Yukiko Hayashi / timbre
2007年 05月 25日
って、たんなるグチなんですけどさ。すいませんね読ませちゃって。
そんなときは昼メシ時間を削ってでもCD屋に走り、なんかかんか買い物してきてわずかでもストレス解消。しかしまたそれを聴く時間がなくてストレス溜まったりして、いったいなんなんでしょうねこの日常てえものは。
って、またグチ。これもストレス解消策のひとつだもんで。ご寛恕くだされご同輩。
そうやって買ってきたうちの1枚がこれですけどね。
ぜんぜん知らない人なんだけど、この方のインタビューがミュージックマガジンに載ってて、カサンドラ・ウイルソンとニーナ・シモンとエリス・レジーナがアイドルだってんだもんな。エリス・レジーナはともかくとしてカサンドラ・ウイルソンとニーナ・シモンはおれの大好きな人たちだもんだから、これは聴き逃せませんてば。声質がカサンドラに似ているとも書いてあるし。
聴いてみるとたしかに声はカサンドラ・ウイルソンから50%ほど野太さを減らしたようなアルトのいい感じな声やね。それに歌ってる曲にジャズ系の歌がぜんぜんないのも、あたくし的には非常に好印象ですな。
それとバックがこれまたアコースティックだけども「所謂ジャズ」じゃない。ブランドン・ロスなんていうきょうびごく限られた人々のあいだでもてはやされてるミュージシャンが参加してアレンジも提供してたりするところが、スイングジャーナル的じゃなくてミュージックマガジン的だったりもするかもな。
そのブランドン・ロスがビートルズの「Blackbird」をアレンジしてて、これがなんか非常にシュールな音になってていい感じ。気持ちよくないとこが快感みたいなビミョーなアレンジっすね。
ただね、この林夕起子嬢。日本語の歌詞の歌も入れたらよかったんじゃないの、と一瞬思ったりもするんだよな。これはもしかしたらおれの思い込みかもしんないけど、英語の発音にちょっと自信なさげなところがあって、それでちょっとアイマイに発音して歌ってる部分があるようにきこえるときがあんのね。
そのへんは是非、どーせネイティヴと同じ発音にゃなんないんだから、吉田美奈子的大胆さでもって「自分の発音」で堂々歌ってもらいつつ、日本語歌詞の歌もこんなバックとアレンジで聴けたらきっと楽しいんじゃないかね、なあんて思ったりもしたね。
あ、そうそう、そういえばあのベイ・シュー嬢もこんなバックとアレンジで歌ったらきっといいんじゃないかな、なんてことも思ったんでした。
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林夕起子 / timbre
(ewe records EWCD 0129 CD )
by god-zi-lla
| 2007-05-25 13:16
| 常用レコード絵日記
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