神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

カテゴリ:日日是好日?( 222 )

ナゾの〈転送〉

ナゾの〈転送〉_d0027243_20171469.jpg



なんかすごい。
徳島と東京を、ほとんど瞬間移動してる。




by god-zi-lla | 2020-01-12 22:29 | 日日是好日? | Comments(3)
「砥石の台」つうのを使ってみる_d0027243_18130960.jpg




以前はとくにこんな道具が必要ということはなかったんだが、あるときから包丁を研ぐとき包丁といっしょに砥石が動いて困るようになった。

そもそも砥石の下に雑巾を1枚敷いてその上に砥石を置いて研いでれば、それはそれで(微動だにしないというほどではないにせよ)別に問題なかったんだよ。

考えてみれば以前ずっと使ってた砥石はどれも大きくて重たかった。そういう、大きくて重たい砥石をふたつ使い潰したあと、違う砥石を使ってみようと思い立ってかなり薄くて小型のセラミック砥石を使い始めたんだけど、コイツには砥石の底四辺を包むような形のゴム製の台が付いてた。

これが滑るんだ。台所のステンレスプレートの上に、以前と同じように雑巾を置いた上にゴム製の台付き砥石を置いて使い始めると最初のうちは大丈夫なんだが、雑巾と台が濡れてくるにしたがって滑るようになる。

こりゃいけませんと、雑巾どけて試しに台所のステンレスのトッププレートへ直にゴム台付き砥石を置いて使ってみた。だけどこれも最初はいいんだけど、濡れてくると似たようなもんだった。

砥石が動かないように気遣いながら研ぐんだから、そんなの良いわけないよな。包丁を研いでんだか、包丁で砥石を押さえてんだかわかんない瞬間があったりする。

砥石を安定させる台のたぐいが何種類も売られてるのは前から知ってました。ここんとこAmazonでそいつらを見比べてたんだが、どれも似たような姿カタチで、こんなモンがホントに有効なのかちょっと疑問だった。でも仕方ないよな。実際困ってるわけだしさ。

あーでもないこーでもないと悩むこと半年(とにかくこういうことにウダウダしてんだよおれは)、今年に入って三が日が過ぎてからAmazonで注文したのが届いて早速試してみた。写真に写ってる黄色いのは砥石だ。これは最近使ってるシャプトンて会社の〈刃の黒幕〉つうなんだか剣呑な名前の砥石で、こいつをその「台」にセットしたとこである。

上に乗ってるのは100均で買った包丁だけど、試しに研いでみたのはこれじゃなくて木屋製の硬いステンレスの、ウチの包丁の中では一番重たい包丁を研いでみた。

重たくて硬い包丁は研ぎにくい。当然それなりにチカラも入れなきゃならない。だからそれで滑らなきゃ、あとはどんな包丁だって大丈夫だろうと踏んだわけだ。



「砥石の台」つうのを使ってみる_d0027243_10454779.jpg



ようするに砥石を太いステンレスの心棒が通ったクランプで挟み、ケツのほうからナットで締め上げる。そのクランプに滑り止めのゴムのブロックが付いてるわけだな。

どうもこの重さがキモな気がする。滑り止めのゴムといったって特別な素材のようにも見えないし、接地面になにか工夫があるという感じでもない。どっかに「魔法」がかかってるようにも見えない。しかし重量は719グラムある。

たしかに重たい砥石を使ってたときは滑らず、軽い砥石に替えたらゴムの滑り止めが付いてるにもかかわらず滑る。いま使ってる〈刃の黒幕〉にもケース兼用のゴム足付きの台が付いてるがこれも滑る。ようするに軽すぎたんだろう。

ついでに計ってみると〈刃の黒幕〉は571グラム。足したら1290グラムだ。現役引退した古い砥石(まだ使い道はあるのでとってある)は、たぶん新品のときの半分くらいにチビてると思うが、それでも924グラムもある。新品のとき〈刃の黒幕〉とこの砥石台を足したよりも重たかったのは間違いない。やっぱりなあ。

で、とりあえず使ってみたところ、重くて硬い木屋の包丁を研いでも動かない。これは伊藤製作所のGS-Sつう型番のものだが、Amazonで見ると似たような製品は山ほどある。もっといいのもあるかもしれないけど、これくらい安定してればおれ的には十分だ。あとは包丁を何本も続けて研いだときにこの状態を保てるのか、ゴムの台が(なにしろ水びたしで使うんだから)すぐに劣化したりしないものか。そのへんはしばらく使い続けないとわからない。

とりあえず年の初めに悩みがひとつ消えそうなのがメデタイことではあります。









by god-zi-lla | 2020-01-09 10:48 | 日日是好日? | Comments(0)

2020年1月1日

2020年1月1日_d0027243_07464032.jpg



どちらさまも
今年1年といわず
いつまでもつつがなく
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by god-zi-lla | 2020-01-01 07:48 | 日日是好日? | Comments(0)
オマケ写真 大晦日の東京_d0027243_09193444.jpg


2019年12月31日20時49分58秒
シャンテと東京ミッドタウン日比谷の間の舗道





オマケ写真 大晦日の東京_d0027243_08024785.jpg

2019年12月31日22時02分35秒
5日間限定、溜池山王止まりの銀座線



二つの写真の間の時間は銀座5丁目地下の銀座ライオン。2割ほどの入りのお客さんのほとんどはチャイナ系と思しき外国人。ニホンゴで「すみませーん」と店員を呼んだら、ほかのお客に振り返られたのがなんかすごい。「お。日本人じゃん」みたいな。

こうして「国際観光都市トーキョー(いやドンジンか)」の2019年は暮れていったのであった。

by god-zi-lla | 2019-12-31 23:59 | 日日是好日? | Comments(0)

一生に一度のモンが終わっちゃったねえ_d0027243_14124881.jpg




いやー終わっちゃったなあワールドカップ。一生に一度じゃなく、もっぺん見たいよなあ日本で。でも、次やったとしてもその時おれはもうこの世にいないか、でなかったらすげージジイになってるよなあ。

と、同じことをフランスvsアルゼンチンの味スタのバックスタンド上のほうで息子に言ったら、もしそのときお父さんまだ生きてたらボクが車椅子押してここまで連れて来てやるよと言うんだ。

息子の優しさにウルウル涙がちょちょぎれる、というよりは、なんかずいぶんなジジイ扱いじゃんよ。おらぁそんなヨボヨボになってんのかよ。車椅子かよと、むしろ一瞬ムカっときたりなんかしてね。

でもそれをぐっと押し殺して、おーありがとう。そんときゃよろしく頼むよ。ほいでもって、出来たら冥土のミヤゲにメインスタンドのいい席のキップを取っとくれ。ジャパンのレプリカジャージも一緒にな。それからジジイになってもハイネケンは飲みたいもんぢゃな。

なんちて。

だけどあれですね。次があるかどうかは別として、ジャパンが今回よりも上のレヴェルに行くにはマジで別の努力が、しかも広範囲に必要だろうな。準々決勝見てて思ったが、このハードルは相当高いぞ。

ジャパンの選手も口々に言ってたけど、ワールドカップをきっかけに子どもたちがもっとラグビーをやるようになることが、まずもって必要条件なわけだ。競技人口が増えて裾野が広がって初めて、当然のことながら頂上をさらに高く出来る「可能性」が見えてくる。

だけど、子どもたちにもっとラグビーやってほしいって言うだけだったら、そりゃあもう日本政府の「少子化対策」と大同小異ってもんではあるまいか。

でね。何よりも最初にやんなきゃなんない「土台作り」のそのまた土台作りは、日本じゅうの小中高校の校庭に芝生を植えることだと、おれは思うんだよ。

ラグビーってのは芝生の上でやるスポーツで、地ベタでやるもんじゃありません。

むかし(つか今でもサッカー含め日本的には「フツー」の土のグランドでやってる人たちはそうでしょうが)練習や試合が終わると膝小僧だのヒジだのオデコだのに「ハンバーグ」つうもんがひんぱんに発生したんである。地域によってちがう名前がついてる場合もあったでしょうが、ようするにヒドい擦過傷のとこに出来るデカいカサブタがハンバーグのように見えるわけだ。カタチも色も。しかもスリキズが出来たときすぐに洗ったりしないもんだから血の中に泥だの砂だのが混じったまま凝固してカサブタになってんの。

そういうの当たり前なわけだ。当然痛い。風呂なんかおっかなびっくり入ったもんである。しかも次の日の練習でその出来立てのカサブタんとこをまたガガーっとやっちゃったりする。なにしろちゃんと治ってないんだから悲惨なもんだ。化膿しやすい体質のヤツなんか目も当てられないことになって可哀想だった(想像するだけでも、ひいぃー、って感じするだろ)。

ワールドカップなんか見てても近ごろはストッキングを足首まで下げてスネを露出さすのが当たり前だし、ジャージは半袖が標準になってますすけど(長袖ジャージなんて売ってないんじゃないかねイマドキ)、昔おれたちが地ベタのグランドだけでラグビーしてるころ、ストッキング下げてるのは「身だしなみ」というより自分の身を守るという意味で少しヤバいことだった。

しかしハンバーグもヒリヒリと痛いが、地ベタに衝突するのはもっと痛い。タックルしたりされたりして対人衝突の衝撃だけでもじゅうぶん痛いとこへ持ってきて「対地衝撃」はもっと痛い。地ベタったってよく耕した畑や花壇みたいなグランドなんてほぼありえないからさ。ばやいによっちゃ脳震盪とか起こしたりする。そういう衝撃はヘッドキャップじゃ防げない。

だからね。ラグビーってのは本来芝生の上でもっぱらやるスポーツなのよ。

ほら。ニンゲン、目の前に芝生の広っぱがあればどんな人でもそこにゴロっと寝転んでみたくなるもんでしょ。誰しもゴロってしてみたくなるところでラグビーを始めれば、ゴロって転がることに抵抗が減ります。もうウンと減る。小さい子なんか自分から進んで転がっちゃいそうなくらいだ。

タックルに行っても対人衝撃に耐えられる勇気と体力がとりあえずあればいいってことになる。地面に激突する恐怖はあまりない。もちろん「ハンバーグ」だって生産量ガタ減りします。

仮にですね。自分はラグビーやったことないのに子どもにラグビーやらしてみようかなと思う奇特な親御さんがいたとしてもさ、たまたま見学に行った近所のラグビースクールのグランドが「土」だったら絶対躊躇すると思うよ。いや、躊躇するだけならいいけど、半分以上の親はそのまま子ども連れて帰るんじゃあるまいかね。じゃなかったら子どものほうが、えー、こんなとこでやるのヤダーって言いそうじゃん。

なにしろテレビで見たワールドカップのピッチはどこもみんなキレイな芝生だもん。それが行ってみたら地ベタ。冬の乾燥した日なんかに風が吹くと土埃が盛大に舞ったりする。ゲホゲホゲホ。そんなところでラグビーやらそうと思わないほうが真っ当な親心というモンである。

地ベタでラグビーやると、雨が降ろうが降るまいがジャージは泥だらけだからね。洗濯はタイヘンだよ。だけど芝生だったらそれほどのことはありません。練習や試合終わったあとジャージ着たまま電車にだって乗れるかもしれない。

雨なんか降ったらもう地ベタのラグビー選手は泥人形と化す。イングランドの白いジャージもオールブラックスも区別なんかつかないね。銭湯なんか行こうもんなら、キチャナイから脱衣場へ入れてもらえず焚き口のほうへ回われって言われるからね(実話です)。

アタクシ、高校生のころ「雨中泥濘戦」のあとぐちゃぐちゃのジャージをろくにすすぎもせずに自分ちの洗濯機にブチ込んで回したところ、洗濯機がガガガガガと異音を立てて見事に壊れ母親に大目玉を食らったことがあります(ほんとバカな高校生であった)。

だから芝生のグランドは必須です。これなくして競技人口の真の拡大はありえない。

ラグビーってな老若男女初心者からプロまで、どんなレベルであっても危険な競技ですから、取り除くことのできる危険はできる限り事前に取り除いておかなきゃならない。

ところで、Jリーグが〈百年構想〉というのを掲げていて前からすごいことだなあと思ってるんだけど、その大きな柱に「芝生化」というのがあって〈あなたの町に、緑の芝生におおわれた広場やスポーツ施設を作ること。〉っつうスローガンを掲げている。

この運動は少しずつ成果を上げつつあるようだけど、こういう取り組みを多分ラグビー界はしてこないまま長い低迷期を過ごし、今回のワールドカップの盛り上がりだって正直ジャパンの頑張りがあってこそのモンだった(伝え聞けば、そんな努力はそっちのけにした協会内の権力抗争が長年続いてたらしいじゃんか)。

大学生の試合でコクリツが満員になった時代から地道な努力を重ねてればきっと何らかの成果も見込めたでしょうに、あの頃はあの頃で特定の伝統校の人気にオンブにダッコだったもんなあ。

まあプロリーグ構想も結構ですが、Jリーグに教えを乞うて(あるいは手を携えて)地道に学校の校庭に芝生を植えたり、芝生で競技のできる公園や広場を作ったりする運動を進めるのが肝心だと思うんだけどね(Jリーグはホントえらいと思う)。

そういえばジャパンのプロップ稲垣選手が母校のグランドの芝生化に大金を寄付したってニュースがワールドカップの直前にあった。そうなんだよ、そこなんだよなって、膝を叩いて大いに感じ入ったものである。

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写真は昨年訪れたNZ南島、クイーンズタウンでたまたま見かけた地元クラブのピッチ。惚れ惚れするような環境なり。そんなに上質の芝生ってわけじゃなかったけど、これで十分だ。ブルーのポールってのが珍しい。視認性悪くてキック外しそうだけどな。

ゴールの向こう側には小さな清流があって若いお父さんが子どもと散歩してたんだよ。こういうところでラグビーやれたらほんとシアワセだよなあ。




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by god-zi-lla | 2019-11-06 23:34 | 日日是好日? | Comments(5)
ラグビーむかし話、あるいはスプリングボックというのはこれかと思ったら(ワールドカップは終わってねーよ その2)_d0027243_12073458.jpg



ところで南アフリカ代表の愛称は〈スプリングボクス〉という。スプリングボックつうのは動物である。

写真は奥さんの知人が南アフリカへ観光旅行に行ったミヤゲにくれた岩塩である。南アフリカに観光へ出かける日本人はなかなか珍しい気もするが、頂戴したときこの便利なミル入り岩塩のラベルの絵がスプリングボックだと一瞬喜んだんである。

スプリングボックって動物はウシ科というから、インパラとかトムソンガゼルとかああいう足の速そうなシカっぽい動物の一種みたいだな(ウィキペディアでもなんで調べておくれ)。

そしたらこの絵の動物はラベルに印字されたブランド名の〈ORYX〉、オリックスというスプリングボック同様アフリカにいるウシ科の野生動物なんだってさ。なーんだ残念。まあいいや。こんだ南アフリカへ行かれたらスプリングボック用の鹿せんべいおミヤゲにお願いしますね(ちなみに、このお塩はあんまりしょっぱくないので重宝しております、はい)。

ラグビーむかし話、あるいはスプリングボックというのはこれかと思ったら(ワールドカップは終わってねーよ その2)_d0027243_22021026.jpg

ところでその南アフリカって国はアパルトヘイトを国是にしてたから長い間世界中からツマはじきにされてたのは誰でも知っている。もちろんスポーツの世界でもツマはじきになっていてラグビーも例外ではない(ワールドカップも最初の2回は参加を許されてない)。

しかしニュージーランドはなぜか世界中でほぼ唯一、オールブラックスを別名チームに偽装したり、マオリ系の選手を外したりしながら時々南アフリカへ行って試合をしてたらしい。つまりまあ、ぶっちゃけニュージーランドの好敵手になるような国はそうそうないわけで、南アフリカは世界のラグビーからツマはじきにされていながら世界有数のラグビー強国であり続けたから試合をしたかったんだろうが、そんな「理由」は屁のようなもんである(そういうオールブラックスに当時の世界のラグビーを統括する団体〈IRB〉がペナルティを与えたって話は聞いたことがないから、ヤツらも大なり小なり人種差別的だったというしかないが、コソコソかつ大規模にアパルトヘイト下の南アと貿易を続けてた日本のほうが罪は重いだろう)。

だけどまあそんな状態だから、南アフリカのラグビーはいわゆるひとつの「ガラパゴス化」してしまう。

話は変わりますけどラグビーではボールがタッチライン(サッカーでいえばサイドライン)を出ると、大抵「ラインアウト」つう両チームのフォワードが縦に並んだ列にボールを投げ入れるというのをやってゲームを再開する。

そのとき相手に奪われないようボールを確保するためジャンプしたりなんかする。そしてそのジャンプする人を支えて持ち上げたりなんかもする。

だいたいジャンパーの前後ふたりでパンツを掴んで思いっきり持ち上げて完全に両ひじがまっすぐに伸びてロックされるところでボールを確保して次の動作に移るまで支え続けるわけです。

ジャンパーを持ち上げるだけなら、じつはそんなに難しくない。草ラグビーレベルでもジャンパーの体重が90キログラムくらいまでなら上げられます。なにしろ二人がかりだし。しかもお地蔵さんとか石臼とか米俵とかと違って、自分で飛び上がってくれますから。

ようはジャンパーが自分で飛び上がるチカラにサポーター二人のチカラをタイミングよく加えてより高く差し上げてやり、頂点で一瞬止まればいいわけだ(ずっと空中で静止してると、それは反則)。だから両ひじはしっかり伸びきらないとタイヘンです。でないと筋力で支えなきゃなんなくなる。だけど肘の関節をロックしちまえば、どうってこともない。

それよりタイヘンなのはラインアウト全体がサインプレーですからダミーで飛ぶ人もいる。ボールが投入される直前に並び順を前後入れ替える。支えると見せて、その人が飛ぶ。飛ぶと見せた人が支える。そういうことを目まぐるしくやるんですけど、これをうまく覚えらんない。入れ替わろうとして味方同士ぶつかったり、本来そこで飛ばなきゃなんない位置に誰もいなかったり。

いやもう、たーいへんなのよ。

そもそもこんなプレイは昔ありませんでした。ジャンパーは自力だけで飛んでボールを取る。まわりの人が支えたりしちゃいけません。それをやると昔は〈リフティング〉つう反則でペナルティを科せられた。

だから今ならジャンパーの足は地上から楽々1メートル以上離れますけど、昔はせいぜい50センチかそこらピョンと飛ぶだけでした。前後から支えるなんてもってのほか(ときにコッソリやらんでもなかったけど)。もちろん空中で止まるなんて芸当はできっこない。

つまりなんちゅうか、想像してみればわかりますが「絵」的にもなんとなくジミなのね。

じゃあなんで〈リフティング〉つう反則だったものが当たり前のプレイになったかってば、最初はアパルトヘイトで「ガラパゴス化」した南アフリカが国内のローカルルールとしてラインアウトのリフティングをやってたんだそうだ。

理由は知りませんけども、まあそのほうが面白いからだろな。

たぶんほかの国の連中もコッソリ試してみたりしたんだろう。なんか面白いぞ。じゃあってんで、限られた範囲で「試行」もしてみる。そしたらみんな面白っていう。そんなに危険が増えるわけでもない。むしろラインアウトでのつまらんイザコザが減るんじゃないか。だったらこの際ルール変えようじゃんということになった(と思う)。

ラグビーのルールって、常に(観客の側に)より面白いと思えるほうに改正され続けている(それに加えて危険回避とスピードアップの方向)。ルール改正に関してあんまり躊躇というのがない。けっこうシーズン前に協会から「試行」ルールが示されて世界中すべてのレベルで試行とか、高校生以上とか、トップのリーグだけとか通達が来る年がある。

で、やってみて(見る側もやる側も)イイ感じだと正式にルール改正になる。

おれがラグビーを始める直前までトライはペナルティゴールと同じ3点だったのが4点に増えた。それがさらに5点になってもう30年くらいになるかな。

なぜそうしたかといえばゴールキックで点が入るよりトライで点が入ったほうが断然ゲームが面白いから(トライ数の少ないゲームがただちにつまんないというわけじゃないけどね)。

そのペナルティゴールも、近ごろは蹴る位置によって得点が変わる(つまり遠いところから蹴るほうが点数が多い)というルールを一部で試行してるらしいから、やがてそうなるのかもしれない。

たぶんラグビーってスポーツが人気ナンバーワンの国ってのが、ニュージーランドを除けばひとつもないってことが理由のひとつなんじゃないかと思う。

イギリス発祥ったって人気でいったらサッカーには到底かなうもんじゃない。ヨーロッパはどこもみんなそうでしょう。南アフリカでは旧支配層の白人がラグビーをやり、圧倒的に人口の多い先住民族はサッカーという図式に大きな変化はない。オーストラリアはサッカーとならんで自国独特のオーストラリアン・フットボールと13人制のリーグラグビーのほうが人気が高い。日本だって事情はおんなじだ。ラグビーは世界各国でプレイされてはいるもののメイジャーではない。

だから少しでも「面白く見える」ようにして、人目を引きたい。

正直なところ、おれが初めてラグビーをやったころと今と比べたらかなり別のスポーツになってる。なにしろラインアウトのリフティングみたいに「反則」だったものが必須のプレイになったりするわけだし、モールの「パイルアップ」後のボール支配権の判定なんてものは正反対になっちまった。

そうなりゃ戦術はもちろん、必要なスキルやフィットネスも変わらざるを得ない。

そんな球技はほかにないんじゃないかね。

ラグビーって不思議な競技だよ。

でもラグビーはラグビーで。






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by god-zi-lla | 2019-10-23 08:01 | 日日是好日? | Comments(0)
ボールのヘソ(ワールドカップは終わってねーよ)_d0027243_08005963.jpg



どっかから『承前』

つまり、こういうふうになってるわけです。
「縫い目」なんてものはない。

よっく見てみりゃあ表面のブツブツもそれなりに「ハイテク」な感じではあって、たんなるブツブツというわけじゃ最新のボールはないわけだ。

とにかく、ここからポンプで空気を入れる。写真のような感じじゃなくてもっとしっかり空気をパンパンに充満さしてないと「甘い!」といって叱られる。そして試合なり練習なり、使用後は表面をキレイにしたらただちに空気を抜いておく。でないとボールの寿命が縮まっちゃうし変形もする。

ところで左の欄外に書いたが〈オールブラックス〉ってのは自分らでつけた愛称じゃなくて、聞いた話だが初めて英本土に遠征したとき現地の新聞がジャージ、ストッキング、パンツすべてまっ黒けな南半球の植民地からやってきた球団をそう呼んだとか、あるいはそのバックスといわずフォワードといわず走りに走って疲れを知らない圧倒的な「走力」に、これじゃ全員バックスじゃんと吃驚してALL BACKSと呼んだのが最初だったとかね。

アルゼンチンは通称〈プーマス〉。ジャージの胸のエンブレムは「ジャガー」です。どっちもネコ科の動物だけど見た目からして全然違う。これもまた聞いた話ではありますけど、どっか遠征先の新聞がジャガーと「ピューマ」を取り違えて定着しちまったってんだから、そんなヨタ記事書くヤツもテキトーだが、まあそれでもいいかとそのまんまにする方もする方である。

じゃあジャパンはどうかっつうと、桜の可愛いエンブレムの「印象」と「チビで弱っちい」という「特徴」が合わさってこれもどっか(まあ英国だろな)の新聞が見て〈チェリーブロッサムズ〉と、まあ小馬鹿にしたわけでしょ。

そしたらいつだったか遠い昔のある日。これも聞いた話だが遠征中のジャパン。負けたは負けたものの(昔は英国の地方代表や大学にもなかなか勝てなかった)そのチビどもが果敢に巨漢をタックルで仕留めたのがいたく新聞記者を感動させたらしく〈ブレイヴ・ブロッサムズ〉と呼んだらしい。まあニュアンスとしたら、チビで弱っちいわりによく頑張るヤツらって感じだったんだろうな(タックルマンと呼ばれた名フランカー故・石塚武生を思い出すアタクシ)。

そのチビで弱っちい我らが代表が、とうとうここまで来ちまった。
みんな、泣いたっていいんだぜ。

〈ブレイヴ・ブロッサムズ〉と、ちょい見下してたヤツらを片っぱしから見返して自分で堂々名乗れる愛称にしちまった。

おれは〈サムライジャパン〉なんて実体不明で時代遅れな「愛称」より圧倒的に良いと思う。



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by god-zi-lla | 2019-10-22 08:04 | 日日是好日? | Comments(0)
ラグビーボールについての、どーだっていい話題(ワールドカップ便乗企画)_d0027243_10545513.jpg
ジャパンの予想を超える健闘で意外に盛り上ってるラグビーの今日このごろでございます。

なんだか、おれのようにすみっこのほうでチョロチョロとラグビーかじってただけのモンですら少しくすぐったいようなうれしいような、晴れがましいようなもったいないような、そんな気持ちのするワールドカップ開幕以来の日々なんでした。

しかしまあ、ラグビーのサポーターはサッカーのサポーターの6倍もビール呑むとかいってハイネケンだらけのスタジアムに食い物はほとんどないとかさ。実際行ってみたらフランス人てこんなにビール飲むんかー、ワインの国のヒトビトじゃなかったんかーとビックリするくらいなもんであったのですが、あの日飛田給の駅出たとこのピザ屋が店先で売ってたピザを買った人びとは一体どうしたのであろうか。

その時点ではまだ飲食物すべて持ち込み禁止だったからね。

おれんちの息子なんか持ってたペットボトルの清涼飲料を捨てるか飲んでしまうかと言われ、その場でぐいっと一気飲みしてきたと豪語してたんであった。

あのピザもきっと捨てるか、ここで食うかと言われたんだろうなあ。おれんちの息子なら(いや、おれもだが)きっとその場で食い尽くしてたに違いない。

まあそんなこんなで、直接間接かかわらずラグビーが話題になってわけでございますが、よくある街ネタで洋食屋さんがラグビーボール型のオムライスをワールドカップ記念で出してるとかね。

あるいはラグビーボール型のお菓子だとかアメちゃんだとか、そういうのが話題になってたりするわけだ。

でそのばやいの「ラグビーボール」なんですけど、たいがい冒頭の絵のようなことになっている。大体が茶色とかオレンジ色のボールのまん中らへんに何やら縫い目のようなモンが数本描かれている。

そしてときには下の絵のようにそのボールに白線が入ってたりしてさ。
ラグビーボールについての、どーだっていい話題(ワールドカップ便乗企画)_d0027243_11161510.jpg
んー。話題にしてくれるのはとってもありがたいことなんですけど、こういうの見ると、あーフツーのニッポン人のラグビー観つうのは〈スクールウォーズ〉じゃなくて〈青春とはなんだ〉のころから基本的に変わってないんだろうなーなんて思っちゃうんであった。

たぶんね。いまのジャパンの連中はこの革製のような色をした縫い目のようなもののあるボールというのを知らないと思うね。見たことあったとしても、たとえばクラブハウスのショウケースに飾ってある古き良き時代の記念のボールとかさ。そういう「歴史的」なナニカ。

この2つめの絵のように白線の入ってるのはアメリカンフットボールのボールなんだろうな。同じだと思ってる人も少しはいるでしょうし、ほとんど変わらないんだろと思ってる人はかなり大勢いるんでしょうけどアメリカンフットボールとラグビーはスパゲッティーカルボナーラと釜揚げ讃岐うどんよりも遠い。

だから、こういう姿で表現されちゃうと「これは間違ってます。ラグビーボールじゃありません」と言うしかないんである。

だけど最初のほうの絵のようになってると、んーむ、これは昔のことなんですよねー「青春とはなんだ」ですよねー、と。

ラグビーボールについての、どーだっていい話題(ワールドカップ便乗企画)_d0027243_11365566.jpg
そして〈スクールウォーズ〉のころのボールはこんなだったはずです。「縫い目」の間にヘソがある。

半世紀近く前までのラグビーボールってのは「縫い目のようなもの」が実際縫い目だった。上の絵だと4対だけど、実際はたしか6対の穴が開いていてここに革紐を通して「縫う」。

ボールの外側は4枚の牛革が糸で縫い合わされ楕円球に形作られてるんだが、1か所だけ糸で綴じ合わされてないところがあり、その両側に6対の穴が開けられている。

そこから「ゴムチューブ」を入れる。自転車のタイヤチューブのような材質で膨らますと楕円球のカタチになる、なんつったらいいのかぶ厚いゴム風船のようなものをその綴じ合わされてないスリットから牛革のボールの中に入れるんです。

このゴムチューブからヘソの緒のようなゴムホースが出ていて(長さ10センチくらいだったかなあ。太さはたしか1センチ内外)、このホースをスリットの外に出しておきポンプに挿してギコギコと空気を入れて膨らます。

そうするとゴムチューブは牛革の外皮を内側から圧して楕円球になる。

ちょうどいい具合に膨らんだら(これがムツカシイ)飛び出たゴムホースを二つ折りにして輪ゴムできつく縛る。そして縛ったヤツをスリットの牛革とゴムチューブのすき間に押し入れる。

しかる後にこんだはそのスリットを、革紐を穴に通して縫い合わせて閉じる。思いっきりチカラを入れて革紐を締め付けないとボールはいびつなカタチになるのでぎゅうぎゅうに締め付ける。この一連の作業をする道具を『ニードル』と呼んでた。非常に大ざっぱな言い方をすれば裁縫道具の「ゴム通し」のすごく大きいヤツだな。

だから大きな「縫い目」があったのね。

高校生のときはこのボールだった。ボールを膨らませるのは当然下級生の仕事です。うまく膨らませて縫い目のところがデコボコにならないようにキレイに仕上げないともちろん叱られる。うっかりすると練習後100ヤードダッシュ10本(10往復)なんて罰を性格の悪い先輩に課されるから必死である。

最終段階、ニードルで革紐を締め付けてるときにウッカリ手が滑ってゴムチューブを破裂させたりしたらもちろん地獄が待っている。でもよくやっちゃうんだこれを。

まあボールの管理についちゃ想い出ボロボロありますけどそれは置いといて、〈スクールウォーズ〉が放送される何年か前、たぶん70年代のおしまい頃から三つめの絵のように「縫い目」のまん中にヘソのあるボールになった。革紐の縫われているものの中のチューブと外の牛革部分は一体になって、サッカーボールなんかと同じようにバルブから空気をポンプで入れるだけになった。

革紐の縫い目は飾りというかダミーというか、まあそういう存在になってしまったんではあるが、たぶん牛革のボールは非常に滑りやすいのでこの縫い目がないとハンドリングがうまくいかなくなるから残されたんじゃあるまいか。とくにラインアウトのスロワーはここに指をかけて投げるから、ないと滑ってどうしようもない。

で、その後80年代のある時期から外側にボツボツと滑り止めがモールドされた合成ゴムボールになった。途中あと数段階の変遷があった気もするが、基本的にはボールの全面に滑り止めのボツボツが施されるようになってダミーの縫い目を残す必要がなくなったんだと思う。それでこうなった。




ラグビーボールについての、どーだっていい話題(ワールドカップ便乗企画)_d0027243_11555196.jpg



このゴムボールになってラグビー自体が大きく変わりましたね。なにしろよっぽど手のデカいやつじゃないとボールを片手で鷲づかみにして走るなんて出来なかったのが、ボール全面を覆う滑り止めのおかげで中学生でも片手でボールが扱えるようになった。

ワールドカップなんか見てると片手で背中からパスを放るとか、タックルされながら片手でパスを出す(オフロードパスというヤツ)とか、昔だったら「曲芸」である。それをちゃんとコントロールして意図的に出来る、そういうパスが来ることをまわりのプレイヤーが当たり前のように想定してフォローする(あるいはディフェンスする)。

スポーツってのは往々にして「道具」の変化がそのスポーツそのものを変質させていくもんでしょうが、ラグビーの場合はプレースキックのときに使う「ティー」の出現とボールの変化がすごく大きかった。

そもそもラグビーはルールの変遷もほかのスポーツに比べると圧倒的に大きいから、それと合わさって現代のラグビーはおれが高校生の頃とはほぼ別のスポーツである。

まあ、讃岐うどんと伊勢うどんくらいの違いは平気であるんじゃあるまいか。






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by god-zi-lla | 2019-09-30 13:06 | 日日是好日? | Comments(0)
こんなん買うてしまいまして_d0027243_11555196.jpg



関東地方も今日


梅雨明けとみられる


と発表したみたいね気象庁。

とみられる今日は暑いねえ。まさに「とみられる十日」つう暑さっすよねえ。

ボールである。ラグビーボールといいます。かなり「甘め」に空気を入れてあるからシワ寄ってるけど、ふつうにラグビーやれるボールです。

つか、ふつうにワールドカップで使う、いわゆるひとつの「公式試合球」ってヤツである。

つい買っちゃったのよね。ワールドカップの公式試合球をネットショップで売り出すっつうメールがだいぶ前に来て、あたしら一般大衆の手に入れられる記念の品としてこれ以上のものはないんじゃあるまいかって思ったら矢も盾もたまんなくなっちゃってね。

試合ジャージは選手にしか配られないでしょ。あたしらに買えるのはレプリカジャージのみだからね。

ぢつはボールも「レプリカ」は売ってた。同じようにGILBERTつうイングランドのメーカーが作った同じデザインの、しかしレプリカなボール。

GILBERTのボール自体はべつに珍しくもなんともない。だいたい日本の草ラグビーレベルだって使うボールっちゃあGILBERTか国産のセプターくらいなもんである。ほかにはあんまり聞かない気がしますね。まあ、サッカーボールなんかとちがってそんなに需要があるとも思えんしな(大昔はTACHIKARAとかのボールもあった)。

で「公式試合球」なのでボール自体にOFFICIAL MATCHBALLとプリントしてある。

してあるんですけど、持った感じはなんちゅうか普通のGILBERTの市販品と変わらない気がする。が、普通のボールのたぶん3倍か4倍のお値段である。

特別に高級な、たとえばカシミヤのセーターのすごいいいヤツとかなんかだと、もう触っただけで全然ちがう風合いなのがガサツ者のラグビー選手にだってわかります。でも、これはよくわかんない。もしかしてフツーのボールに2019ワールドカップのデザイン施してOFFICIAL MATCHBALLとまで刷り込んでしまうという、組織的犯行なんてことはありゃあしまいか。

それに麗々しく木製の台座(これ福島県産の木材だと書いてある)を付けて、おれのようなミーちゃんハーちゃん騙かして売りつけてんじゃあるまいか。ひょっとしてお高いのは台座のぶん? なんてことをニンゲンの小さいおれは一瞬疑ってしまったりなんかしてしまうんであった。

でもさ。考えてみたら普段使ってるボールと大舞台の公式球が違う感触じゃあプレイヤーは困っちゃうもんな。指のかかりが良すぎるとか軽すぎるとかしたら、それはやっぱ困るよな。ワールドカップのここ一番って局面でボールぽろぽろやったりしたら目も当てられません。だからまあ、これはこういう「フツーの感触」でなきゃいけません。

だから大事にしよう。門外不出。

ウチから持ち出して昔の仲間に見せたりなんか絶対しませんからね。ヤツらはぜってーこれを見た瞬間手を伸ばして屋外へ持ち出し(そこが芝生のピッチだろーが銀座四丁目交差点だろーが)、投げるわ蹴るわの乱暴狼藉を働くに決まってんだ。ほんでもって記念の品はボロボロのドロドロ。間違いないね。断言できる。

何故断言できるかってソレは、おれが逆の立場だったらぜってーそうするに決まってるから。

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そうこうしてるうちに、昨日遠くのほうでお泊まりして帰宅したところ下のブツがとうとう届いていたのであった。


こんなん買うてしまいまして_d0027243_12343015.jpg



いやー無事届いてよかったよかった。

当初より7月下旬発送とアナウンスされてましたけど、だいたいあのチケット販売サイトが詐欺サイトだったらどーしようって、ニンゲンの小さいおれはずっと心配してたのよ。なんか、すっげーややこしかったしねチケット予約する(つか、予約抽選にエントリーする)までの段取りが。ホントにこれでいいんだろうか。表示の日本語がヘンテコリンだったりしてないか。マジで不安でした。

あとはこれ持って東京スタジアム(ラグビーワールドカップ期間中は『味の素スタジアム』って言わないらしい)の入場口で「これってニセモノっすよー」ってモギリの兄ちゃんに言われませんよーにと祈るのみ。

それにしてもこの券面の「和テイスト」はなんなんだ。なんか明治の錦絵みたいだぞ。江戸の浮世絵じゃなくて。さては薩長の段袋どもの好みか。

そして、チケット袋の内側にはなぜか光琳の「燕子花図屏風」まであしらってある。

まあいいんだけどさ。

とにかくワールドカップ開幕まであと○○日(お読みになる時点での残り日数テキトーに入れといて下さい。2019年9月20日開幕)。




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by god-zi-lla | 2019-07-29 14:49 | 日日是好日? | Comments(0)
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いまごろ桜かよ、なんてことは言わないんだよ。人生に理由は不要。

これは3月28日おじいさんの花見へ行く途中、国立劇場の前庭。花の向こうに透かして見えるのは劇場の建物の校倉風な外観。築半世紀を超えるはずなのに古びて見えない建物の外観つうのは、やっぱ優れた建築ってことなんだろうな。

国立劇場のとなりには最高裁。どっちも同じように国の施設だと思うんだけど、ふたつの敷地の境の塀の上には鉄条網が張られてるって知ってる? いとすさまじき光景なり。




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これも国立劇場。桜のツボミの色の濃いのがまたいいよね。




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それから歩いて千鳥ヶ淵。貸しボート屋には長蛇の列。
せっかくあれだけ並んで乗ったんだから、みんな桜の枝の下をくぐりたいってキモチはわかるんだけどね。右の足こぎボートと母子の乗るボートは完全に衝突してる。なによアンタ、どこ見て漕いでんのよっ! ったくもーこのバカっ  とお母ちゃん怒ってオールでぐいーっと足こぎボートを押しのけ中。

そしてその親子の左手前から女性ふたりの乗るボートが前方をまったく確認せず足こぎボート左舷に舳先を向けて全速航行中。その左のにいちゃんはそれ見て、あっ、ヤバっ、とは思ってる挙動か。

一番手前の足こぎボートの進路へは、その向こうのボートが進入しようと直進中。さてこのばやい、どちらに回避義務があるのでしょうか。

お堀のボートの衝突も「海難審判」の対象ですか。そんなわきゃねーよな。





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4月5日、このときはどこ行こうとしてる途中か思い出せないけど芝公園。すっかーんと晴れた空。そよぐ風。右下のフレームから切れたあたりにはブルーシート敷いて大勢の人が宴会中だったがその日は平日。おらぁじじいで最近の世間をよく知らないが、なんでも近ごろのサラリーマンは仕事が「AI」とかいうベンリなものにお任せになって時間じゃぶじゃぶ余ってんだってね。それで平日の昼間、日の高い時分から花見の宴会ができるんだ。

来年の春は会社に机なくて芝公園のブルーシートでずっとお花見だね、きっと。
それもまた良き哉人生。

ところでこうやって東京タワーと桜が同じフレームに入る絶好の場所ですから、万国インバウンドちゃんたちもこのへんで大勢写真撮ってんのね。ところがタワーと桜と自分といっしょに撮ろうとして地べたに座りこんだり身体ひねったり、すっげーヘンな格好してるバウちゃんもいたりしてずいぶん笑えるのでした。




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4月17日、京都・大徳寺の塔頭が持っている曜変天目がなぜか近江は湖東の山中深くにある新興宗教のヒミツ基地で公開されているというのを聞いて、もしかしたら龍光院の曜変天目拝む人生唯一のチャンスかもしれないというので見に行ったそのMIHO MUSEUMつうヒミツ基地のなかの道。

しかしアレだよな。MOA美術館なんか見てもここ見ても新興宗教ってのはカネ持ってんなーとは思いますけど、貴重な美術品をカネにあかせて買い集めても、まだこうやって美術館建てて信者以外にも見せてるからね。

斎藤了英みたいなコレクターに買われて死蔵され、ばやいによっちゃ棺桶といっしょに燃されるよりは数億倍もマシってもんである。



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この桜のうしろのトンネルを抜けたとこにミュージアムの建物がある。それにしてもすっげー山奥である。なにしろもう少し山を下ったところに滋賀県最古の水力発電所があるんだもん。

ここの教祖さまは熱海のMOA美術館の教祖さまの子分のようなひとらしいが、ここに比べりゃMOAは「交通至便・熱海駅スグ」と言ったってよいくらいなモンである。





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そして翌4月18日はよく晴れて、あたしら老夫婦は石山寺から三井寺(園城寺)と見物。これは三井寺の境内、じいさんが枝垂れ桜の下でお絵描き中。ほかにもお絵描き中のじいさんばあさんを見かけたが「サクラクレパス主催・お達者写生大会」かなんかであろうか。




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その三井寺の花筏。




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ぜーんぜん知らないでウロウロしてたら三井寺のすぐ近所に〈琵琶湖疎水〉の取水口があるんですね。このトンネルは京都に向かっていてトンネルの上がちょうど三井寺なり。

しかしここって、あと1週間早く来てたら桜がキレイだったろうなあっつう名残の葉桜状態なのであった。ちょい残念。



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こっちは振り返って琵琶湖側のまさに取水口の水門が見えるところ。このジャストどんピシャ同じポジションで1週間前なら桜がみごとだったろうなあというレンズのすぐ前の枝ぶりなり。

その枝のむこうに水門があって、その水門のむこうが琵琶湖です

なんでもこのあたりから京都・蹴上のインクライン手前まで琵琶湖疎水を船で見学するツアーが始まったらしい。桜満開のころにその船に乗ってみたい気がするけど、水面付近はぐっと気温が下がって結構寒いらしい。

でも、見てみたいもんだよなあこのへんの桜の満開。また来ることができるでしょうか。




どっとはらい






by god-zi-lla | 2019-05-01 12:34 | 日日是好日? | Comments(0)