ELVIS COSTELLO / THE DELIVERY MAN
2006年 02月 23日
弦楽四重奏団と組んでみたり、バート・バカラック集を作ってみたり、ビル・フリゼールと組んだCDもあったかな。
まあどれもこれも脈絡なくて、わかるのは「まーコステロって人は、なんだかんだ言っても歌うのが好きなんだよな」ってことで、まあそれはそれで非常に重要なことではあるけどもさ。
そういや、ぜんぜん歌ってないオーケストラ音楽もあっただろ、なんつったっけあれ。なんの予備知識もなく「あ、コステロの新譜だ」と反射的に買って帰って聴いたら、なんだかガーシュインとバーンスタインとラヴェルを足して4で割ったような音楽であせったぜ。
それに、なんとかいう歌手と結婚して(わかってるくせして名前書かんのね)コマーシャル路線に走るのか、なんてことも考えちゃうしね。
まあそんななかで、この1枚はラウドでラフでルーズで間違いなくロックだから最近のコステロ選手のCDのなかではいちばん楽しんで聴いてますな。おれの好きなルシンダ・ウィリアムスが性悪女っぽくガナってるデュオもあるし、ジャケ写どおりギター抱えて、これはおおいに結構。
この路線でやってほしいと思いはしますが、そんなことするわけないので期待してないよ。
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ELVIS COSTELLO & THE IMPOSTERS THE DELIVERY MAN
(LOST HIGHWAY B002593-02 CD)
こんにちは。コステロは「GET HAPPY」の頃からずっとリアルタイムのファンなのですが、ここ10年位のクロスオーバー的な活動はちょっと自己満足的かなと感じてしまいます。
稀代のメロディメーカーだし、親しみやすい歌いまわしが魅力的なロッカーなんですが、本業?以外の部分はやはりイマイチかなと・・。最近の作品だと「All This Useless Beauty」が良かったです。
稀代のメロディメーカーだし、親しみやすい歌いまわしが魅力的なロッカーなんですが、本業?以外の部分はやはりイマイチかなと・・。最近の作品だと「All This Useless Beauty」が良かったです。
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god-zi-lla at 2006-02-23 18:22
ふじのしんさん。
ホントに魅力的なロッカーなんですよね。しかしまあ、ミュージシャンがやりたいこととリスナーが聴きたいものは、往々にしてズレてしまうものですね。
マイルスだって結局、リスナーがマイルスに追いつけないまんま、本人が死んじゃったような感じですし。
ホントに魅力的なロッカーなんですよね。しかしまあ、ミュージシャンがやりたいこととリスナーが聴きたいものは、往々にしてズレてしまうものですね。
マイルスだって結局、リスナーがマイルスに追いつけないまんま、本人が死んじゃったような感じですし。
by god-zi-lla
| 2006-02-23 09:00
| 常用レコード絵日記
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Comments(2)