神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

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「砥石の台」つうのを使ってみる_d0027243_18130960.jpg




以前はとくにこんな道具が必要ということはなかったんだが、あるときから包丁を研ぐとき包丁といっしょに砥石が動いて困るようになった。

そもそも砥石の下に雑巾を1枚敷いてその上に砥石を置いて研いでれば、それはそれで(微動だにしないというほどではないにせよ)別に問題なかったんだよ。

考えてみれば以前ずっと使ってた砥石はどれも大きくて重たかった。そういう、大きくて重たい砥石をふたつ使い潰したあと、違う砥石を使ってみようと思い立ってかなり薄くて小型のセラミック砥石を使い始めたんだけど、コイツには砥石の底四辺を包むような形のゴム製の台が付いてた。

これが滑るんだ。台所のステンレスプレートの上に、以前と同じように雑巾を置いた上にゴム製の台付き砥石を置いて使い始めると最初のうちは大丈夫なんだが、雑巾と台が濡れてくるにしたがって滑るようになる。

こりゃいけませんと、雑巾どけて試しに台所のステンレスのトッププレートへ直にゴム台付き砥石を置いて使ってみた。だけどこれも最初はいいんだけど、濡れてくると似たようなもんだった。

砥石が動かないように気遣いながら研ぐんだから、そんなの良いわけないよな。包丁を研いでんだか、包丁で砥石を押さえてんだかわかんない瞬間があったりする。

砥石を安定させる台のたぐいが何種類も売られてるのは前から知ってました。ここんとこAmazonでそいつらを見比べてたんだが、どれも似たような姿カタチで、こんなモンがホントに有効なのかちょっと疑問だった。でも仕方ないよな。実際困ってるわけだしさ。

あーでもないこーでもないと悩むこと半年(とにかくこういうことにウダウダしてんだよおれは)、今年に入って三が日が過ぎてからAmazonで注文したのが届いて早速試してみた。写真に写ってる黄色いのは砥石だ。これは最近使ってるシャプトンて会社の〈刃の黒幕〉つうなんだか剣呑な名前の砥石で、こいつをその「台」にセットしたとこである。

上に乗ってるのは100均で買った包丁だけど、試しに研いでみたのはこれじゃなくて木屋製の硬いステンレスの、ウチの包丁の中では一番重たい包丁を研いでみた。

重たくて硬い包丁は研ぎにくい。当然それなりにチカラも入れなきゃならない。だからそれで滑らなきゃ、あとはどんな包丁だって大丈夫だろうと踏んだわけだ。



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ようするに砥石を太いステンレスの心棒が通ったクランプで挟み、ケツのほうからナットで締め上げる。そのクランプに滑り止めのゴムのブロックが付いてるわけだな。

どうもこの重さがキモな気がする。滑り止めのゴムといったって特別な素材のようにも見えないし、接地面になにか工夫があるという感じでもない。どっかに「魔法」がかかってるようにも見えない。しかし重量は719グラムある。

たしかに重たい砥石を使ってたときは滑らず、軽い砥石に替えたらゴムの滑り止めが付いてるにもかかわらず滑る。いま使ってる〈刃の黒幕〉にもケース兼用のゴム足付きの台が付いてるがこれも滑る。ようするに軽すぎたんだろう。

ついでに計ってみると〈刃の黒幕〉は571グラム。足したら1290グラムだ。現役引退した古い砥石(まだ使い道はあるのでとってある)は、たぶん新品のときの半分くらいにチビてると思うが、それでも924グラムもある。新品のとき〈刃の黒幕〉とこの砥石台を足したよりも重たかったのは間違いない。やっぱりなあ。

で、とりあえず使ってみたところ、重くて硬い木屋の包丁を研いでも動かない。これは伊藤製作所のGS-Sつう型番のものだが、Amazonで見ると似たような製品は山ほどある。もっといいのもあるかもしれないけど、これくらい安定してればおれ的には十分だ。あとは包丁を何本も続けて研いだときにこの状態を保てるのか、ゴムの台が(なにしろ水びたしで使うんだから)すぐに劣化したりしないものか。そのへんはしばらく使い続けないとわからない。

とりあえず年の初めに悩みがひとつ消えそうなのがメデタイことではあります。









by god-zi-lla | 2020-01-09 10:48 | 日日是好日? | Comments(0)
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つうわけで南座で歌舞伎見物してきたんでした。
そして旅といやあミヤゲである。

芝居が跳ねて新幹線まで時間もたっぷりあるので四条河原町の高島屋の地下をうろうろ冷やかしてたら、青果売り場に見慣れぬ葉っぱが並んでる。近寄ってみれば「葉唐辛子」と書いてあるじゃんか。ぢつは、佃煮じゃなく「野菜」として売られてるのを我が六十有余年の人生で初めて見たのである(大げさだなあ)。

しかしね。こっちが人生振り返るくらいの勢いなのに、当の葉唐辛子といえばとくに特別な感じでもなんでもなく、ふつうにほかの(京都の伝統野菜とかそういうのじゃない当たり前の)野菜といっしょに並んでるんだよ。

いやーすごいなー、京都の人ってこれ買ってきてフツーにおウチで佃煮にしてたりするんだろうな。だよなー。きっと作ってんだろうなー、東京のイナカもんなんかにはヒミツでコッソリと。やだねー、イケズだよねー。うらやましいよねー。

もう葉唐辛子の佃煮好きとしちゃあコレ買ってって自分で佃煮こさえて食う以外の選択肢はありません。なにしろ葉唐辛子。「佃煮」でさえウチの近所じゃあめったに見ないんだからさ。大きなデパートかなんかの立派な佃煮屋さんの陳列ケースを仔細にチェックでもしないかぎり見つけらんないからね。

それで、どうも調べてみると葉唐辛子ってのは京阪神を中心に作られ、かつ食べられてる野菜らしい。そもそもは「伏見辛」という唐辛子の茎と葉っぱの部分が日常的なオカズになったり佃煮にされたりしたのが始めのようだから、品種の名前からして京都発祥だよな(『伏見甘』がいわゆる伏見唐辛子みたいね)。

よーするに「葉唐辛子」っていう野菜があるんじゃなくって、トウガラシの葉っぱを野菜として食べてるってことなわけね。

つうわけで能書きはそんくらいにして早速佃煮にしてやろうと袋から取り出して葉っぱを掃除してみると、青い唐辛子の赤ちゃん(青いのに赤ちゃんもないもんだけど)がいくつもくっついてる。どうしようかと思ったが、一緒に佃煮にしてやることにする。

高島屋でこの葉唐辛子を置いてあったカゴに小さな手書きのPOPが添えてあって、それには「一度茹でてから調理するほうがよいです」とあった。帰って調べてみるとアクがけっこう強いらしいので、注意書きどおりざっと茹でて湯を切ってから佃煮にしてみたのがその次の写真なり。

炊き上がってみると、おー、ちゃんと佃煮屋で買ってくるのと同じ葉唐辛子の香りがするじゃんか。もちろん食べてみれば紛れもないおれの大好きな葉唐辛子の佃煮ちゃんである。

しかしそんなに辛くはないね。ためしに一緒に佃煮になった青唐辛子も食ってみたがこれも辛くない。でも、なかなかいい感じに出来上がったじゃないか。これで材料代は299円(ちなみにボウルは直径22センチ)。ほいでもって出来上がった佃煮は、ちょいと偉そうな老舗で買やぁこんくらいの量で千円はラクに超えますぜ(ちなみにタッパーの1辺10センチ)。

まあ、しみったれた話はともかくとしてだな。葉唐辛子ってのはどうやら夏の真っ盛りに収穫する作物のようで、それをたまたま覗いた京都のデパ地下で見つけたわけだ。じつにラッキー。旅のミヤゲはすべからくこうでありたいモンだよなーなんてね。

贅沢だよな。299円のわりに。



to be continued

by god-zi-lla | 2019-09-07 00:01 | 食いモンは恥ずかしいぞ | Comments(2)


つうようなわけで元興寺の続きのあるわけでもなくランサー101の近況というんでもなく、このクソ暑いのにウマそうにも見えない(実際ウマいわけでもない)主夫のひとりメシなのである。

まあ毎度毎度似たようなモンではあるんだが、よーするに第一にとにかくハラを満たせればそれでいい、第二に材料は冷蔵庫の整理が最優先、第三にカネをかけない、第四に手間もヒマもかけないという大原則をほぼ守ってるもんですから、必然的に似たような材料で似たような品をデッチ上げちゃあ食うという日々にならざるをえないのよね。

そして今年も早半分を過ぎて撮った写真のストックも増えてきたんだが、これ以上ほっぽっとくとそれがなんだったか思い出せなくなるところまで来たので、以下なんとか覚えてるのだけを今回は材料・工程についてもじゃっかんの説明を加えたりなんかして読者諸賢のお役に立つようにしてみようかしらなんて思っているのであった(じっさいに作って『再現』されても困るんけどね。いないとは思いますが)。



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小松菜と青唐辛子のパスタ。

お湯をたっぷり沸かす。沸く間に小松菜をテキトーな大きさに刻み、ニンニクと青唐辛子を細かく刻む。フライパンを火にかけオーリーブオイルをどぼどぼ注いでニンニクと青唐を放り込んで弱火にして炒める。ニンニクが黒焦げにならないよう生かさず殺さず炒め、あーおれっていまパスタ料理を作りつつあんだよなー的香りがしてきたとこで取りあえず火を止めとく。で、湯が沸いたら小松菜を茎のほうを先に葉っぱ部分を時間差でブチ込み軽く茹でる。茹で上がったらザルみたいな器具で小松菜をすくい上げお湯を切ってフライパンに放り込む。お湯を再び沸騰させてパスタを茹で始める。フライパンに再び火をつけ小松菜をゆらゆら炒めるでもなく炒めて塩をして火を止める。パスタが茹で上がる2分前にフライパンに点火、弱火とトロ火の間くらいを維持する。パスタが茹で上がる1分前に鍋の火を止めパスタのお湯を切って手早くフライパンにブチ込む。フライパンでは絶対炒めないようにしつつパスタに塩を振りブラックペッパーをゴリゴリしてパスタの茹で上がり時間になったら皿に乗せて食う。

それだけ。

なぜ青唐かといえば青唐が残ってたからで、なければ赤唐辛子を使うんだけど、青唐が好きなんだよ。だからわりといつも青唐が野菜室の片隅にある。ただ青唐ってのは辛かったり全然辛くなかったりマチマチなので、出来上がりの辛さもマチマチになっちゃう。でもまあ、そういうもんだしなーと思いながら食うのが正しい。




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キムチうどん。

自家製めんつゆを薄めたとこに消費期限過ぎるまで熟成発酵させたキムチを入れて煮たところへ冷凍さぬきうどんを解凍してブチ込み、ちょっとだけ煮る。キムチがウマければウマい。そうでなければウマくない。万事キムチ次第。




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ビーフカレーキャベツ乗っけ中榮風。

築地市場の場内に中榮(なかえい)ってカレー屋さんがあってさ。事務的に愛想のよいおばちゃんが、いらっしゃーい、って気の抜けたような声で言ってくれて初めて入った40年近くも前、インド大盛りキャベツ乗っけ味噌椀玉落ち〜、なんて厨房に通すのを聞いて呆然。

でその「キャベツ乗っけ」を再現してみましたけど、カレーは食うモンがないとき用に備蓄してある1袋百円未満のレトルトカレー。これがさすが百円未満、まるでウマくないんだわ。こんなモンに中榮風なんて名前つけたら営業妨害だぜ。すみません、おばちゃん。

しかしあのおばちゃんはさすがにいないのでしょうが、中榮は豊洲に引っ越すんでしょうか。場外の店はどうにでもなるけど、場内の店は建物ごと市場が消えてなくなるんだからそこで営業を続けるわけにいかんもんなー。




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ひよこ豆のカレー。

これはひよこ豆を茹でたのが残ってたので、それを消費するために昼メシのこのひと皿ぶんだけ作った気がする。

材料のメモを残してあるとこを見るとあらためて作るつもりだったらしいが、その後一度も作ってない。ようするにひよこ豆を茹でるのがメンドくさいんだな。

でその材料メモ。ひよこ豆、トマト、玉ねぎ、スナップえんどう、すり下ろしニンニク、すり下ろし生姜、クミンシード、ベイリーフ、パプリカ、ターメリック、コリアンダーシード(砕いた)、一味唐辛子、油、塩、水。

ヴェジタブルカレーだな。こいつらを刻んで炒めて煮るだけのハナシだがそれだけでじゅうぶんウマい。




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冷やおろしうどんチクワと天かす入り。

大根のシッポの大根おろしが辛くて好きなのよ。つーんと鼻に抜けて涙が出るくらいのヤツがね。辛くない大根おろしなんて食う意味ないと思うくらいです。その大根おろしを冷凍さぬきうどんを解凍して水にさらして冷やしたのに自家製めんつゆ(甘くない)をぶっかけ出来合いの天かすとチクワの輪切りと一緒に乗っけてかき混ぜて食う。



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鮭茶漬け。

まあ、あれだ。塩鮭の焼いたのがちょっとだけ残ってたんで永谷園のお茶づけ海苔と柚子胡椒(緑色のやつ)と一緒にゴハンに乗っけてお茶かけただけのもんだ。

このドンブリはずいぶん昔、ある大手広告代理店の賀詞交換会へ上司にくっついて行ったところお土産にゴロンと1個くれた沖縄読谷のじつにざっかけない普段使いの器でさ。これがきっかけで読谷の器ってのを気に入っちゃってね。以来安くて使いよさそうなのを見つけちゃあ、ひとつふたつと買って使ってる。

大きな会合の手土産に出すくらいだから特別に大量に焼かせたものだと思うんだけど、どこにもその広告会社の社名もなにも入ってない。器ひっくり返して会社の名前が入ってたりなんかしたら十中八九使わないでしまい込む。そして忘れる。




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青唐ケチャップごはん。

青唐辛子に玉ねぎにあとなんか。それだけのもんです。




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冷やおろしうどん焼き油揚げ冷凍青ネギ入り。

また大根のシッポの大根おろし。油揚げってのは日持ちしないけどわりといつも冷蔵庫にあって、まあたいがいは味噌汁の実ですけど昼メシじゃ「肉」代わりだったり増量要員だったりする。

ところでこの万能ネギとかいろんな名前で売られてるうんと細い青ネギだけど、こいつが意外とツブしの効かないやつでね。牛肉と一緒に煮たらイケるなんてことは金輪際ないうえに、わりかしすぐにしなびて日持ちしない。そのわりに結構な分量の束になって売ってるからどうしても持て余す。で仕方ないから細かく刻んでジップロックなどに入れて冷凍し、こういうときに薬味にパラパラする(マルタイ棒ラーメンとか)。つか、それ以外の使い道はほぼない。一体全体どこが万能なのかしらね。




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チクワと油揚げのチャーハン。

ほら、こっちも油揚げだ。肉代わりかつ増量剤。




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サンマ蒲焼き缶丼。

迫り来るウナギ絶滅時代にそなえ代用食で味覚を訓練中、なんちて。

でもまあウナギは絶滅しますね間違いなく。だって、だれにも本気の危機感ないもん。今年の土用の丑の日はどうなる、程度の話題でしかないもんな。消費者もメディアも。

でサンマ蒲焼き缶丼の調理法だ。サンマ蒲焼きを缶から上手に取り出す(わりかし砕けやすい)。煮汁は涙を飲んで捨てる。手作りめんつゆを少し薄めてタレを作り温める。解凍ゴハンにタレをたらたらとかけ回す。その上にサンマ蒲焼きを乗っけてそこにもタレをたらたらする。そのまま電子レンジにブチ込みサンマをゴハンごと温める。粉山椒は常備してないので花椒(ホワジャオ)をゴリゴリ挽いて大量に振りかける。

うな丼の代わりだと思って食うと人生暗くなるから決してそういうことは思わないようにする。




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キュウリとツナ缶と壬生菜古漬けの冷やしうどん。

壬生菜の漬け物は京都の錦で買ってきた。しかしこの組み合わせがモンダイであった。しゃきしゃきとしたキュウリの歯触りとツナ缶のバサバサと、壬生菜のハリハリがまるで合いません。しかも下にあるのは解凍さぬきうどんのグニグニだ。

写真はもちろん食う前に撮るわけだけど、なんかウマそうに出来上がったなあと思いながら撮ったのに、数分後には、二度目はないと思って箸を置いていたのであった。

まあこういうこともあるのさ。合掌。




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精進ごまだれ冷やし中華。

ハムとか蒸し鶏とかチャーシューとかそういうのないから焼いた油揚げがトマト、キュウリとともに乗っかって「精進冷中」。麺とタレはたんなる「シマダヤ」の即席ですけど、これが意外とイケたのよ。ヘンな安いぺらぺらのプレスハムなんか乗っけるくらいなら焼いた油揚げのほうがずっといい。わざわざ油揚げ買ってきてでも作りたい。油揚げは魚焼きグリルで焦げ目がつくまで焼いてから刻む。

それから紅ショーガ必須。




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ソース焼きそば。

これはちょっと写真写りを意識しちゃいましたね。マヨネーズちゅるちゅるして青ノリ振って紅ショーガ飾って。

焼きそばの玉が賞味期限寸前で投げ売りしてたのを買って冷蔵庫のキャベツを大ざっぱに切ったたのと豚肉の切れっ端(老夫婦ふたりだとスーパーの肉のパックを使い切れないこと多し)をブルドックソースだけで炒める。

ウマかったけどマヨネーズのぶんカロリー過多だった。



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ではまたそのうち。


by god-zi-lla | 2018-07-15 07:44 | 食いモンは恥ずかしいぞ | Comments(6)

いかにもカブ

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朝メシにぬか床から引き上げたのを刻んで何も考えずにそのまんま皿に盛ったら、なんかとってもカブ、カブしてる気がしたので思わずiPhoneで撮ってしまったのだった。

なんとなく、いい感じがしないでもないでしょ。
カブをまるごと漬け物にしちゃったもんねーっつうヨロコビが横溢しててね。

だけどぢつをいうと葉っぱのほうは実とは別の、赤カブの葉っぱなんである。
実のほうの赤カブはいま甘酢に漬かっていて、あと二、三日もすればきっとおいしい甘酢漬けになるはずだ。

きっと、というのはこの白いカブがすごく美味しいからそう確信してるわけで、なんとなればこの写真の白いカブと葉っぱの部分だけが写ってる赤カブはどちらも同じ生産者が育てた野菜だからだ。

つまりこの白いカブはすごく美味しいんだ。
おれの漬け物づくりの腕が、にわかに上がったかと勘違いしそうなくらい美味しい。

そういうウキウキとした美味しさの感じがこの写真にも、つい出てしまった。
ような気が、おれはしてるんですけどね。



by god-zi-lla | 2018-02-20 16:22 | 食いモンは恥ずかしいぞ | Comments(0)

ちっこい人参のぬか漬け

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こういう小さい人参がたまたまあってさ。葉っぱは盛大に繁ってるので鍋で炒りつけてふりかけ状の箸休めにしたんだけど、さて肝心の赤い根っこはどうしたもんか。そのまま囓るだけってのもアレだからぬか床に5本ばかりキレイに洗って刺しておいて二日目に引き上げた。

なかでも一番小さいのが写真の2本、なんだか可愛くて良いでしょ。
相棒はカブと、刻んであるのがセロリの葉っぱに近いとこの細い茎。

こういうのがたまに手に入ると食卓がなごんでとても良いんだがなあ。
山形のちっちゃい茄子も漬けて一緒に盛ってやったら眺めてるだけで満足だったりしてね。

by god-zi-lla | 2017-11-13 08:49 | 食いモンは恥ずかしいぞ | Comments(0)
つい先日〈ドリーム〉という映画を見てきたんだが、劇中NASAの建物のなかにあるトイレの洗面所で主人公のひとりが備え付けのティッシュで手を拭くシーンが出てくる。ジョン・グレンがフレンドシップ7で宇宙に飛び出す直前のことだから62年だ。

日本のこういうビルのトイレに、備え付けのティッシュなんてものが普通に置かれるようになったのって多分80年代以降のことじゃあるまいかと、ヘンなことに感心してしまったのであった。

それにしてもこの映画の主人公3人、人種差別と女性差別の両方と戦って、しかもぶ厚いドアをいくつもこじ開けてったんだから、なんてすごい能力と意思なんだと驚くほかありません。

原題〈HIDDEN FIGURES〉。
差別のカベに阻まれて見出されない才能のある人びと。その才能のある人びとを見出せないばかりに発見できない、宇宙飛行に必須な数字。そういうタイトルなのかしらん。

だけど明るいトーンの楽しめる映画になっててさ。サントラが出てたら欲しいような60年代ブラックミュージックのオンパレードな音楽もかっちょいい。

マイルスの〈So What〉もチラっときこえてきた。

で、そんな映画とはなーんの関係もない久しぶりの昼メシ特集なり。いままで登場したことないのを選んだつもりなんだけど、それもぼちぼち限界だな。
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これがなんだったかもう忘れた。菜っ葉とベーコンの入った汁気のあるパスタみたいだ。汁気のあるパスタって好きじゃないから進んで作るなんてことないもんですから、どうしたのかなあ。

それとこの器は直接火にかけても大丈夫な土鍋みたいなものなんだけど、実際そうやって作ったとも思えないし、ナゾだ。

自分で作って食ってるのにさ。
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これは前夜の残りの麻婆豆腐を乗っけたマーボー丼なり。
自分で言うのもナンですけど、ちゃんと作った麻婆豆腐だからたいていの中華屋で出てくる麻婆豆腐よりもウマい。花椒を山ほど挽いてぶっかけて食う。口の中がヒーヒースースーする。

こういう昼は楽しいんだけどね。
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これは何もない日にさささっとこさえたツナ缶のカレー。玉ねぎとトマト少しに小さいツナ缶1個。それからニンニク、生姜、青唐辛子。クミンシードにパプリカとターメリックのパウダー、それから塩。

これはあっという間に出来たわりにけっこうイケた。
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焼きうどん。おばちゃんがひとりで切り盛りしてる昭和なスナックの軽食をイメージしてみました、なんちて。

だから具はチクワ。紅ショウガを添えるのが常識。
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これは非常食のパック入り白飯の消費期限が来たので空けて消費しているの図。貧乏暮らしの娘と息子にも10数食ずつ供与。おれもこの時期連日10食くらい食った。

もちろん食い始める前に次のぶんを備蓄済みなり。消費期限は5年先。そのときはまた。

あ、オカズは我が家のソウルフード「ドライカレー」。たぶん前夜の残り。あるいは冷凍してたのを解凍か。
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これも非常食放出メニュー。牛肉大和煮丼、ってまあゴハンの上に乗っけただけですけど。

紅ショウガ乗っければ牛丼みたくなるかと思ったんだがダメだった。昔は御馳走だったのにさ。

つうわけで牛肉大和煮缶は戦力構想外にして、代わりにサンマの蒲焼き缶を補充。
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なんだかわかんないでしょうけどじつはおれの昼メシの定番のひとつキムチ炒飯。具は熟成しきったキムチのみ。あとは塩。

どんくらい熟成してるかというと、いつも同じ韓国製キムチのパック詰めをスーパーで買い求め賞味期限が切れるまで放置して、それから使い始めます。賞味期限内ではコクも酸味も足らないので他の具や調味料を加えなきゃならない。それだったらいつもキムチを冷蔵庫に貯蔵して賞味期限切れるのを待って使うほうがラクチン、でしょ。
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これはチリコンカーンの残りを茹でたパスタとフライパンで和えただけのもの。豆は北海道産大正金時をちゃんと水で戻して茹でたもの。まあ、こういうものは美味しいに決まってます。
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全国名産品を使った昼メシ特集第1弾。
といっても新潟の村上で買った岩船麩を半分に割って素うどんに浮かべただけです。
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チョリソー乗っかりドリア。忘れたけど多分このチョリソーまとめ使いは賞味期限切れたのに気づかなくて在庫処分だろうな。ふつう昼メシにソーセージ4本なんか食わない。

いちおうオーブンで焼いてますね。ヒマだったんだろうな。
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これは前夜のグリーンカレーの残り。具は赤パプリカと鶏肉と茄子と多分ヤングコーン。ヤングコーンはタケノコの代用品。

グリーンカレー、そういえば最近あんまり作ってないな。
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ベーコンの浮かんだ煮麺。わからん。忘れた。
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マルタイ棒ラーメン。博多万能ネギ乗っけ。それだけ。
棒ラーメン、大好きなのさ。
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タケノコとピーマン入りペペロンチーノ。タケノコが余ってるときもあるんだな。
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イナバの「チキンとバジル」ガパオ風の味の缶詰と刻んだキュウリを載っけた素麺。グルグルしてから食べます。

この缶詰、百円しないんだけどなかなか悪くなくてね。だけどふつうのスーパーに売ってなくて「まいばすけっと」とか100円ショップとかチープな店にしか置いてないです。

ちなみに同じイナバのチープ缶詰シリーズではグリーンカレーとトムヤムスープがわりかし気に入ってて、おひとりさまの昼メシのときだけコソコソ食っている(奥さんに見つかったら、こんなの食べてんのアンタとかってバカにされそうだし)。

以上でございますが写真がキタナイのは腕が悪いのと食う前に慌ててスマホで撮るのの相乗効果なので許してたもれ。

とはいえ、とりあえず写真を残してあるのは最低限マズくなかったやつのみなり。マズかったものは一刻も早くこの世から消し去るために大急ぎで胃の中へ流し込んで跡形もありません。

つうわけで次回はいつになるかわかりませんけど、好評不評にかかわらずそのうちまた。

by god-zi-lla | 2017-10-28 08:05 | 食いモンは恥ずかしいぞ | Comments(7)

寺島茄子

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梅雨が明けたら、梅雨のような雨が降っている今日。

いまの墨田区東向島のあたりは昭和40年代まで寺島という町名だったんだってね。もともとは寺島村って農村地帯でこの茄子もそのあたりの特産品として名を成したものだったそうだ。

隅田川っぺりだから少なくとも明治維新前後までは土の肥えた良い畑が広がってたんでしょうね。

ただし今度手にした写真のやつは墨田区産じゃなくって、旧北多摩郡のどこか産らしいけど。

おれはこの茄子のことをまるっきり知らなかったんだけど、ネットで検索すれば来歴から復活のエピソード、食べ方に育て方までやたらいろんな情報がヒットするからかなり有名な東京の伝統野菜らしいな。

ちょっと小ぶりで赤紫の卵形をした可愛い姿の茄子で、見てるだけでもなんか楽しい。

ためしにぬか床にも漬けてみたんだが、それよか適当な大きさに切って素揚げにしたのをすぐ南蛮酢につけて少し冷やしてから食ったのがウマい。ぬか漬けも悪くないけど少し皮が固いかな(たまたま漬けたヤツだけの個体差ってこともありそうだけど)。

ちなみにこの品種に限らず茄子を揚げたら南蛮酢じゃなくても、ただ市販のめんつゆを薄めたのに漬けてもいいでしょうし、そこへ酢を混ぜれば南蛮酢のようなものになります(鷹の爪など散らしてね)。

あーそうそう。全然どーでもいいとこへさらにハナシは飛びますけど、その市販のめんつゆに酢を混ぜたところへゴマ油を適当に混ぜ合わせるとこんだはあーらフシギ、冷やし中華のタレのようなモンの出来上がり。どこのオトーサンにも出来ます。

そうやってこさえたタレに素揚げの茄子をブチ込んで冷やしといて、茄子ごと冷やし中華にぶっかけて食うのもまたオツなもんでございます。

それにしても、涼しいモンを毎日食いたい季節だねえ。

寺島茄子はあと4つばかり残ってる。
さてどうやって食おうかな。涼しく。

by god-zi-lla | 2017-07-26 10:30 | 食いモンは恥ずかしいぞ | Comments(0)

夏のお漬け物

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毎度変わり映えしなくてすいませんけど、ぬか漬け3種。小茄子と白瓜とミョウガ。けさ、ぬか床から引き揚げて刻んで盛ってみたら、あー夏だねえなんてしみじみ思ってしまったので写真。

ぬか床を作ってから今年の夏で7年だ。飽きっぽいおれが毎朝よく手入れして続いてるもんだと思うけど、なんてったってこうやってぬか床から引き上げた野菜を刻んで食えばどれもウマい。続く理由なんてそれしかないよ。

ごく小さいプラスティック製の、どこのホームセンターにでも売ってるぬか漬け用の容器で始めたんだけどさ。ちょっと育ちすぎたような盛夏のキュウリなんかだと長すぎて入り切らなかったり、こんなふうに小茄子と白瓜半分とミョウガ1個くらいで満員御礼になっちゃうくらいだから、いっときもうひと回り大きい容器にしようかなんて思ったこともないではなかった。

けど、もしかしたらこの小さな容れ物でずっとやってるのも長続きしてる理由のひとつなのかもしれないって最近はちょっと思う。

ガワが大きければそれだけ大容量のぬか床が当然出来るわけだけども、そしたら毎朝かき混ぜる要領だって違ってくるだろう。いまの大きさなら片手でぐるぐるっとやりゃあ、ものの1分とかからないうちに全体がすぐにひっくり返る。毎朝起き抜けのいちばん最初にやる仕事だからさ。あんまり重労働で億劫になるようじゃ(とくにおれのようなナマケモノだと)絶対長続きはしないね。

それにね。この小さな容れ物なら家を空けるときも1泊程度なら冷蔵庫の野菜室に容器ごと放り込んでしまえば大丈夫。2泊以上になるときは冷蔵室に入れておいて、この7年問題が起きたことは一度もない。

こういうことも小さなぬか床ならではの機動力っていうかね。

ぬか床のために旅にも出られないなんて何のための人生だかわかんないけど、ちっちゃなぬか床ひとつでけっこうシアワセな気分になれたりもするんだから、小さなぬか床ひとつある人生ってのも悪かないよ。

それから美味しくしようとか色良く漬けようなんて「工夫」はまるでやらない。前にも書いたかもしれないけど、茄子やキュウリの漬け物が悶絶するほどウマい必要なんておれにはないし他人サマと競争してるわけでもない。パリっと噛んで、おーいい具合に漬かったねえなんて独り呟くくらいの、ふつうの美味しさでもうじゅうぶん。

日々大事にかき混ぜてやりさえすればぬか床ってのはそのくらいの期待にはしっかり応えてくれるってことがこの7年でよくわかった。

ぼちぼち山形の小茄子も出てくるころかな。
ウマいんだよなあ、あれ。


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ちょっとキュウリを掘り出して記念撮影。
旬の野菜を漬け込んでやれば、おれたちもうれしいしぬか床もきっとうれしい。

by god-zi-lla | 2017-06-15 12:54 | 食いモンは恥ずかしいぞ | Comments(4)

ちゃっちゃか柚子胡椒

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先週から黄色いユズがいくつもあるもんだからコイツをどうしてやろうかと思案してたところ、落語を聞きに行ったときにちょっと覗いた恵比寿三越の地下の野菜売り場に干してない赤唐辛子が出てたもんだから買ってきた。コイツで柚子胡椒を作ろう。

それというのもだね。柚子胡椒には緑色のと赤いのとがあって、緑のほうは緑のユズに青唐辛子、赤いヤツは黄色のユズに赤唐辛子というのをホントかどうかわかりませんけど何かで読んだのを思いだしてさ。

たしかにウチでいつも使ってる柚子胡椒の瓶詰めを見てもラベルの原材料欄に「青柚子果皮・青唐辛子・食塩」とあって淡い緑色である。じゃあ赤唐辛子に黄柚子で赤柚子胡椒ってのもホントかもしれない。

しかも製法というのがどうもユズの皮をピールしたのと唐辛子の種を抜いたのを刻んだヤツをさらに細かくして塩と混ぜるだけらしいんだな。なんか、おれでも出来そうじゃんか。

瓶詰めになって普通に売られてる柚子胡椒はほぼペースト状なんだが、これは多分細かく刻んだ材料をさらに擂り鉢かなんかでさらに擂り潰しながら混ぜるんじゃないかと思うんだ。しかしおれのやったことといえば写真でも一目瞭然、フードプロセッサーでガガガガガァーっと粉砕したとこへいつも使ってるカンホアの塩を混ぜ合わせ、皮をむいたあとのユズを少し絞っただけの横着品なのであった(まあおれのような大雑把なニンゲンのすることなんてそんなモンなのさ)。

で早速、昨夜の献立のみぞれ鍋に作りたてを恐る恐る薬味として入れてみた。そしたらこれはこれで結構、いやー、そんなもんじゃなくってすごくいい。うちの奥さんも、これは(アンタにしちゃあ珍しく)いいじゃんとホメてくれる。

なんかね、居酒屋のドリンクメニューみたいな名前ですけど「フレッシュ柚子胡椒」とでも言いたい感じ。搾りたてのユズの香りと唐辛子の目がチカチカする刺激感。そりゃそうなんだけどね、さっきまでナマのユズとナマのトウガラシだったんだから、そのまんまっちゃあそのまんまだ。んー、だけどこりゃあいいよ。ペースト状の瓶詰めはそれでまた良し、こっちのちゃちゃっとこさえたヤツの作りたてにはまた別のしゅわしゅわっとした良さがある。

ひょっとするとこのまま幾日幾週間かすると熟成してきてしゅわしゅわのフレッシュさから落ち着いた味わいに変わってくのかもしれない。だけどそれはそれで楽しみでもあるよな。現在のように唐辛子が通年栽培できなかった時代には、暖かい時期に収穫した青い唐辛子を麹に漬けて保存しておいたのを柚子の収穫期に取り出して柚子胡椒を仕込んだなんて話も聞いた。そしたら次に試すときには塩の代わりに塩麹を使ってみたらどうなんだ。なんかもう、想像しただけで絶対ウマそうな気がするじゃんか。

(ちらっと写ってるのは友だちのくれた『実家の畑に生えてるミカン』。すごくうまい)





by god-zi-lla | 2016-12-25 08:14 | 食いモンは恥ずかしいぞ | Comments(0)

アルマイトの片手鍋

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東京のソメイヨシノの開花予想は明日(21日)だったかな。近所の児童公園のわりと立派な桜にはきのうすでに何輪か開いている花があったけど、しかし桜の咲くのを今か今かと待つにはちょっと残念なきのう今日の空模様だもんなあ(と思ってたら昼頃から晴れてきた)。

アルマイトの片手鍋ってのはベコベコしてていかにも安物っぽいもんだから、なんかきょうびのオサレなキッチンというような場所では小馬鹿にされてるようなところがありますけどさ。軽くて取り回しやすくてぺかぺかだから惜しげがなくて、ちゃっと出してぱっと使ってざざっと洗ってポイっと片付けるような簡便さと機動力でコイツに勝てるようなナベはないんだ。

ところがどうしたことか、さいきん直径20センチメートルを超えるアルマイトの片手鍋ってのがなかなか見当たらない。近所のホームセンターにあったのは18センチくらいのが最大で、それ以上になるともう両手鍋だ。こういうものはホントだったら商店街の荒物屋で買うのがいちばん似合ってるんだが、きょうび荒物屋さん探すほうがナベ探すよりずっと難儀である。仕方ないから渋谷のハンズの調理器具売り場なんか覗いてみたりもしたんだが、やっぱりないんだ。

どうも家庭用の台所道具つうのは女性が使うのが前提のようでさ。直径20センチを超えるナベにいっぱいのお湯なんてのは女の人には片手じゃムリってことなのかもしれない。

20センチあると、ちょっとムリすればほうれん草みたいにやや嵩のはる菜っ葉なんかを茹でたりもできるんだけど、18センチじゃ小さすぎてね。ちょっとした煮物やなんかでも3、4人分の夕飯の支度に18センチはやや辛いとこがあってさ。せいぜい2センチじゃんと思うかもしれませんけど、この直径の2センチが容積的には結構デカいんだ。

ウチには24センチ径の片手鍋ってのもじつはあるんですけど、コイツはいわゆる雪平鍋だから家庭用というのとはちょっと違う気がするし、じっさいコイツになみなみ水を張ったりするとナベ自体の重さも加わって片手で持つのは男でもちょっと大変なことになる。

で、もう多分20年以上使い続けてる直径21センチのアルマイト鍋が写真の右なんだけども、ちゃちゃっと野菜を茹でるとか、いつもより多めに豚汁をこさえるとか里芋煮っ転がすとかインスタントラーメン2人前やっつけるとか、とにかく出番が多い。

なにしろペラペラに薄いから火にかければお湯なんかすぐに沸くからね。

たとえば菜っ葉なんか茹でるとする。このナベに水張って火にかけてるうちに菜っ葉を水洗いするわけだ。そうするというと数分でお湯が沸くから菜っ葉をそこにばばっと放り込みます。菜っ葉だからすぐに茹で上がるのでザルに手早くあけなきゃいけない。流しのところまで右手でナベの柄を掴んで持って行き、左手に持ったザルに茹で上がった菜っ葉をざざざあーっとあける。

両手鍋だとこうはいかない。やってみりゃあわかるけど、両手鍋を片手で持つほうが(出来ないことはないけど)チカラがいる。

使いやすいもんだからこの20年選手の片手鍋は登板過多でベコベコである。取っ手の付け根のところがかなりヤバいし底もけっこう気になる状態だから、とにかくそろそろ「次」を探さなきゃマズいよなあと随分前から思ってたんだけど、これが見つからなかったんだ。

そしたらせんだって奥さんがネットでもって左のヤツを見つけた。商品写真を見れば、いやーこれですよ、これこれ。

だけど全然特殊なもんでもなんでもないんだけどね。たしかに新品のうちは左のようでもじきに右のようになります。みすぼらしいし安っぽいっちゃあ安っぽい(じっさい安いし)。だけど使いやすいといったらこれ以上使いやすいナベはほかにないんじゃあるまいかしら。ことに一般家庭のごく当たり前のゴハンの支度には(つまり、なんつうか『料理する』というような気張りのない日常的な感じね)やっぱりこれだろうって、おれなんかは思うんだけどね。

もちろん肉厚の重たいナベじゃなきゃ出来ないことってのもありますけど、毎日毎日のゴハンの支度にそんな大層なことばっかりしてるわけじゃないんだ。ささっと作ってぱぱっと出す。手の込んだ1品も大事だけどたったか作る3品のほうが大事なゴハンてのもある。そういうためのナベ。

だけどまさか、なんでもない「ゴハンの支度」ってのが廃れつつあるなんてことないよな。
by god-zi-lla | 2016-03-20 08:14 | 日日是好日? | Comments(2)