いまの日本、アベがボトルネック


by god-zi-lla

閑話休題

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左の「きょうのあたくし」欄で話題を小出しにするのがいけないんですかね。肝心のブログ本体にミが入らない。そもそもこのブログっちゃあ2、3行書けばそれで済むくらいの薄いナカミをダラダラ引き伸ばしてるだけだからね。

てなわけで少々お付き合いをいただきます。

いつだったか行きつけの古ぼけたパブみたいな酒場で萎れかけたバラを3輪、千円札数枚の勘定を済ませようとした帰りがけにレジで押しつけられたんだ。

店の女の子がお客にもらったのを忘れて帰ったというんだけど、ホントに忘れたんだか相当にアヤシイもんだな。

でまあ、なんだか知らないけどおれがそれを持って帰って仕方ないから花瓶に挿してやったのである。

しかし若い女の子にプレゼントされたはずの真っ赤なバラ3輪。持ち帰ったのは還暦過ぎのしょぼくれたおっさんだったなんて、贈ったお客さんもいいツラの皮ってやつだが当のバラがいちばん不憫なんじゃないかしらん。

持って帰った翌朝見たら3輪のうち2輪はもう枯れかかってる。そう簡単に萎れられちゃあこれが近所の花屋だったら文句のひとつも言わなきゃならないところだけど、夜の銀座で花屋が一見のしかも酔客に売りつけるバラなんてどのみちこんなモンなのかもしれない。

とはいえこのまま枯らしてしまうのも可哀想じゃないか。せめて比較的元気な残り1輪の写真でも撮ってやろうじゃんというのが上のヤツなのであった。

だけどアレだよ。
こういう真っ赤な花っておれのようなシロートにはじつにムツカシイ被写体です。

このカメラ買ってかれこれ4年ようやく今ごろになってわかったのは、なにからなにまでカメラ任せのフルオートの状態じゃ真っ赤なバラの花は絶対マトモに写ってくれないってことで、ISO感度を(手ブレ防止機能でなんとかしてくれる範囲で)できるかぎり低く設定したうえでホワイトバランスに迷い絞りの値に迷い、それから被写体に光りの当たる具合を矯めつ眇めつあーでもないこーでもないとやってみて。

その挙げ句の果てのドン突きで、マグレ当たりとかビギナーズラックを期待するって感じ。

それはともかくとして、こうやって眺めてみるとアレだな。真っ赤なバラってのはずいぶんとエッチな雰囲気の花なのね。乾いたようなしっとりしたような媚びているようでいて拒絶するようでもあり。明るいといえば暗い、暗いのかと思えば華やか。饒舌になにかを語りかけてくるようにみせて、じつは寡黙。

贈るほうも贈られるほうも、なにをどうしていいのかわからなくなるような真っ赤っか。

まあその店の女の子がしたようにこれは「忘れて」帰るほうが、みんなシアワセなのかもしれないねえ。



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と、これは一年以上前に書きかけてそのままにしてあったエントリーですけど、ここんとこ更新が滞って間が空いたので地下鉄やJR得意の「後続車両との運転間隔調整」で載っけとくことにします。

しかし夜の銀座の花屋のバラなんて、きっと高かったんだろうなあ。

ひょっとしてその晩おれが払った飲み代より高い?





by god-zi-lla | 2018-09-01 10:07 | 日日是好日? | Comments(8)

壁電

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by god-zi-lla | 2016-12-13 19:35 | 日日是好日? | Comments(0)

古いレンズで遊んでいる

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だいぶん前にマイクロフォーサーズのカメラにキヤノンのFDレンズを取り付けるアダプターを買って、そのときはNewFD70-150mm/f4.5ってズームレンズを付けて喜んでたんですけども、ふと、もしかしたら単焦点の標準レンズFD50mm/f1.4S.S.Cを付けたほうがホントは面白いんでないかと思ったんだよ。

なにしろこのレンズは学校卒業まぎわに親類縁者からもらった就職祝い全部つぎ込んで買ったキヤノンAE-1に付いてたやつですからね。個人的にはそんなもんを引っぱり出して使おうって思いつきだけでも十分面白いんだけど、それはそれとしてこのレンズは開放f値1.4だからかなり明るい。たしか当時カメラメーカー各社が出してた普及価格帯の一眼レフカメラに標準装備されてたレンズ(むかしはレンズキットなんて言い方はなかったね)のなかでも一番明るかったんじゃあるまいかしら。それに考えてみるとウチにあるレンズのなかでいちばん明るいんだもん。だったらこれで撮ったらどうなのよ。

で撮ってみたらこうなったんであった。なんつうかf1.4だの4.5だの明るいだの明るくないだのはもうどうだっていいやって感じ。なんにもしてないのになんかしちゃったような写真が撮れてしまう。本人の意思にかかわりなく、とりわけ奥行きのある被写体に勝手なことをしてくれる。なんなんだこれは。

正直いってまったく実用的じゃないです。なにしろピントが簡単に合わない(もちろんマニュアルフォーカスなり)。レンズもそうだけど、こっちの目ん玉のレンズも古ぼけてきてるから相乗効果でなかなかピンは来ません。ホントにちゃんとピント合わせしようと思えば液晶ビュアーで10倍くらいに拡大した画像を見ながらピントリング回さなきゃムリですけど、手持ちでそんなことするのがまた神ワザなみにムチカシイ。

だからピントは「だいたい」つうことにしてレンズに面白い写真撮ってねと念ずることに徹したほうが断然楽しそうなんである。いわゆる念写ってヤツだな。ちょっと違うか。

それから50mmレンズをマイクロフォーサーズに付けると100mm相当の「望遠レンズ」になっちゃうので、つい「標準レンズ」のつもりで構えると被写体に近すぎるもんだからカメラ構えたままジリジリと後ずさりしなきゃなんなくなっちゃう。ハタで見てたら絶対笑える光景だぜ。

だけどそうやってカメラ構えたまま後ずさりしてるうちに、普段ズームレンズ使ってると自分が後ろにさがったり前に出たりしないかわりにレンズを前に行かせたり後ろにやったり、結構横着してるんだなあなんてことに気づいたりしてね。

それはともかく、はっきりいって使い道もないからボチボチ処分しなきゃなと思ってた古ぼけたレンズなのに、手ぶれ補正だのISO感度自動設定だの液晶ビュアーだので寄ってたかって「介助」してくれるから、こんな面白い写真が勝手に撮れるようになったんだよな。つまりこれもまたデジタルならではの芸当ってことだ。

思いもしない世の中になってきた気がする(だけどピントリングを回すのは意外と楽しい)。
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by god-zi-lla | 2016-04-09 14:23 | 日日是好日? | Comments(0)