神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

アレのストレスで衝動買いしたわけではない、と思いたい。つか、そういう物欲を刺激するテのブツじゃないし(お題も長いがマクラも長いうえにサゲはない)

アレのストレスで衝動買いしたわけではない、と思いたい。つか、そういう物欲を刺激するテのブツじゃないし(お題も長いがマクラも長いうえにサゲはない)_d0027243_22571464.jpg


なんか最近、めずらしくこのブログ更新が頻繁になってんなー、たいしたネタでもないのに。と訝っておられる方もいらっしゃいましょうが、そうなんです。お察しのとおりこれはストレス解消策のひとつでございます。

どーでもいいような話題をあーでもないこーでもないとこねくり回してれば、その間はアレのことを考えないですむからね。

あ、そうそう。今後このブログでは「アレ」のことを「アレ」の脅威が去るまでのあいだ、直接「アレ」の名前を記さないで「アレ」と表記することにしたんです。もう決めてしまったので「アレ」がなんのことなのか、もう書くわけにはいかない。

でもまあ、イマドキ「アレ」といえばアレのことに決まってるから分かるでしょ(つか、かえって煩わしいか)。

つうわけでトランスが上の写真である。トランスといってもステップアップトランス、電灯線100ボルトを115ボルトに昇圧するトランスです。いわゆるひとつの外国の電化製品を日本で使うためのアレね(『アレ』といってもむろんあっちのほうの『アレ』ではない)。

つまり別段オーディオ専用のキカイつうわけではない。だからこいつにアメリカ製の電気炊飯器なんかを繋いだっていっこうにかまわない。かまわないんだがウチにゃそんなモンないし(どこならあるのかUSAの電気釜)、アメリカの家電品(って呼んでいいのか迷いますけど)ちゃあおれんちではアンプである。

でコイツを秋葉原に買いに行ってもよかったんだけどアレのこともあるしさ(不要ではないが不急ではある)。それにどう考えたって金属のカタマリだから重たいので、ラジオデパートにあるトランス屋さんのネット通販で買って宅配便で届けてもらったんでした。

でもそれがさ。配達に来た宅配便の人は若いニイチャンでなくて、もうちっと年配の、つか、ずっと年配の、ひょっとしたらひょっとして、おれとあんましトシの変わらないふうに見えるおじさんでしかもやや弱っちい雰囲気の、どう見たっておれのほうがいかついガタイのおじさんなんである。

我が身を振り返り、ビミョーな罪悪感を感じる。

このおじさんにこんな重たいもの持たすんだったら、アキバへおれが行ったほうがよかったのではあるまいか。おれってなんか人の道を外したことしてんじゃないのかって。

話は変わりますけど、ちょっと上等なホテルなんかでチェックインするとベルボーイがさっと寄ってきて荷物を持ってくれたりなんかするでしょ。まあ、それはそういうモンだからそれでいい。でもさ、近ごろはそれがベルボーイじゃなくて「ベルガール」だったりすることが結構多い。

あれ困るんだよな。お客さま、お荷物お持ちしますったって、お嬢ちゃん、アタシがアンタに持たすのかい? こっちがもう足元もおぼつかないようなヨボヨボのじいさんならいいけどさ。どう見たって荷物持ってやるのはこっちのほうだって。お嬢ちゃんに荷物持たしたら、ほかの人が見たらまるでおれが虐待してるみたいじゃんか。

これが若いニイチャンだったらひょろひょろだろうが青瓢箪だろうが、腕の太さがおれの半分だろうが、おう頼むぜって遠慮会釈も情け容赦もなくドンと持たせるんだけどさ。

って、そういうのないですか? かりに吉田沙保里や浜口京子のような人なら別だけど、なぜかそのようなベルさんを見たことはない。

いやいやそんなことじゃないんだって。

もう、かれこれ12年近くにもなりますか。marantz 7をステップアップトランスを使わずにずっと使ってきたんだよ。こいつのリアパネルの電源コードの生えてるあたりには117ボルトと印字されています。まあ本来こいつはその電源電圧で使うべきモンであることは承知のうえで、しかしトランスを介さずに使い始めたんであった。

その前にね、そもそも我が家の電灯線にはいったい何ボルトの電気が来てるんだろうかとテスター突っ込んで調べてあった。そしたらいつ計っても105ボルトより下になることがないんだ。だったらまあいいんでないかい? 昔のアメリカの家庭用電源ってのはけっこう大ざっぱで高かったり低かったり、そもそも117ボルトなんて中途半端な数字そのものがアヤシイ。

marantz 7を100ボルトで使うと音がナマるとか優しくなるとかという話はいくつか耳にした。そうなのかもしれない。でもウチは105ボルトだしって開き直ったりなんかして。

それからしばらくしてプレーヤーとかプリアンプとか、システムの上流を屋内配線からアイソレートさせる用にプライトロンのトランスを入れたんだよ。ステップアップするんじゃなく1対1のタップから引き出してコンセントボックスを付けてさ。

で、間違いなく1対1のタップなのにテスターで計ったら107ボルトくらい出るんだよ。でもまあいいや。マランツもここに刺そう。それが11年前のことで、それ以来ときどきテスター突っ込んでみましたけど107ボルトより下だったことはないから、わがmarantz 7はずっと107ボルトで鳴らしてたわけだ。そしてそれに、なーんの不満もないまま幾星霜。

でもさ。そこはそれ。なんとなく長年にわたって「定格」117ボルトで鳴らすとどうなんだろか、とか。やっぱご老体だからちゃんと定格電圧で使ってやったほうがいいでないか、とか、そういうことを折に触れ思わないではなかったんだ。でも、やってみようってとこまで行ったことは一度もない。横着だから。

それがいまさらなんなんだと言われれば、そう「アレ」のせいなんである。言い換えるなら「アレ」のせいで小人が閑居してたら、つい不善を為しちゃったんである、ポチっと。現代の「不善」はまさに一瞬のデキゴトである。

そして届いてみると前述のごとく、宅配便のおじさんに持たすのが悪いと一瞬思うくらの重さがあるし、段ボールから出してみると(あらかじめ寸法を確認してから注文してるのに)思ったよりもデカい。んー。そういえばウチにはもうこんなブツを置く場所なんてないじゃんか。でもね。来ちゃったものはもうしょうがないんだよ。

来ちゃったものは使うしかない。まずはコイツを何か板っぺらに固定してやろう。

こういうものは経験上なるだけ厚みと重さのある材料に固定してやったほうがいいと分かってる。それに、ともかく「台座」に取り付けてやんないと、取り回すときあちこち傷つけたりして危ない。ちなみにプライトロンのトランスは東急ハンズで買ったカリンの端材に2口のコンセントボックスと一緒に固定した。いっときカリンの端材が横浜ハンズの材木コーナーにいっぱい積んであってさ。そのときにけっこう買い漁ったんだよね。

でもさすがに10年以上前のことだから、家じゅう探してもカリンはもう風呂の焚き付けにもならんようなカケラしか残ってなかった。そのかわり21ミリ厚のシナ合板の端材が残ってたから、これから切り出して台座をこさえ木ネジで固定してみたのが写真である。

そしておもむろにコイツを壁のコンセントに繋いでテスターを刺してみたんであった。するとテスターは119ボルトを表示する。ちなみにトランス自体の定格表示では「input 100V / output 115V」となっている。

いや、そもそも壁のコンセントに105ボルト出てるんだから「100→115」のトランスなら117ボルトくらい出るよなーとは思ってたんだけどね。んー、こんだは定格より高めかあ。まあでもアメリカの電源電圧は115ボルトから120ボルトの範囲ってことのようだからオッケーってことで(だから『なか取って』117ボルトなんてハンパな表示になるんだろうな)。

それでも念のため(オッケーとか言いながら内心気になってる)、「April 1959」と末尾にクレジットのあるmarantz 7のインストラクション・マニュアル(ネットで見つけたPDFファイル)を見てみると、

Pulg the power cord into source supply 105 to 125 Volts, 50 to 60 cycles AC only.

なーんだそうだったのか、おれんちじゃ最初っからずっと許容範囲だってことじゃんか。今ごろ気づいてどーすんだ。すいません、英語苦手だもんでちゃんと目を通してませんでした(しかし、これって当時のUSAの家庭用電源事情を反映してるってことですかね。大変だねアメリカの家電メーカーは)。

つうわけで、めでたくmarantz 7は公称115ボルト、実測119ボルトで稼働し始めたのであった。スイッチオンするとパイロットランプが以前より心なしか明るく輝いているような気がするが、多分気のせいだろう。

音のほうはといえば、107ボルトのときより気持ちバリッと張りのある音になって低域の輪郭が少しはっきりしたような気もするが、気のせいかもしれない。いっぺんトランスの有り無しを比較してみればいいんだが、なにしろ横着者だもんでね。一体いつのことやら、ホントにやってみるのやら一向にわからないのであった。

つうわけでマクラばかし長くてすいません。ちなみにトランスはゼネラルトランスのU-1500EDで「オーディオや音響、ギターアンプ向き」と紹介されてます(『オーディオ』と『音響』はどう違うのであろうか)。ゼネラルトランスはアキバの老舗「ノグチトランス」を引き継いだ会社のようだね。








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by god-zi-lla | 2020-03-23 12:48 | オーディオもねぇ… | Comments(0)