神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

1日遅れだけど当家定番クリスマスCD(アンサンブル・エクレジア / イギリスの古いキャロル)&赤カブ

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しかしまったくブッシュ・ド・ノエル製造で精も根も尽き果てたな。
もう二度と作らないぞと思ったんだけど家族に「おいしかったからまた作ってね」と言われてそりゃうれしいんだけどさ。うーむ。とりあえず来年のクリスマス直前まで1年間考えさしてくださいまし。

しかしアヤシイ料理教室でも話題になりましたが、あのブッシュ・ド・ノエル。ホールで売るんだったら1本5000円じゃぜってー商売になんない気がするよな。あの材料にあの労力と費やす時間だもんな。

クリスマスはきのうだったけど、なんか近頃の世の中ってば完全に前夜が本番になってますな。なにが本番なんだかあたしゃ知りませんが。まさか前夜は浮かれまくって食っちゃ飲みナニもしアレもしたあげくの果てに、翌日の降誕祭は敬虔な祈りを捧げて静かに過ごしてるわけでしょうかね全国の善男善女は。

えらいもんだねえ。

まあしかし、たまにゃこういう音楽でも聴いてココロ穏やかに日頃隠蔽工作や偽装工作やさまざまな不行跡、不道徳な行いなどで荒みきったあなたの1年を振り返って反省、悔恨するのもよいのではないかと本日ご紹介するのはこのCD!。

なんちて。わはははは。

もう7、8年かもっと前に奥さんが見つけてきて以来この季節になると愛聴してる1枚なんだけども、検索してみるといまでも廃盤にならず立派に流通してるのが確認できたもんだから書いてもいいかなと思ったんだよな。

いやほんと心洗われる音楽です。洗われるし楽しい。

もうタイトルのまんまな内容で波多野睦美さんの歌はもちろんいいに決まってるんだけど素朴でシンプルな古楽アンサンブルがたまんないね。世俗音楽だから教会ふうにやたら過剰な残響なんてないし、とにかくハッタリめいたところのない古いイギリスの音楽がほのぼのと過ごす冬の1日にはぴったしでございますよあなた。

まあこんな口調で勧められてもなあって感じでしょうけど、嘘じゃありません。
クリスマスじゃなくても聴いてぜんぜん平気だし。

ところで赤カブ甘酢漬けですけどね。
甘酢漬けの作り方の紙は山形県庄内だがわ農協さん出荷の赤カブに入ってたのでした。
いやまったく素晴らしい贈り物ですよこれは。庄内たがわ農協さん、ありがとうございました。

つうことで無断転載ですが、以下をお読みのみなさまにおかれましては是非庄内たがわ農協さんの赤カブその他の農産物をご愛顧くださいますようお願い申し上げるつうことで、この素晴らしいレシピを一言半句いじらずに転記します。


山形県・庄内産 赤かぶ
山形県 庄内たがわ農協

 月山の麓、高冷地で太陽の恵みをいっぱい受けて作られた赤かぶです。
 一つの畑で何年も続けて作れない貴重な野菜です。果肉のしまったサクッとした歯ざわりが特徴です。

赤かぶ甘酢漬かんたんレシピ

●材料
赤かぶ600g
酢90cc
砂糖40g
塩25g
(調味料はお好みで調整してください)
梅酒55cc
※梅酒がないときは省いてもOK!

●作り方
1)かぶは洗ってそのままか、大きければカットします。
2)ボールに酢と砂糖、塩、梅酒をいれかきまぜ、かぶを入れてまぶして別のおけに漬ける。(薄手のビニール袋でも代用出来ます。)
3)全部おけに移したら、ボールの残り汁をかぶの上からかける。
4)重石は材料の2倍の重さにする。
5)漬け込んだ次の日、材料のかぶを上下に返す。
6)漬け込んで3日位すると食べられます。


まったくこのまんま作ってみました。梅酒もあったし。赤カブもきっかり600グラムだったし(このへんエライ)。

ただ「桶」と「重石」はないので東急ハンズで買った「漬けよか菜(な)」っつう恥ずかしくなるよーなネーミングのプレス機能付きの浅漬け用プラスチック容器で漬けたのと、こいつに納めるために赤カブは1/4に割りました。

いやほんとおいしい。
でも連作のききにくい難しい野菜なんだね。この紙読むまで知りませんでした。
それを知ってなおさら大事に大事に食ってます。

しかしこの紙きれ。たぶん農協のPCのwordかなんかで作ってそのまんまモノクロレーザープリンタで出力したB5のコピー用紙を袋詰めのときに封入しただけだと思うんだけど、その1枚があるかないかでおれは買い求め、にしだやさんは手を引っ込めた。

知らない野菜や食材ってけっこうスーパーの店頭に並んでて、おれら消費者は興味津々だったりするんだけどさ。闇雲に買って帰ってからネットで使い方検索するってのもリスク大きいから通常そうそう手は出ないよな。

そういう意味じゃこの庄内たがわ農協さん制作のこの紙きれはヒットですよ。
できれば次回作り方紙きれ入り「アケビ」なんてのをお願いできればと思います。

すいません。紙きれ紙きれって。でもパンフレットとかいう感じじゃないし。
これはやっぱ紙きれでしょ。

新聞の切り抜きやなんかと一緒にノートに貼り込んであります。

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アンサンブル・エクレジア / イギリスの古いキャロル
(女子パウロ会 FPD015 CD)
アンサンブル・エクレジア
つのだたかし(リュート、編曲)、波多野睦美(vo)、田崎瑞博(フィドル、ヴィオラ・ダ・ガンバ)、山岡重治(リコーダー)、近藤郁夫(perc.、ダルシマー)、川西龍二(ポジティヴ・オルガン)、石森愛彦(ロングネックリュート)、デイヴィッド・ハッチャー(バグパイプ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
*内容にふさわしいパッケージのアートワークもなかなかいいよ。
*amazon.co.jpでも女子パウロ会のサイトでも買えます。

Commented by にしだや at 2008-12-26 16:19 x
god-zi-laさん、そして山形県庄内だがわ農協さん、ありがとうございます!
次見つけたら安心して購入できます。

あと、紙切れのヒットレシピ、近々こちらも発表させていただきます。
まあ、通販なので、購買動機とはちょっと違うのですが。
Commented by god-zi-lla at 2008-12-27 08:26
にしだやさん。ウチの近所ではあれっきり赤カブをみかけません。
あまり県外には出ないものなのかもしれませんが、わずかでも安定供給してくれるとうれしいんだけどなあ。

> あと、紙切れのヒットレシピ、近々こちらも発表させていただきます。

けっこうヘンなところにすごく役立つ情報があったりするんですよね。発表、楽しみにしております。
Commented by ピピエコ at 2008-12-28 08:25 x
庄内に行くと必ずっていうほど出てくる「赤かぶ」。山形でも内陸地方の自分には異次元の漬物でした・・・・・。そんなに美味しいですか?あちゃちゃ・・・・。庄内に2年間住んでいましたが、理解できないのが「赤かぶ」だったかも。ゴジラ殿みたいに、好きな人がいるんですね、やっぱり。
Commented by god-zi-lla at 2008-12-28 18:08
山形県どこでも赤カブ食べるわけじゃないんですね。知りませんでした。
やっぱりどこの地方でも県境じゃなくて「国境」が生活習慣を隔ててるんですよねえ。

でも赤カブ漬け、うまいっすよ。
Commented by にしだや at 2008-12-28 20:55 x
茨城産、本日確保致しました。
紙きれ付いてない代わり、1kgほどの大玉で200円以下(笑)。
成果は……年明けですね(笑)。
Commented by god-zi-lla at 2008-12-29 06:56
にしだやさん。
おー山形県産以外もあるんですね。
そろそろ食べ切ってしまうので、近所のスーパーとか八百屋で探してみます。
Commented by にしだや at 2008-12-30 02:51 x
どうも。紙切れレシピやっと載せました。簡単すぎて申し訳ない限りですが。

うちの赤カブ漬け、順調に育ってます(笑)。
でかすぎなので色がイマイチきれいに染まらないような気もしてきましたが。

ちなみに今日(29日)、池袋東武のプラザ館B2青果コーナーで、青森産売ってました。
日本酒探しに行くついでがあったら、ぜひ(笑)。

しかし、NHKのドキュメンタリー見てしまったので、山形産、かつ山の斜面で採れたもの、を食べてみたいです。
Commented by god-zi-lla at 2008-12-30 12:33
ほおー「おひたし豆」、時間かかるけど簡単そうですね。
味は「枝豆」ってとこもいいっすね。

> 池袋東武のプラザ館B2青果コーナーで、青森産売ってました。

おっと、これは耳よりな情報(って、酒買いに行く口実にしたりして)。
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by god-zi-lla | 2008-12-26 11:13 | 常用レコード絵日記 | Comments(8)