神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

棚板は棚に(バレないうちにそおーっと戻すのよ)

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どうしちゃったのかねえ。こんな季節にこんな長雨ってありましたっけ過去に。

おれは全然わかんないんだけど、雨降ると花粉が飛ばなくてちょっとラクとかあるんですかね。だったら多少のご利益はあるってことだね。洗濯干せなくて困るばっかでもなく。

まあいいんです、そんなこたどーだって。

ぢつはこのときムリやりダブルアーム復活さすのに、トーレンスの下に高さ稼ぎの板っぺらが必要になってさ。なにかないもんかと家捜ししてみれば作りつけの戸棚の棚板が1枚。使わずに取り外してあったので寸法計ってみると、お誂え向きたぁこのことだなってくらい丁度ドンピシャだったもんだから、おーほっほっほ、なーんて喜び勇んで使っちゃったのよ。

もちろん奥さんに無断で。

まあとりあえずそこに1段なくても当面困らないっつうか、収納してある荷物の寸法がそれでよかったから外してあったわけでね。使わないで仕舞っとくよりか使ってお役に立ったほうが棚板の野郎だって、このまんま捨てられたりしたらどうしようなんて、いらない気を揉まなくっていいだろうというようなモンである。

それがあなた。

いることになっちゃったんである。入れとく荷物が変わったから、こんだはおまいさんに出番が回ってきたよって。

つか、おれが自分でこの戸棚の荷物の片付けしてたら、おー、ここんとこに棚板1枚ありゃあバシっと整理がつくじゃんか。あれ? だけど、たしかここに入る棚板もう1枚あったよなあ。どこへ仕舞ったっけかしらん。

こういうのを「耄碌」というんである。

「耄碌爺ィ、いま何時?」
「もう6時」

つまらんこと言ってる場合ではない。

半日くらいウチんなかじゅう探し回ったのに見つかんない。しゃーない、ちょっと休んでレコードでも聴いてやろうじゃんと思ってトーレンスの前に立ってようやく気がついた。あたたたたたたた。そういやあのときトーレンスの下敷きにしたのはおれだった。どうしましょ(どうしましょじゃねーよ)。

んーむ、こりゃあ悪事が露見するまえに隠蔽せねばなるまい。しかしこのまま元に戻したらせっかくのダブルアーム大作戦が頓挫してしまうじゃないの。この期に及んで選択の余地などあるはずもない。代わりの板っきれをなんか買おう。

この際だからハンズにでも行ってベニヤを切ってもらおうかな。んー、それもいいけど、やっぱ一応オーディオ用だし。おれも一応オーディオマニアだし。せっかくだから、なんかここにちょうど良く収まってくれるオーディオボードとかないもんかなあ。それもそんなに高くなくて、外見もフツーっぽいやつ。

まあ、そうは思ったもののホントはそんなに都合良く見つかるとは思ってなかったんだけどね。そしたら、ありやがんの。短辺はほぼ棚板と同寸、長辺は1.5センチほど短く、厚さはもほぼ同じ。アコリバの〈ヒッコリーボード RHB-20〉ってのがドンピシャ寸前ってことがわかった。もう買うしかないね。およそ2万円。まあこの際、高くないということにする。

よーし、これで隠蔽工作はカンペキだ。外した棚板は、そおーっとモトのところに戻しておこう。ねえ、ここの棚板ってどっかに仕舞った。あーそれならここにちゃんとあるよ、ホラね。いつでもすぐに使えるよ。なんちて。



棚板は棚に(バレないうちにそおーっと戻すのよ)_d0027243_16464423.jpg



そしてトーレンスをどけたGTラックの上に置いてみるとこんな感じだ。んー、ダークな色合いで写真じゃちょっとわかりにくいかもしれませんけど、いいではないか。ちゃんとダブルアームの台も奥のほうに置けました。トーレンスを戻すとほとんど見えなくなっちゃうんだけど、いかにもヒッコリーって感じがとってもいいよね。よくわかんないけど。

もとの棚板もそれなりに重たかったけど、これはやっぱりずっしりと重い。やっぱオーディオ用品て感じですかね。もしかしたら音も良くなるかもしれない。いや、それはあまりにメーカーに失礼な物言いというものであるな。きっと良くなったと思いたい。

しかしそれを確かめることが出来ない事情がちょっとあるのであったが、その「事情」についてはまた近々のうちにあらためて。

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by god-zi-lla | 2019-03-07 17:37 | オーディオもねぇ… | Comments(0)