神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

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むかしむかし、たぶん75年ころ、インスタントコーヒーのCMソングに〈ハロー・ミスター・サンシャイン〉ていうのがありまして、これがけっこうヒットした。

ほら、この時代にテレビ見てた人は曲名見ただけでアタマのメロディ思い出してたでしょ。なんだっけかなあのCMは。マックスウェルコーヒーだっけ? マックスウェルはポール・アンカとかアンディ・ウィリアムズとかそういう大物路線だっけな。でもネスカフェじゃないよな。あれは「駄馬だー」とか、「アムステルダムの朝は早い」とか。まあいいや、ほかのコーヒーだったかもしれない。

ところでその〈ハロー・ミスター・サンシャイン〉は、ずいぶん後になって知ったんだけどムッシュかまやつの作品なんだってね。そう言われると、なるほどたしかにそうだよなーっつうまるで日本ぽくない音楽なのだった。

でそれを歌ってたのがタニヤ・タッカーで、タニヤ・タッカーはその何年か前に〈デルタの夜明け〉を13歳でヒットさせたカントリー系「天才少女歌手」つうことで日本でも話題になってたが、おれはあのころカントリーなんてまるで関心なかったから、あのCMで初めてタニヤ・タッカーを知ったようなもんである。

それから何年かたって、たまたまラジオを聴いてたら(考えてみるとよく聴いてたんだなラジオ)、プレスリーの〈ハートブレイク・ホテル〉を若い女性シンガーがやけにパワフルに、エルヴィスの歌い方をなぞるように歌っててさ。それがタニヤ・タッカーでニューアルバムに収録されてるってラジオがいうんだよ。へえー、こんなふうに「天才少女」は育ってんのかーってガゼン興味が涌いて、おれは初めてタニヤ・タッカーの(もっといえば初めてカントリーシンガーの)レコードを買ってみたんである。

それが上の写真だ。78年のアルバム〈TNT〉。芳紀まさに18歳のタニヤ・タッカー。ちなみにおれは21歳でした。どーでもいーけど。

けっこう聴きました、くりかえし繰り返し。だいたい女の子の歌ってるレコードなんてあんまり持ってないし。つか、そもそも21歳のときっつうと、持ってるレコードの枚数を数えるのに1分もあれば足りるくらいなんだから繰り返し聴くしかない。持ってるすべてのレコードがヘヴィーローテーションなんだから、当然タニヤのこれもヘヴィーローテーションです。

もともとカントリーシンガーとしてデビューしてこのあたりで5年くらい? これ聴くとカントリー風味のロック/ポップアイドルとしてやっていこうっつう感じだったんでしょうね、たぶんリンダ・ロンシュタットみたいな感じに。だけど、リンダよりハスキーな声で歌い方もちょっと伝法な感じでアクが強い。雰囲気もウェストコーストというよりかウェスタンつう雰囲気で、ちょっとあか抜けない(あのころのリンダ・ロンシュタットがあか抜けてたとはいわんけど)。

そしたら、そのうち名前を聞かなくなった。こっちもカントリーに興味があるわけじゃないし、なんとなく忘れてしまってたんだが、どうやら80年代に入ってからはヒットが出なかったらしい。

だけど自分のレコード棚にはいつもこのレコードが刺さってるから、時折目に触れることもある。目に触れれば、たまには聴く。20代のころは相変わらず買うレコードといえばジャズばかりで(それもドルフィーとかコルトレーンとか)、ポップ系女の子歌手のレコードなんて増えもしないから、なんとなく1年にいっぺんくらい聴いてた気がする。

それから時は移り、新しい世紀に入り、かつての若者は老いさらばえ、元号は二つも変わっちまってつい先日。

たまたまミュージックマガジンの後ろのほうにある輸入盤紹介のページを見たらタニヤ・タッカーが10年ぶりだかにニューアルバムを出したって記事があり、しかもなかなか悪くないらしい。そのうえグラミーにも数部門ノミネートされてるとも書いてある。そうか、そりゃあ懐かしいじゃないか。聴いてみるかな。



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そしてこれがそのニューアルバム〈While I'm Livin'〉。ジャケットの意匠にしてからが、この40年、アルバムの張本人がどのように変貌したかを物語ってるようなもんである。じつにまったく正々堂々、人生の酸いも甘いも知り尽くしたヴェテランカントリーシンガーのアルバムつう趣きではあるまいか。

前記マガジンの評文には「なかば引退状態の…」とあるんだが、聴いてみると「引退」じゃなくてレコード会社との契約がなかっただけなんじゃないかって感じの現役バリバリ感が充満してる。ひょっとして自分ちの近所のクラブとかパブとかバーとか、ツアーに出ずにそういうとこでずっと歌ってたんじゃないの。だって18歳の頃より衰えたという感じはまるでなくて、衰えないまま円熟味が加わって人生を歌えるシンガーに進化してる感じなんだぜ。「引退」してたらこうはいかないでしょ、ふつう。

いやー、陰ながら応援していた甲斐がありました(とか言っちゃって)。

そして先ほどグラミーの発表を見たらSong Of The Yearとカントリーミュージックのなかの3部門、合わせて四つの部門にノミネートされて、そのうちBest Country Song と Best Country Albumのふたつでウィナーに輝いている。おー、やるじゃんか。しかもこれまでのキャリアのなかでグラミーにノミネートされたことはあっても、ウィナーになったのは今年のふたつが初めてらしい。こりゃあまったく再出発に花を添える快挙というべきではあるまいか。とにかく、めでたいめでたい。

ところで、1978年おれが21歳のときタニヤ・タッカー18歳。そうすると2020年おれが63のいま、タニヤはめでたく還暦である。そうか還暦か。アメリカ合衆国でも祝うのであろうか(そんなわけないよな)。とにかく人生はこれからなのさ。



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While I'm Livin' ( Tanya/Fantasy 8 88072 10507 2 )


by god-zi-lla | 2020-01-29 23:25 | 常用レコード絵日記 | Comments(0)
海を渡って行ったり来たり(ナゾの『転送』の顛末プラスワン)_d0027243_13510847.jpg





雪といえばセンター試験だな。

しかしそのセンター試験も聞けば今年で終わりだそうだから、雪も今年で終わりかもしれない。

まあそんなこたどーだっていい。

せんだっておれんちのベランダから見えるところにある宅急便センターから忽然として消え去り、翌日にはまた戻ってきて配達されたというナゾの荷物の中身というのが左の酒二本なのであった。

最初こいつぁ品違いかなにかで荷主の酒屋が引き取ったのかと思ったんだが、それにしちゃあ一瞬のうちに戻って来たことになっている。あーこりゃあきっと「お荷物追跡システム」のエラーでもあったんだろうかと一応徳島の酒屋さんにメールで問い合わせたところがどうやら輸送途中で配送業者が割っちまったらしい。

それが四国の内なのか山陽道東海道のどこやらなのか、とにかくもウマい酒3,600ccが土に帰っちゃったというんである(もしかしたら瀬戸内海に流れたか)。

酒屋さんは平謝りなのだが割れたという連絡は配送業者から来たわけですから酒屋さんに責任はない。たぶん連絡を受けた酒屋さんは急ぎ品物を集荷に来た兄ちゃんに(ふだんはプリンターで印字した伝票のところを)手書き伝票をつけて渡し、おそらくこの速さをみれば陸送便でなく航空便で東京に送られたに違いない。

こっちは日時指定して注文したわけじゃないから、まあせいぜいが普段より半日くらい遅れて届いたかなー程度の気分だったし、こっちのセンターの兄ちゃんもこんくらいのタイムラグなら荷受人に実害もないし黙ってりゃあ分からないだろうと思って、イキサツを知らないうちの奥さんに黙って手渡したんだろうな。

おれが玄関先に出てれば、この「転送」ってのは一体全体なんのことだいと聞くつもりだったんだが、まあそうであったらまた業者が慌てて「お詫び」に来たりなんかして鬱陶しいことになってたかもしれないから、これで良かった気はする。

酒屋さんにはアンタとこにはべつだん落ち度もないし、こちとらだって酒が切れて七転八倒なんてことのあるわけもないんだから、おれに詫びる必要なんてありませんぜとメールに返信しておいた。

まあしかし、配送業者からおれんとこに連絡が行ってると思ってたというが、ひとこと連絡あってもよかったかもな。なにしろ今日び「お荷物」いまどこにあるか伝票番号さえわかってれば誰であろうと一目瞭然なんだからさ。

つうわけで左端は淡路島の〈都美人〉の無濾過生。都美人はさほど珍しい酒でもないし外でなら飲んだこともあるけど、酒屋さんのサイトの紹介に、ここの杜氏さんは近ごろとみに名高い能登杜氏Nさんとこのお弟子さんで関西の国立大学の農学部を出た若い人だっていうのに興味が涌いて買ってみたんでした。

ちなみにN氏の醸した酒も飲んでみたことはありますけど、おれはとくにこれといった感想はない(あのプロモーションの仕方に違和感はあるけども)。でもこれはいい感じの酒だな。師の薫陶宜しきを得たということなのでありましょう。

まん中は讃岐は金毘羅さまのご近所らしい〈悦 凱陣〉の、これは初めて飲む「ふつうの純米酒」。いままでは山廃純米無濾過しか飲んだことがなかった、つか、ふつうの純米酒はひょっとして地元で消費されちゃうのか、見たことがない。

火入れもしないアレもしない「純米無濾過」なんてのは非常に特殊な酒でしょうからね。そんなものがいつも台所に転がってて「常飲」してるほうがよっぽどおかしい。だからきっとふつうの純米の〈悦 凱陣〉は地元で消えちゃうんだろうと思ってた。

で、ひとくち飲んでみると、やっぱそうだよなーって感じの「ふつうにうまい」酒なのだった。だよなー。そうじゃなかったら辺鄙なイナカの古くて小さな蔵元が生き残ってるわけがないもん。

しかしとっても品のよい、なにかイキサツがあって都から落ちてきて山里に隠れ住むお公家さんみたいな酒なり。

そして右端ですけど、こんかいの事故の顛末とはなんのカンケイもない〈辯天娘〉は鳥取の酒で、こいつがここで写真に写ってるについてはちょっとしたイキサツあり。

ぢつはオーディオ関係のあるブツを(それはけっしてオーディオ用ではないんであるが)、それを試しに使ってみたいというある方に差し上げたのでした。

というのもそのブツ自体、おれはある人から10年ちょっと前にタダで譲っていただいたんである(まったく同じブツがもうひとつあるんだが、それはそれより少し前に中古品をネットで1万円で手に入れた)。だからそいつをタダで差し上げてもおれのフトコロはまったく痛まない。つか、ここんとこ使ってなかったからオーディオまわりに空き地がほんの少しだけ出来て嬉しいくらいのもんなのであった。

そしたらどうもその方はタダで譲られるのを心苦しく思われたようで、後日この辯天娘をくだすったんである。

だから、なんだか結果としてお酒1升と中古パーツを取っ替えっこしたようなことになってしまった。でもアレですよ。ここだけの話ですけど、おれの差し上げたブツは10年以上前にすでに中古品だった使い古しである。正直申し上げて、いつぶっ壊れたっておかしくないシロモノである。

それにひきかえ、いただいたのは当然ながら封も切っていない、おそらくわざわざおれにくださるために手に入れられた酒である。しかもご本人がお酒好きだから、ウマくない酒を下さるわけがないんだ。

なんだかおれのほうが得してしまったような気がする。いや、気がするんじゃなくてそれが真実ってものだろう。

で、お燗つけて飲んでみました。これまたウマい酒ですね。ためしに冷やでも飲んでみたが(冷や、ってのは『常温』のことなり)、冷やでもいける。蔵元が燗して飲むのを勧める所謂「燗上がり」する酒なんだが、神亀のふつうの純米酒のように燗つけないで飲むにはちょっと抵抗のある人もいそうな酒とは違う。これもなんつうか「ふつうにうまい酒」だな。

いやーありがたいありがたい。

ぢつは、このブツを引き渡すにあたって待ち合わせをした。どうせ待ち合わすなら(まあどちらも酒飲みですから当然のことながら)どっかで一献ということになって、日比谷のいつもの店へ行ったんでした。

まずは酔っ払う前にブツを差し上げた。こいつが5キログラムもあるから、持ってきたおれはシラフだからいいですけど、持ち帰ったその方は大変だったろうと思う。なにしろ飲みましたからね。もちろん日本酒を。なにを飲んだかまるで覚えてませんけど、女将の勧める酒で杯を重ねる。

しかも、よせばいいのに次の店へハシゴして安バーボンまで飲んでしまった。正直申し上げまして、よくもまああのブツを無事にお持ち帰りになられたものだと後で思ったものですが、そのときはこちとらへべれけでそんなことにアタマの回る状態じゃなかったね。

ところでセンター試験は今年で最後っていうから来年はどうなるのかと思ったら、来年からは〈大学入学共通試験〉ってのが始まるんだってね。それってどこが違うんですかね。

そいうや昔〈共通一次試験〉てのもありましたけど、アレが「センター」になり、こんだはそいつが「共通試験」になるってことですかい?

なんだかよくわかんないが、とにかくそういう試験を雪の降る日にやりますっていう、そこんとこだけは変わんないってことだな。

すまんね、昔から(自分のときですら)そういうことにとんと興味がないもんで。








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by god-zi-lla | 2020-01-18 13:43 | 酒だ酒だ酒だ酒だ | Comments(2)

ナゾの〈転送〉

ナゾの〈転送〉_d0027243_20171469.jpg



なんかすごい。
徳島と東京を、ほとんど瞬間移動してる。




by god-zi-lla | 2020-01-12 22:29 | 日日是好日? | Comments(3)
「砥石の台」つうのを使ってみる_d0027243_18130960.jpg




以前はとくにこんな道具が必要ということはなかったんだが、あるときから包丁を研ぐとき包丁といっしょに砥石が動いて困るようになった。

そもそも砥石の下に雑巾を1枚敷いてその上に砥石を置いて研いでれば、それはそれで(微動だにしないというほどではないにせよ)別に問題なかったんだよ。

考えてみれば以前ずっと使ってた砥石はどれも大きくて重たかった。そういう、大きくて重たい砥石をふたつ使い潰したあと、違う砥石を使ってみようと思い立ってかなり薄くて小型のセラミック砥石を使い始めたんだけど、コイツには砥石の底四辺を包むような形のゴム製の台が付いてた。

これが滑るんだ。台所のステンレスプレートの上に、以前と同じように雑巾を置いた上にゴム製の台付き砥石を置いて使い始めると最初のうちは大丈夫なんだが、雑巾と台が濡れてくるにしたがって滑るようになる。

こりゃいけませんと、雑巾どけて試しに台所のステンレスのトッププレートへ直にゴム台付き砥石を置いて使ってみた。だけどこれも最初はいいんだけど、濡れてくると似たようなもんだった。

砥石が動かないように気遣いながら研ぐんだから、そんなの良いわけないよな。包丁を研いでんだか、包丁で砥石を押さえてんだかわかんない瞬間があったりする。

砥石を安定させる台のたぐいが何種類も売られてるのは前から知ってました。ここんとこAmazonでそいつらを見比べてたんだが、どれも似たような姿カタチで、こんなモンがホントに有効なのかちょっと疑問だった。でも仕方ないよな。実際困ってるわけだしさ。

あーでもないこーでもないと悩むこと半年(とにかくこういうことにウダウダしてんだよおれは)、今年に入って三が日が過ぎてからAmazonで注文したのが届いて早速試してみた。写真に写ってる黄色いのは砥石だ。これは最近使ってるシャプトンて会社の〈刃の黒幕〉つうなんだか剣呑な名前の砥石で、こいつをその「台」にセットしたとこである。

上に乗ってるのは100均で買った包丁だけど、試しに研いでみたのはこれじゃなくて木屋製の硬いステンレスの、ウチの包丁の中では一番重たい包丁を研いでみた。

重たくて硬い包丁は研ぎにくい。当然それなりにチカラも入れなきゃならない。だからそれで滑らなきゃ、あとはどんな包丁だって大丈夫だろうと踏んだわけだ。



「砥石の台」つうのを使ってみる_d0027243_10454779.jpg



ようするに砥石を太いステンレスの心棒が通ったクランプで挟み、ケツのほうからナットで締め上げる。そのクランプに滑り止めのゴムのブロックが付いてるわけだな。

どうもこの重さがキモな気がする。滑り止めのゴムといったって特別な素材のようにも見えないし、接地面になにか工夫があるという感じでもない。どっかに「魔法」がかかってるようにも見えない。しかし重量は719グラムある。

たしかに重たい砥石を使ってたときは滑らず、軽い砥石に替えたらゴムの滑り止めが付いてるにもかかわらず滑る。いま使ってる〈刃の黒幕〉にもケース兼用のゴム足付きの台が付いてるがこれも滑る。ようするに軽すぎたんだろう。

ついでに計ってみると〈刃の黒幕〉は571グラム。足したら1290グラムだ。現役引退した古い砥石(まだ使い道はあるのでとってある)は、たぶん新品のときの半分くらいにチビてると思うが、それでも924グラムもある。新品のとき〈刃の黒幕〉とこの砥石台を足したよりも重たかったのは間違いない。やっぱりなあ。

で、とりあえず使ってみたところ、重くて硬い木屋の包丁を研いでも動かない。これは伊藤製作所のGS-Sつう型番のものだが、Amazonで見ると似たような製品は山ほどある。もっといいのもあるかもしれないけど、これくらい安定してればおれ的には十分だ。あとは包丁を何本も続けて研いだときにこの状態を保てるのか、ゴムの台が(なにしろ水びたしで使うんだから)すぐに劣化したりしないものか。そのへんはしばらく使い続けないとわからない。

とりあえず年の初めに悩みがひとつ消えそうなのがメデタイことではあります。









by god-zi-lla | 2020-01-09 10:48 | 日日是好日? | Comments(0)
近ごろ、ひょっとしてハヤリの言い回しになってんのか「フォーカスする」つうコトバをときどき見たり聞いたりする。

ようするに、ここと定めたところに注力するとか注目するとか、そういうことなんでしょうけど、すわりのいいような悪いような言い回しではある。「…スす…」てとこがよくないのかもしれない。「ディスる」とか「バズる」みたく、そのうち「カスる」とか言うようになったりして。

そういや大昔「フォーカスされる」っていう言い方があったな。たいして有名でもない芸能人がサングラスしてゴミ出ししてるとこやなんか写真撮られたりして。写真週刊誌のアレ。あれがなくなってみんなの記憶からあとかたもなく消えたから「フォーカスする」が出て来れたんだな、きっと。

それはともかく、たまにゃあハヤリの言い回しに倣ってこのブログも年初にあたりガラにもなく所信でも表明しとくとするか。


しょうむないことにフォーカスする。



ずっと前からしょむないことしか書いとらんやないかと言われりゃそうなんだけどさ。虫眼鏡でお日さまの光り集めるが如く、そこんとこにより一層フォーカスしてやろうと。

つまりアレだ。神はどーだっていいところに宿る、っつうブログのテーマにもっと忠実にやってこうという所存なのでございます。ひとさまが面白いかどうか一切考えない。もちろんひとさまの役に立とうなんて、鼻毛の先ほども思わない。

だけどこれが難しいんだ。いつもそう思ってんのに邪心が混ざる。

そして冬の京の旅の思い出の続き。

京都駅に急がなきゃと後ろ髪を引かれるように扇型機関庫を後にしたのにもかかわらず、ふらふらと「ミュージアムショップ」という名の土産物屋に寄ったんである。

それというのもホラ。あの肉うどんに浮かんでいた〈ドクターイエロー〉のカマボコがぜってー欲しいじゃないか。あれを薄く切って片方裏返しにして並べたら「2両編成」になるよな。売ってたら帰って試してみたい。もうひと編成作って「上り」「下り」でドクターイエローがすれ違うという夢のようなシーンだって、うどんの上でなら実現できる。サイコーじゃん!

そしたら売ってないんだよこれが。すごい残念。

でもまあ、せっかく覗いたんだからなんか買って帰りたいよなー。梅小路だから「梅糀漬け」なんてモンがあったりなんかしてさー。まさかそんなモンあるわけないよなー。




京みやげは梅小路で梅小路_d0027243_11184630.jpg




そしたら、ありやがんの。

京都鉄道博物館の地名
「梅小路」にちなんで、
「梅」と「糀」で大根を漬け込みました。
梅のさわやかさと、糀の甘味が
絶妙の京つけものです。

だって。しかも「西利」製だって。ゼツミョーだって。
わはは、なんだかいいねえ。京都のひと、ちょっとだけ見直しちゃったぜ。

ドクターイエローの代わりはこれだ。
冷静に考えればこっちのほうがいいかもしれない。
いや、そもそもこういうおミヤゲを買うというところでもう冷静さを失っているのかもしれないが。

とにかくミヤゲは買った。
急げ京都駅へ。






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by god-zi-lla | 2020-01-04 12:33 | 食いモンは恥ずかしいぞ | Comments(2)

2020年1月1日

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どちらさまも
今年1年といわず
いつまでもつつがなく
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by god-zi-lla | 2020-01-01 07:48 | 日日是好日? | Comments(0)