神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

11月はカラスの行水(このひと月の立ち回り先)


奥さんの体調のこともあって、ここんとこあまり遠出ができない。仕方ないので近所まわり、せいぜいバスで15分20分くらいの範囲で面白そうなことでもないモンかとキョロキョロしてる今日このごろである。

おれがひとりで新橋方面へ用足しに出かけた帰り、バスで芝大門あたりを通りかかったときフトJR浜松町駅方面に目をやったところ、駅直結の(モノレールの駅も入ってる)貿易センタービルがヘンなことになってるぢゃないか。帰って奥さんにそのことを話すと、そりゃあ急いで見に行かなきゃということになったんである。

11月7日(月)



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正式名称を「世界貿易センタービル」というんである。1970年竣工の地上40階、高さ152メートル、当時は霞が関ビルを抜いて日本一背の高いビルディングだった。それが今じゃコレだ↑ 去年6月閉館して解体工事中なり。調べてみたら来年3月解体完了するらしい。

もう15階くらいまでしかありません。最上階から1層ずつ解体してってるんだろうか。

なんか「一斗缶」みたいな姿なり。

奥さんは子どものころ最上階40階の展望室へ上がったことがあるっていう。40階付近はもう青空だ。

だけどこうやってガキのころ話題になった「超高層ビル」がもう老朽化で解体だもんなー。こちとらだってトシを取るわけだ。




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浜松町駅の海側に回って、新しく出来た空中回廊みたいなところから「すきまタワー」。

東京タワーも近所の神谷町に建設中のビルに抜かれそうだな。

それから「空中回廊みたいの」を竹芝桟橋方向へ歩いてみる。ひょっとしてひょっとすると、このまま東京港・竹芝桟橋まで道路を横断せずに「空中」を歩いて行けちゃうんじゃないの?





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案の定、そのまま首都高の上を跨いでしまう。眼下の首都高はもう少し先が浜崎橋JCT。遠くに見えてるのはレインボーブリッジ。手前右側のこんもりと樹木の生い茂るところは旧芝離宮恩賜庭園。

いやこれは便利になったモンです。竹芝桟橋から船に乗るひとも付近のオフィスに通うひともストレス減ったよねえ。




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そのままずんずん進んで「ゆりかもめ」の竹芝駅。その先にはすぐ港が見えている。





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ここが伊豆諸島とか小笠原行きの船が発着する「竹芝客船ターミナル」。接岸中の船がいないのは残念でした。左奥のほうにはスカイツリー、手前の隅田川にかかる橋は新しく出来た「築地大橋」で、もう1本川上側にかかるのが勝鬨橋。築地大橋の上を通るのは「マッカーサー道路」が晴海まで延びてきたヤツ。本名は知らん。


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その場でぐるっと首を右に回すとレインボーブリッジ。

けっこう歩いたなあ。このあと、竹芝駅から「ゆりかもめ」に乗って新橋に出て、都バスに乗って帰りました。





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11月9日(水)

奥さんが通うクリニックが半蔵門にあるので紀尾井町界隈を散歩する。おー「旧赤プリの旧館」じゃありませんか。いま、なんていうんだっけ。えーと「赤坂プリンス クラシックハウス」だってさ。もともとは旧李王家東京邸。

ここがまだ赤坂プリンスホテルの旧館だったとき(40年近く前のハナシ)、勤め先の同期入社のヤツの結婚披露宴がここであり、その数年後に今度は大学の同級生がここで披露宴をやったので都合2回おれはここでフルコースのディナーを食った。まあそんなプチブルどものケッコン式のことなんかどーだっていいんだけどさ。

だけど、建物はとてもいいよね。



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巨大なトナカイ(FRP製か)はクリスマスのディスプレイなんだろうな。

ところでこの邸宅の周囲はなかなか見応えのあるバラ園になってる。




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向こう側に回り込んでみると鬱蒼とした一角があってこんなせせらぎが流れてる。え? なんでこんなところにこんな「自然」が残ってるんだと訝しんで立て札を見たら〈光の森(ビオトープ公園)〉とあった。あーびっくりした。そうだよな。紀尾井町の台地にこんな自然の小川が流れてるわけないじゃん。



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11月11日(金)

近所の病院で「5回目」

インフルエンザの予防接種も右腕に。




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11月18日(金)

歌舞伎座夜の部。十三代目市川團十郎白猿襲名披露。幸四郎の「矢の根」。口上。團十郎ほかの「助六由縁江戸桜」。

ひさびさの2部制で夜の部。大向こうの掛け声も制限付きながら復活。しょっぱな幸四郎への「高麗屋!」の声に思わずグッときてしまった。歌舞伎はやっぱコレがなきゃイカンよなあ。




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團十郎襲名の「祝い幕」。村上隆の作品。歌舞伎十八番を絵にしたものらしいけど「暫」「勧進帳」「助六」「鳴神」「外郎売」「毛抜」「矢の根」しかわからん。ゾウが出てくるのってなんなんだ。

それにしても最近どこの劇場も開演前に舞台装置なんか写真撮ってると係りの人に「舞台装置は著作物だからダメ」って叱られたりするけど、そんな注意も歌舞伎座だけは全然ないね。





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11月19日(土)

新たな「チャリアート」発見。

このまま成長してくれることを祈る。







気長に見てれば30秒あたりからバチャバチャやるので


11月22日(火)

いやー「カラスの行水」の実演を見られるなんて、こんぴら様のご利益でありましょうか。

虎ノ門、金刀比羅宮境内に設えられた水景。ここでスズメが行水するのは見たことあるんだけどね。







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11月24日(木)

なんだかわかんないでしょうが、解体作業中の古いビル1階には半年前までパン屋「メゾンカイザー」の本店があった。かなりなボロビルで閉館と同時にメゾンカイザー本店は「閉店」してしまい、移転の告知もなく(周辺の店舗紹介のみで)近隣のパン好きを大いに嘆かせていたんであった(多分)。

この界隈にはここんとこ雨後のタケノコのごとくタワマンがにょきにょきと生えてきており、そのどれかの店舗スペースに移転開業してくんないかなーなんて少し思ったんだけど、考えてみりゃあここら辺は繁華街でもなんでもないのにそんな賃料高そうなところに単価の安いパン屋(メゾンカイザーがいくら羽振り良く多少高級とはいえ)が入って商売になるわけないよな。

そういやこの界隈の今風の繁盛店(バスクチーズケーキ屋とかベーグル屋とか)はみんな築50年級のボロビルあるいは小さなマンションの1階とか木造の仕舞屋で商売をしてるのだった。今はなきメゾンカイザーの高輪本店も例に漏れず。




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すると突然、旧本店所在地のハス向かいあたりに建った小さな店舗付きマンションにメゾンカイザーの看板が! おおー、ここに帰ってきたんかー。うれしいぞ。でもやっぱり賃料高くなさそうな個人大家さんの小さなビルだったな。

ちなみにこの場所にもともとあった古いビルの1階には若いひとの切り盛りする居酒屋が入ってて、これも繁盛店だったが泉岳寺方面に移転。

大手の建てた賃料高そうな大きなビルには結局資本規模の大きなチェーンみたいなところしか入れないんだろうな。





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11月27日(日)

銀杏の黄葉を見ようとバスで霞が関。外務省前の坂道。

1本2本黄色くなった樹もあるけど、もうちょっとだったな。





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11月29日(火)

ガンジーのことば。
魚籃坂の名前の由来の魚籃寺門前掲示板。

自衛権としての「敵基地攻撃能力」って、コッチにそれがオッケーならアッチもそれがオッケーってことよね。なにを「存立危機事態」と考えるかはあくまでコッチの主観で、同じことはアッチにも言えるってことよね。

少なくとも、そういうのを「英知」とは絶対言わない。
それだけは間違いない。










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by god-zi-lla | 2022-12-01 00:35 | 日日是好日? | Comments(0)