神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

ちょっと落ち着いたんで久しぶりに普通の「レコード絵日記」をば(Chrisette Michelle / I AM)

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晩秋っつうのかもう初冬なのか、いきなり寒くなっちゃったねえ。

きょうは少しペースを取り戻してきたんで、ようやっとCDを何枚か聴けたよ。クリセット・ミッチェルの「I am」(写真)、スザンヌ・ヴェガの「BEAUTY & Crime」、御喜美江の「グリーク/叙情小曲集」、ナクソスの古楽シリーズの「カルミナ・ブラーナ」(オルフじゃないよ)。なんとなくこうリハビリ系ではあるよな。未聴のレコードやCDがあるんだけども、こういうときはある程度聴きなじんだ音楽聴かなきゃいかんぜよ。

クリセット・ミッチェルのCDはステレオサウンド誌だかどこだか忘れたけど、和田博巳さんが紹介してたアメリカの若い女の子のヴォーカル。声がちょっとエラ・フィッツジェラルド似なとこがあって、ちょっといい感じでここんとこ繰り返し聴いてるCD。もちろんピアノ・トリオをバックになんてノンセンスなことはやってなくていまどきのR&Bっぽい音ですけどね。

アメリカの黒人系の女性歌手の声ってサラ・ヴォーンやらニーナ・シモンやらからカサンドラ・ウイルソンまで野太いハスキー系が主流ってか多いなかで、エラ・フィッツジェラルドの声は可憐な感じの声で明らかに違う系列でしょ。そのうえテクニックがめちゃくちゃあるもんだから、おれにはちょっとサイボーグっぽい感じまでするし。

そのエラの声に少しだけ似てるとこがあって、一聴おれは非常に気に入りました。いわゆる「ジャズ」歌ってないとこがまたいいしさ。ウマいけどエラほどバリバリにテクニックがあるという感じじゃないからガール・ポップっぽくてかわいいしさ。

こーゆーCDをキチッと紹介してくれるので和田さんのレヴューは見逃せないんですよ。せせこましいジャンル分けの中から選んだりしてないしね。

それにしても御喜美江さんのこのBISのCDの音のライヴネスはすごいな。さすがBISというべきなんでしょうかね。目を閉じてうとうとしながら聴いてると、一瞬自分がどこにいるかわかんなくなることがあるもん。演奏もすごいけどさ。

Commented by pippinechoes at 2007-11-25 20:13 x
スザンヌベガの「ルカ」を聴きながら、RockDayの選曲をしていました。よっぽど「ルカ」を口直しにかけようかな?と思いましたが、リビータイタスにしました。この写真のジャケット、いいですね。思わずジャケ買いしそうになります。
Commented by god-zi-lla at 2007-11-25 22:42
ほかにジャケット裏、ブックレットの中にも彼女の写真があるんですけど、全部違う顔なんですよ。全部別人に見えます。共通してるのは若い黒人の女のコっていう部分だけ、みたいな。

それにしてもRock Days行きたかったなあ。DJお疲れさまでした。
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by god-zi-lla | 2007-11-23 23:24 | 常用レコード絵日記 | Comments(2)