神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla
WE WANT AZUMA !  (のつづき)_d0027243_9185856.jpgそれにしても冥王星

いやなんだかわからない展開のうちに すいきんちかもくどてんかい になっちまいましたね。一時は「すいきんちかせれすもくどてんかいかろんめい2003UB313」なんて困ったことになりそうでしたもんね。これじゃ舌噛んじゃって覚えらんないよ。

でも「子どもたちが混乱するから」という意見も実際にあったようですな、国際天文学連合の総会では。

しかしなんかヘンな感じなのは、冥王星だってなんちゃら矮惑星だって人類が物ごころつくはるか昔っからあったわけでしょ。それをあとからあーだこーだ勝手に屁理屈こね回して「昇格」だの「降格」だのホントに迷惑星に当惑星。

でもなんか大阪弁みたいね。
「こら、なにしとんねんボケ。そこをどてんかい!」 なんちて。

そこで吾妻光良とスウィンギン・バッパーズ

写真クリックして拡大してもらえば、まあどういうもんかだいたい想像つくと思いますが「おやじのおやじによるおやじのための、まーその音楽」ですな。「150~300」という曲名は血圧ね。

曲の表示がA面B面ぽくてレコードみたいですけどCDなのね。オビには「このCDはアナログ盤の雰囲気を再現しています!!!」なあんて書いてあって、ブックレットの裏表紙にはリングウエァ(ジャケットの表面にレコードのフチに沿って円形に浮き出たスリ傷)のようなものまで印刷してありますが、よけいなお世話ですな。

まあそうしたオヤジギャグをルイ・ジョーダンばりのジャンプブルースでぶっ放してるわけで、4年ぶりの新譜なんでした。

しかも今回は吾妻さんのギターがいつもに増してワイルドに冴えわたって、ハゲなのにめちゃくちゃかっちょいいっす。
ヴォーカルは相変わらずしゃがれ気味で鼻づまりなうえ通らないまったくリードヴォーカルに向いてない声なんだけど、リー・モーガンのTHE SIDEWINDERなんかもうめったくたおもしろかっちょいいぞね。

この「THE SIDEWINDER」てば、何年か前に出たブルーノート・レーベル65周年記念コンピレーションCD「BLUE SPIRITS --- THE 65TH ANNIVERSARY OF BLUE NOTE」にも収録されてた曲なんですけど、おれはこのCDをこの曲聴くためだけに買いました

で、何年たつのか知らないけど、いまだにほかのトラックは聴いたことないもんね。

しかも念のため聴き直してみますとですね、コンピのほうは65周年を寿いだ歌詞になってるのに今回のは別バージョンですもんね。芸が細かいですな。

まあリー・モーガンがそもそもトランペットでかっちょよく吹いた名曲だから歌詞なんてもともとないんだけどさ、そこに吾妻さんがどちらもいいかげんな歌詞つけて歌ってんですよ。しかもこの曲のあの颯爽としたテーマ部分じゃなくて、よりによってモーガンのアドリブに歌詞つけて歌ってんのね。

これがもう涙でるほどおもしろいのよ。 舌、もつれてるし。

ちなみにかようなオヤジ音楽とはいえウチでは子どもたちに人気で、とくに愚息はiPodに入れて常用してるようで、こういう音楽を高校生のころから聴いてると将来どんなオトナになってしまうのか少なからず不安になりますな。

しかしライヴが見てえなあー。
ほとんどやらないんだよね、副業バンドだから。
# by god-zi-lla | 2006-08-25 12:26 | 常用レコード絵日記 | Comments(0)
WE WANT AZUMA !(吾妻光良とスウィンギン・バッパーズ)_d0027243_20364764.jpg
いやいやいやいや、全国1億のファンが待ちに待った吾妻光良とスウィンギン・バッパーズのニューCDが本日8月23日発売されましたですね。

銀座の山野楽器じゃあこのCDひっつかんだオヤジがレジに列作ってたもんね、ほとんど有楽町チャンスセンター1番窓口なみでしたね。おれともう一人同じときにこのCD持ってレジにならんでたおっさんがいたなんてスゴイことっすよ。こんなウスラハゲオヤジのバンドのCDが初日から最低2枚は売れてんだから。

あ、でもね銀座山野はちゃんと面陳してましたもんね。店としても注目してんですよ。

あたしなんかね、これ買って聴きたい一心で会社早びけして銀座経由で帰ってきたもんね。

いやもうとにかく日本のジャンプブルース界(そんなもんないか)の至宝ですから。心底楽しい全国津々浦々一家に一枚。

なんだかわけわかんないでしょうけど興奮してるもんで、ごめんよ。

《つづく》

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MITSUYOSHI AZUMA AND THE SWINGING BOPPERS "Seven & Bi-decade" The Great Victor Masters 2003-2006
(Vivtor VICL62027 CD)
吾妻光良とスウィンギン・バッパーズ
# by god-zi-lla | 2006-08-23 20:52 | 常用レコード絵日記 | Comments(0)

雲_d0027243_910327.jpg
きのう8月21日、小笠原に出張する相棒を見送りに行った竹芝桟橋で見上げた雲。ちょっと狂暴な感じさえした入道雲もさすがに減ってやっぱり秋かなという空ではあるけど、じりじり灼けつくような暑さに変わりはないよな。

きのうの午前10時に出航して、順調ならあと40分ほど午前11時30分に父島到着の予定。遠いなあ。
# by god-zi-lla | 2006-08-22 10:51 | 日日是好日? | Comments(0)