神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

5月のいろいろ その2 芝公園でアオサギに出くわすの段





いやー台風一過みたいな午後だったな。

5月1日、奥さんと東プリの骨董市に行ったついでに芝公園を散歩したんでした。まあ、ついでもなにも東プリってホテルは芝公園の一角にあるんだから骨董市冷やかしに芝公園へ行ったと言ったってモンダイないくらいなもんである。

芝公園に『もみじ谷』つう人工の渓谷みたいのが作られたエリアがあるんだよ。そのすぐ脇の歩道を歩いてたら奥さんが突然、「いまなんか大きな鳥みたいのが飛んできた!」って叫んだ。え、鳥? カラスじゃないの? ちがう、カラスじゃなくてもっと白っぽい鳥だった、というのでキョロキョロしたら目の前の『もみじ谷』の小さな池にアオサギがいるぢゃありませんか。

んー。なんか狙ってるなー。でもこんな水たまりみたいな池に「獲物」なんているのか?

いやマジ、距離にしたらアオサギまで5メートルとかそんくらいなり。こっちはあたふたとスマホ取り出して撮影に取りかかるが、あっちはこっちのことなんかまるで無視して「何か」を凝視しているのだった。

ところでアオサギは芝公園の近所を流れる古川(あるいはその上流の渋谷川)ではときどき見かける鳥で、そう珍しいってわけでもない。でも鳥からすればひとっ飛びかもしれないが、まさか芝公園のしかもこんな至近距離でアオサギに出っくわすとは思いませんでした。いやーびっくり。

ちなみに、アオサギって〈ペリカン目〉に属する鳥だって知ってました? おれはいまさっきウィキペディア見るまで知りませんでした。

ちなみにちなみに、野生のペリカンを20年以上前にオーストラリア、ケアンズの海岸で見ました。それもアオサギと同じくらいの至近距離。でもね。ペリカンはデカい。アオサギなんてメじゃない。おれと同じくらいの背丈だったもん。さすがにちょい恐い。だけどヤツもこっちのことなんか無視してたな。




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骨董市の会場になってる東プリのティールームでちょっと休憩。

奥さんは『昭和レトロなんちゃらフェアー』とかってメニューのなかからプリンを注文。たしかにプリンのてっぺんに鎮座ましますシロップ漬けのまっ赤っかなチェリーは〈昭和〉かもしれんなー。

でも肝心の骨董市でおれはなんにも買わず。なにしろここの骨董市はお高いものばかりで、あたしらのようなシモジモはほとんど相手にされてないのね。

奥さんはこの〈昭和プリン〉に添えられたスプーンの3分の1くらいの長さのちっちゃなシュガースプーン1客を、毎年店を出してるすげーアヤシイ西アジア系のおじさん(店の前でうっかり立ち止まると、『お安くしますよー』とひつこい)から購入。

だけど8千円の売値を2千円に値切って買ったみたい。

それって最初の値付けがどんだけ法外なわけ?






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by god-zi-lla | 2023-06-03 22:42 | 日日是好日? | Comments(0)