牛バラかけごはん
2008年 06月 27日
こいつはその前日、アヤシイ料理教室へ出かけるために作り置いてウチを出た「牛バラかけごはん」す。いやもちろんこの状態で作り置いたんじゃなくて「あっためてからゴハンのうえにかけてね」という半完成品ですけどね。それが少し残ってたもんだから水曜日の昼に食いました。
じゃなくて最初っから少し残るくらいの量作ったんですホントはね。翌昼食うためにね。
晩メシに用意したときはホウレン草を茹でといてそれをゴハンの上に乗っけてさらに肉を乗せるようにしといたんだけど、ホウレン草はもうなかったもんだから冷蔵庫の野菜室にあったサラダ菜をちぎった上に肉乗せてみましたもんね。配色としちゃ茹でたホウレン草よかサラダ菜のほうがいい感じではありますね。
この「牛バラかけごはん」つうような名前のひと皿ってのはまあ日本全国あちこちの中華屋さんで出しておるわけですけど、味のほうはあれですね。千差万別玉石混淆いろいろでございますね。これは困ったなあーってな味のやつも当然たくさんあるしね。おれのコレはどんな味かと申しますと、手っ取り早いのは有楽町の「慶楽」っつう広東料理屋さんで昼どき「牛バラかけごはん」と叫んでいただきますとわかります。
慶楽の牛バラかけごはん初めて食ってから約30年。マネして作るようになってから多分15年、いや20年たつかな。さいきんは時に本家よりウマいんじゃないかと思うときもありましたけど、引っ越しやなんやかんやでブランクがあったせいか今回は到底本家には勝てない出来だったんで残念。
やっぱ料理は作りなじんでないと、どうもいけませんね。
ちなみにこの料理を作るための一番重要なポイントといいますと、これはもう家族4人ハラいっぱい食っても大丈夫なお値段の牛バラ肉のカタマリをゲットしてくることに尽きるね。わしらのよーな庶民にはそれが一番大事のことあるよ。
今回はそこいらへんのスーパーで売ってる「ブタ切り落とし」と同じくらいの値段のオージービーフ。国産の高級霜降り肉使うなんてイヤミなことしちゃダメよ。そーゆーのは煮込むと溶けてなくなっちゃうからね。適材適所っていうでしょ。
冷凍庫で5年も秘蔵してたよーな「熟成肉」もやめとこうね。
それにしてもまあ次々とスゴいもんですね。中国産ウナギ2,000,000匹偽装ってのもスゴかったけどね。
「食の安全」とかそういうことの前に、人間ウソついちゃいかんてば。
他人様ダマくらかしてゼニ儲けようっつうその根性が、肉より先に腐ってるって。
by god-zi-lla
| 2008-06-27 15:11
| 食いモンは恥ずかしいぞ
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