー・ロード」。
予告編で見たのと違って、ずっとファンタスティックで血生臭くておどろおどろしくて明るくて暗いリアルな絵空事の悲劇。
(10/17)
*日比谷の女将の強い推薦で見たのよ。
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有楽町スバル座で「エルネスト もう一人のゲバラ」。
松屋でいつもの味噌、東急ハンズで万年筆のインクカートリッジ買う。
ゲバラは広島へ行って慰霊碑に献花もしてるんだって初めて知った。
そして数年後、いわゆる「キューバミサイル危機」に遭遇。
(10/24)
*ちょとユルい映画あるね。
*2049年にさらなる新作が作られるのか(たぶんおれは見られないでしょうけど、もし新作が作られたらデッカードのハリソン・フォードはCGで『出演』してるかもな、レイチェルみたいに)。
*ある意味、ふた組の毛色の違ったアホ兄弟の対比を楽しむ映画です、なんちて。
*意外にもちょいミステリー仕立てなり。しかし目が疲れた。チカチカするんだもん。
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脱出した先は日比谷シャンテの「gifted/ギフテッド」。
予告編で見せる主人公の少女の仏頂面が気になって見に行ったんだけど、いやいやこれはなかなかにビターかつ愛らしい映画であることよ。
(12/11)
*少女のお祖母ちゃんがキーパーソンだな。
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さて今年はあと何本映画見られるか。最低2本は見たいぞ。
by god-zi-lla
| 2017-12-12 11:30
| 物見遊山十把一絡げ
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