神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

にんじん天丼?

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きのう文京区湯島Studio K's「音と戯れる会」の月に一度の例会が夜の10時くらいに終わり、出てきた男たちはマーマレード、蕎麦、シフォンケーキ、塩など大量の食糧を、古びたレコード、箱詰め乾電池、DACなどとともに担いでいたのであった。

いったいぜんたいなんなんすかね。
まーしかし音楽と食いモン好きに悪人がいる比率は、人類全体に占める悪人の比率となんら変わらないって昔っからいわれてますからね。
あれ?

うちはあんまり裕福じゃなかったっつうか、まあ普通か普通より少し貧乏なくらいだったんだと思うんだけど、中学生のころ学校持ってく弁当のオカズなんてもんは大概が残りモノだったもんな。肉じゃがのジャガイモとタマネギと、肉といえばいえないこともない破片とか。おでんのコンニャクとか。ヒジキとか切り干し大根とか。

塩鮭が毎日弁当に入ってたやつがいてさ。おまえいいよなー毎日塩鮭入ってて、って言ったら、なにがいいんだよー馬鹿野郎。毎日塩鮭だけでほかになんにも入ってねーだろーが見りゃわかんだろー。ぜんぜんよくねーよ。

まあたしかに一理ある。
おれはまあ残りモノではあるけど2種類くらいは入ってた。
切り干し大根とお多福豆とか。

甘い煮豆オカズにご飯たくさん食うのはちょっとした技術です。

前の晩、野菜の天ぷらがオカズに出てくるとうれしかったね。もう翌日の弁当のオカズは野菜天の残りを砂糖と醤油で甘っ辛く煮たもんで決まりだったからさ。中身はそのときによってナスだったりレンコンだったりタマネギだったりサツマイモだったりカボチャだったりしたけどね。いやーもう野菜はなんだってオッケーす。サツマイモだけ3個とかでも文句いいません。

あの煮汁で溶けかかったコロモがご飯に合うんだよなー。

でね。最高はやっぱしニンジンでしたね。このカキアゲ状に揚げたやつ。コロモ多いしさ。もういくらでもご飯いけますもんね。弁当箱開けた瞬間のあのめくるめくような幸福感たらありません。

子どものころとか若いころに好物だったモンのなかには、なんであんなもんウマいと思って食ってたんだろってのもないわけじゃないけど、これはあなたもう別格官弊大社でございますもんね。

だから今でも前夜のニンジン天が残ると、ホントうれしいよ。
つぎの日のお昼はこうやってニンジン天丼で至福のひととき。
Commented by ノイ at 2009-06-21 20:52 x
冒頭のシュールな描写はこの世のものとは思えませんねぇ
健常者の理解を超えた情景とでもいいますか、
もはやセシウムやプルトニウムを担いで出てきたとしても驚かない気がいたします。

そのせいで感涙ものの本文がさっぱり身に染みないのが誠に残念でございます。
Commented by god-zi-lla at 2009-06-22 05:21
ははは。でもシュールなことが現実だったんだから仕方ありません。
そのうち「朝市」とかも始まっちゃうんじゃないでしょーか。
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by god-zi-lla | 2009-06-21 19:47 | 食いモンは恥ずかしいぞ | Comments(2)