神はどーだっていいとこに宿る


by god-zi-lla

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で、これかよ、といようなモンでもありましょうが、おれとしたら大逡巡のすえのこれがこの夏最大級の買い物なのよ。

なにしろ最初にiPad買いたいなー、どうしようかなー、とウダウダ思い始めたのがブログのバックナンバーをひっくり返すと(ひっくり返すってのもヘンだけど)2010年のことなんでした。

コメント欄を見るとピピエコさんが買え買えとそそのかし「Newtonの再来」とまで叫んでいる。爾来10年弱。ここまでグズグズと「決められない」自分というものをホメてやりたいくらいなもんだ。

おかげでiPadはこの10年で驚くばかりの機能と性能を備えることになり、お値段はずいぶん下がった。

優柔不断は節約の遠い親戚。

エラいぞ、おれ。
なんつて。

まあ物欲はけっこうありますけど別段新しモン好きというわけでもないので、iPad登場してほぼ10年。ようするに、ここへきてようやくiPadにさせる「仕事」が出てきたから買う気になったわけだ。

写真上はAudirvana Plusのリモコンアプリ〈A+ Remote〉。Mac miniにインストールしてあるAudirvana Plus本体をWi-Fi経由で操作して音楽ファイルの再生をする。

このリモコンアプリをiPhoneに入れて、それなりに便利に使ってきた。しかし、なにせ表示が小さくて狭っ苦しい。ハッキリいって老眼にはかなりシンドイ。そもそもこのリモコンアプリだってiPhoneじゃなくてiPadで使うのを想定してるんでしょうから、ムリな使い方してるおれが良くないんだろうけどさ。


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こんな感じだから、見た目は悪くないんだけど実際使うとちょっとツラい。老眼なうえにトシのせいでブキッチョになってるし、そもそも指が太いから手元が狂って別のアルバムにタッチしたりはしょっちゅうですしね。

もうひとつの写真は〈FileMaker Pro〉で作ったCDのデータベース。これは以前のエントリで書いたようにMacのOSをモハーヴェにしたらFileMaker Proが起動しなくなったので、iOS専用のフリーアプリ〈FileMaker GO〉で開いてる。

FileMaker GOは新しいデータベースの開発・製作は出来ないんだけど、CDと料理レシピ、ふたつの既存データベースのデータを更新することは普通にできる。

おれはもう新しいデータベース製作なんかする気がないから、高いお金出してMac上で動く新ヴァージョンのFileMakerを入手する必要はないんだけど、さすがにiPhone上でCD探したり台所に立ってiPhone画面のレシピ見るのは、これまたけっこうシンドイ。それからデータの更新もなんか「裏ワザ」的なやり方だからホイホイホイってわけにもいかなくってね。

まあ、この先毎日ぶつぶつグチこぼして暮らすよりか、この際iPhoneより断然画面の大きいiPadを買やあどんだけ人生明るくなるかわからない。

なにしろ、先日なんかiPhoneでレシピ確認しながら料理してたら字が細かくて見えない。なんて書いてんだよー見えねーよー、なんつって手を拭いて老眼鏡かけてiPhoneの画面で調味料の分量確認して、なんてしてたら危うくナベ焦がしそうになったもん。

買えないお値段じゃないんだから、さっさと買えばよかったんだよな。

ちなみにコイツは〈第6世代〉と説明のついてたやつを、Appleのサイト「整備済み製品」コーナーでお安く手に入れたのであった。


by god-zi-lla | 2019-09-15 13:32 | Macとか、あれとか | Comments(0)
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ちょい前のことであるが、ユニオンのオンラインショップでLP入れる段ボール箱なんかを物色しておったところ〈Nipper listens to“HIS MASTER’S VOICE” オブジェ〉つうのが写真入りで載ってた。れいのEMIやなんかのロゴに使われてるこれ↑だな。

このニッパーという名前の有名な白い犬の、セトモノの置物はしかし平和島やなんかの骨董市に店を出してる「古道具屋」系の店じゃほとんど定番商品のようなモンで大小さまざま、あっちこっちのブースのすみっこのほうに、店番のじいさんの飲みかけの伊右衛門のペットボトルと一緒に並んでるのを見かけるようなブツである。

むしろ同じ白いワンコならいまどきソフトバンクのおとーさんのほうがよっぽどいいお値段で売られてたりするくらい、ビクターのニッパー君は珍しくもなんともないんである。

思うにアレだけあちこちにあるところを見ると、あのセトモノのニッパー君はかつて日本ビクターがわがニッポンの高度成長期のはじめ頃、一般家庭向けにたくさん作って売っていた家具調ステレオ装置のオマケとしてレコード数枚と一緒にお買い上げのお客さんに配ってたんじゃあるまいかしら。

というのもだね。40年以上も昔、神戸市兵庫区の祖母宅に壊れて音の出ない(それどころか電源スイッチ入れてピックアップをつまみ上げるとビリっときて危険な)四本足の生えた一体型家具調ステレオがあってさ。

それは、戦前に婚家から出戻ったままずっと祖母と同居していた伯母がどこやら知人から貰ってきたシロモノで、そいつがその日本ビクター製なのであった。そして、レコードプレーヤーを覆う木製の蓋の上にくだんのニッパー君がひとつ置かれてたわけだ。

壊れた古ステレオはともかく、白い犬の置物はちょっと欲しかったね。

祖母はその数年後に亡くなり伯母は独居老人となり、大正時代の末に建てられたという古い二階建ての家の玄関近くにステレオはニッパーと一緒にそのまま飾られているというか放置されてたんだけど、10数年後に神戸を襲った阪神淡路大震災でその家はあえなく倒壊し、ニッパー君は鳴らない家具調ステレオ装置もろとも灰燼に帰したのであった(伯母はたまたまその日知人宅に出かけていて無事だった)。

まあそれはともかくとしてだな。その家具調ステレオの上にあったニッパーも古道具屋の店先のニッパーも "His Master's Voice" とかいうわりには肝心の蓄音機なんかなくて、ニッパー君は意味もなくただ首をかしげてるだけなんである。

これってやっぱ蓄音機と一緒になってないと、その物語性っつうか来歴っつうか、ハチ公だって渋谷駅前の雑踏に銅像立ってるだけじゃなんのこっちゃらわからんし(ハチ公の銅像と一緒に記念撮影してるインバウンド様たちはご存じなのでしょうか)、ソフトバンクのおとーさんだってあのCMを知っててこそのワンコだろ。

だからニッパーには蓄音機が必要だぜ、と昔から思ってたわけだ。そしたら


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おーこれって蓄音機のラッパを覗き込んでるニッパーでないの。へえー、こんなモンがあったんだねえ。ちゃんとモノガタリになってるじゃんか。やっぱり、こうじゃなくっちゃいけねえや。欲しいなあこれ。

で、おれはニッパー君の隣りにある段ボール類などを見てたわけですけど、思わずクリックして説明を読むと

Nipperは英国に実在した犬で、蓄音機から聞こえてくる亡き主人の声に耳を澄ませている姿に、感動した画家によって生み出された絵画「HIS MASTER’S VOICE」で一躍有名に。「Nipper」と「蓄音機」、そして「台座」の3点セットで、オブジェとして「HIS MASTER’S VOICE」を完全再現!

いいねえ、「3点セット」だってさ。「完全再現!」だってさ。ですよねー。こうでなくっちゃ。

だけど税込み7020円はちょっと高いよな。それに、おれっていま段ボール物色してただけじゃん。いかんいかん、こういうとこでムダ遣いしちゃいけねえ。7020円出すんだったらレコード聴いてる犬の置物じゃなくって、モノホンのレコード買おうぜレコード。

と、じつは一度みずからの物欲を振り切ったんだけどね。
でもやっぱ欲しい。欲しいとなったら、欲しい。

それで数日後にあらためてユニオンのサイトを見てみたら、なんとしたことか「品切れ」の表示が出てるじゃありませんか。だよなー。高いけど欲しい人けっこういそうだもんなー。んー、迷ったら買わなきゃいかんなあ。惜しいことしたなもう。

でもね。そのときよく見ると品切れ表示の横っちょにある購入ボタンはクリックできるようになっている。こういうものはそうそう再生産するとも思えないからきっとダメだよなー、とかブツブツ独りごちながら一応クリックしてみたんでした。まあホントに売り切れだったら、ムダ遣いしないように神様が取り計らってくれたのさ、なーんて殊勝なことまで考えたりして。

そしたら購入ボタンクリックしてから16日も経って突然「発送しました」つうメールが来た。うひゃあマジかよ。10日くらい経ったときにはもう完全に諦めてた。1か月のうちに商品確保出来ないときは注文キャンセルなんて自動送信メールも来てたしね。うーむ、こりゃあきっとおれにもっとムダ遣いをせよとの神様の思し召しなのであろう。なんちて。



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で、届いたのがこういうのなのであった。うふふふ。

たしかに上のレーベル写真と見比べてみても「完全再現!」はあながちウソではない出来映えではあるよな。材質はソフビとかレジンとかそういうフィギュア系の素材じゃなくて古道具屋のニッパー同様にセトモノである。落っことしたらきっと粉々に砕けるね。ちょとコワイのことある。

ところで、箱を開けてウハウハ喜びながら取り出してしばらく眺めてるうちにフト思ったんだけど、このニッパーが覗き込んでる蓄音機ってエジソンの蝋管蓄音機じゃなかったんだっけ。いや、たしかに上の英EMIのレーベルに刷られた商標の蓄音機はベルリナーの円盤で間違いはないんだけど、なんか引っかかるな。

でウィキペディアを見てみると、やっぱりもともとの絵はこれなのであった。

もともと蝋管蓄音機を描いてたのをわざわざ書き直してんだね、この絵をベルリナーの会社に売るために(そのへんはウィキペディアの当該項目参照)。なるほどなあ。なんかシッカリした絵描きさんです。

それでこれは余計なことなんですけど(このブログ自体が余計っちゃ余計なことなんだけどさ)、この犬の〈Nipper〉って名前はウィキペディアによればすぐ噛みつくからそう名付けられたとあるんだ(ロクな犬じゃないね)。

するってえと、針金や電線切るあの工具のニッパーと意味が同じなわけだ、へえー。

なんか面白いんで、ついでに調べてみたらあの工具をニッパーっていうのは、かなりの部分「日本語」らしいんだな。あの工具は英語じゃ一般的に「wiew cutters」とか「diagonal pliers」とか呼んでるみたいで、ニッパーってのはあんまりポピュラーな呼ばれ方でもないらしい。

へえ、そうだったんだ。

いやまあ、どうでもいいんですけど。

ちなみにユニオンのオンラインショップを見ると「売り切れ」と表示され、購入ボタンのところには「注文できません」と書かれていてクリックできません。悪しからず御免下さいませ。

(windypapaさんのコメントによると、まだ買えるそうです。コメント欄のurlご参照↓)







by god-zi-lla | 2019-04-22 12:17 | 常用レコード絵日記 | Comments(4)

高橋悠治の日

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どうもこんにちは。

10日くらい前だったかな。御茶ノ水に出る用事があったんだかなかったんだか忘れたけど、ついでのようにユニオン「クラシック館」を覗いたんだよ。

それで新着のエサ箱を端からほじくっていたところ写真左の〈高橋悠治バッハ・リサイタル〉つうCBSソニーの盤を見つけたんでした。オビには「SX68MARK II」の文字、ジャケットには「昭和46年芸術祭参加」の金シール。んー、これは持ってなかったねえ。

高橋悠治のバッハというと〈Three Keyboard Concertos〉(OX-7033 ND)と〈Inventions and sinfonias〉(OX-7091-ND)つう2枚のDENONレーベルの盤を、もうずいぶん長いこと(まあ40年くらいは)愛聴してきたんだよ。

聴きながら高橋悠治の弾いたバッハってほかにもあるのかなあなんて何度か考えないではなかったけど、まあそこはズボラなおれのことですから調べもしなきゃ探しもしなかった。

なにがどういいのか高橋悠治の弾くバッハはと尋ねられてもウマく言えないんだけど、ジャズのレコードをよく聴くようになってからは高橋のバッハを聴くとモンクのピアノを思い出したりするようになったりしてさ。しかし、セロニアス・モンクのことなんか全然知らないころから高橋悠治のバッハを好きだったんだから、それとこれとはまるで関係がないんだけど、なにかしら(聴いてるおれにとっては)共通項があるのかもしれない。すくなくとも、どちらも「普通」ではない。それから、どちらも安易に泣いたり笑ったりするのを拒絶している。

もちろん一瞬の躊躇もなくエサ箱から引っこ抜きレジへ持ってった。バッハのなにをこのレコードで高橋悠治は弾いてるのか、じつはろくに見もしませんでした。レコード会社はソニーだし、おれが持ってる2枚はDENONだしダブってるわけないもんな。老眼鏡の「度」も最近合わなくなってるし。

結局その1枚だけを買い求めてユニオンを出たんだけど、国内盤の日本人演奏家のしかも70年代のレコードとしたら安いとはいえない2000円だったから、きっと探してる人は探してるんでしょう。すみませんね探してないおれが買って。

でまあ、ユニオンを出てうきうきと楽器屋の前なんか歩きながらその日はJAZZ TOKYOを横目で見つつパスして明治大学の前の坂道を下り、まだ時間があったもんですから靖国通りも渡ってすずらん通りの東京堂書店へ入ったんでした。

東京堂には〈知の泉〉って考えようによっちゃイヤミな名前のついた新刊台がレジ前にあるんだけど、これをぐるりと一周するだけで万巻の書物を読破したのと同じご利益があると言われている有名な棚でね。その日もその新刊台を端からぼおーっと眺めてたんだよ。

そしてぼちぼち1周するかというあたりで〈高橋悠治という怪物〉(河出書房新社)つう本が目に刺さってきた。写真の右。おーまたなんという偶然か。著者は青柳いづみこ。もうこの時点で気持ちの半分くらいは買うつもりになってるんだけど、いちおうパラパラと立ち読みし始めた。もくじを見ると最初の章の題は「グレン・グールド」とある。

まあ、それはあるだろうなグールドと高橋悠治を並べて比べるというのは。なんていかにも訳知りふうなツラで文字を追ってたら

 グールドはデビューCDが『ゴルトベルク』だったが、高橋の初バッハは一九七一年、アメリカ時代の後半、サンフランシスコ在住のころに、日本に一時帰国して収録した『バッハ・リサイタル』(ソニー)である。『パルティータ第六番』をメインに、『四つのデュエット』『三声および六声のリチェルカーレ』。現代音楽以外では初めてのアルバムだったが、非常に高い評価を得た。

思わず小脇に抱えてたユニオンの黒い袋を開けて確かめようかと思ったぜ。

いやしかし確かめるまでもない。いまさっきそいつを買い求めて駿河台の坂を下ってきたばかりじゃないか。そうなのか、これが高橋悠治の初バッハレコードだったのか。いやー面白いこともあるもんだなあ。おれが信心深い人間だったら神様にお礼を言ったりするんだろうな。

帰宅後、レコードも本も思いっきり楽しんだのは言うまでもありません。


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(引用文中『デビューCD』とあるのは重版のときに訂正されますように、版元様)




by god-zi-lla | 2018-10-26 12:09 | 常用レコード絵日記 | Comments(2)
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ここんとこMacBook Airの調子があんまり良くなくてさ。なにしろ2011年に使い始めたんだからもう8年目だ。去年SSDもバッテリーも自力で交換していっときはパフォーマンスも上がったと思えたものの、まあなんつうか寄る年波ってヤツなんでしょうかね。

すんなりスタートアップしないときがあったり、シャットダウンに時間がかかったり、いろんなアプリケーションの起動に時間がかかるようになったり(ことにExcelの起動があまりにも遅くなってきたのでOffice自体をヴァージョンアップしようかと思ったら、Mac版の最新ヴァージョンの評判があまりにも悪いのでヤメた)。いやーこれはそろそろアレかもなあ。バックアップもしっかり取っとかないとなあというような状況になっていたのであったが、かといってすぐに買い換えようなんて気はさらさらなかったんだけどね。

そうしたらある日突然、液晶画面の左から1/3あたりの場所に縦スジが1本入るようになってしまったんである。あっちゃー、ついに来ましたか。んー、こりゃあもうダメか。

なんて言いながらも1週間くらいウィンドウの左端を縦スジにぴったり合わせたりなんかしながらガマンして使ってたんだけどね。いやーもう少し端っこのほうだったらあと半月くらいは辛抱できたかもしれませんけど、気になって気になって仕方がない。ハッキリ申し上げて、コトここに至ってこの先さらに辛抱したとしていったい全体なんのご利益があるというのでしょうか。

ディスプレイの交換はSSDやバッテリーと違ってシロートにはちょっと歯が立たない。修理に出せば5万円くらいにはなるし、まあディスプレイがイカれたらその時は新しいの買うしかないとは思ってたんだけどね。

まあでも、もしかしてある日朝起きて起動したらアラ不思議、きのうまで忌々しくもハッキリくっきり浮かび上がっていた縦スジがキレイさっぱり消えてるじゃないか! ぬあんてことが万万万がいち起きたらどうしよう、なんてね。

たんなるシミッタレってやつなんだけどさ。

とにかく奇跡は起こらなかったから、さて新しいのはどうしようかと思ったわけだ。

正直いって、もうMacのハードウェアの最新ラインアップがどーなってるかなんてことには、ここ数年まったく関心がないんです。どうも最近のヤツはさらに「なんかいろいろ刺すところ」が減って、電源も外付けストレージもLANもなにもかも1個の穴ボコでまかなってるらしい、というような大ざっぱかつ無責任な印象しかないのであった。

そのうえこちとら自慢じゃないが、しっかり老人道の王道を正々堂々歩き始めておりまして、新しいモノやらコトに挑戦する意欲とか好奇心とか向上心とか、そういう人類をこんにちまでチカラ強く前進させてきたパワーの源泉が日一日と減退するのを自覚するような毎日でね。あーもう新しいキカイ買って操作覚えて新しいことするなんておれそんなのぜってーヤだかんね。

できたらいま一番新しいAirと置き換えるだけにしたい。また、見たこともないようなコネクタの付いたケーブルあれこれ買うなんてことはやりたくない。では、いま現在のMacBook Airはいったいどうなっておるのであろうか。ひょっとしてもうこのシリーズはiBookや古くはPowerBook Duoなんか同様に消えて跡形もなくなってるんじゃあるまいか。

そしたらありました。Apple Storeを覗くとあったのであった。

しかし、あることはあるけど機種の選択はできない13インチのモデルがあるのみ(以前は11インチモデルってのもありました)。あとはストレージの容量(256か512か)とCPUのグレード(上か並か)とキーボードの言語(USかJか)を選ぶだけ。んー、これはアレですね。Appleは早晩MacBook Airのシリーズをヤメちゃうつもりだな。

これはまるで白モノ家電のメーカーがいまだにカタログに残している二槽式洗濯機のようじゃないか。

たぶん老人しか使わないという意味において同じような存在なんじゃろうて。

でもいいの。おれ、コレ買うからさ。早いとこ包んどくれ。

そうやってつい先日香港のとなり深圳からはるばる送られてきたのが上の写真の右なのであった。

じゃなくて左である。いや、やっぱし右か、違う違う左だってば。

こうやって見たかぎりでは、もはや新しい買い物をしたっていうヨロコビのカケラもございません。そんくらいウリふたつである。つか、はっきりいってここまでおんなじだったら、おれの持ってる古いガワをAppleに送ったら新しいナカミを入れて送り返してくれるなんつうサービスだって出来そうなもんである。いやマジで。

つうわけで見かけはまるで区別がつかないんだけども、古いほうのデータ一切合切を移行して使い始めたところがそのパフォーマンスは区別がつかないどころじゃなくまるで別物なのであった。いやー起動ボタンを押せばデスクトップが出るまでに10秒ちょい。Excelは目にも止まらぬ速さで立ち上がる。WiFiも心なしか安定してるし、Safariの画面表示も素早い。

こりゃあしかし古いほうに予想以上のガタが来てたってことなのか、最新OSの〈High Sierra〉がLate 2010には荷が重すぎたのか、やはり7年半の歳月はコンピューターエレクトロニクスにとっちゃとても長い時間だってことか、まあその全部だろうな。

いやーせっかく最新式のに買い換えたのに能力的に変わり映えしなかったらどうしようかと思ったぜ。あーよかった。

めでたしめでたし。

でね。ぢつはこの移行と同時に〈Time Machine〉バックアップ用の外付けHDDも新しいのに移行したんでした。

つうのもですね。古いほうのMacBook Airのバックアップ用3.5インチ外付けHDDも多分本体と同じように使い始めて6年とか7年とか経ってるはずなんだけどさ。おれはコイツの容量が500ギガバイトだと思い込んでたんだよ。

去年Air本体の内蔵SSDを128ギガから256ギガのヤツに換装して以降、ここ数か月なんとなくバックアップにかかる時間が以前より長くなってきた気がしてね。んー、この外付けHDDもそろそろ寿命なのかもなあ。テラバイト時代の幕開けはもうずいぶんと前のことだしな。

で、何の気なしにこのHDDの容量を確かめてみたら320ギガと表示されるじゃんか。あららー、500ギガはおれの勘違いだったのか。そりゃあ320のところに256のバックアップ取ろうってんじゃ、断片化したデータをあっち動かしこっち片付けしながらスペース作ってんでしょうから、そりゃあ時間もかかるわなあ。

ここは御本尊のMacBook Airが代替わりするんだし、しかもこんだのヤツは最初っから内蔵SSD容量256ギガだからせめて1テラバイトの外付けにしようというので、いろいろ考えたすえに2.5インチ1テラのポータブルHDDにしたんであった。

前のは3.5インチのゴツい据え置きタイプだからコンセントから電源を取らなきゃならない。Mac本体はポータブルなのにバックアップHDDは据え置き型ってのは、よくよく考えてみると(いや考えなくても)使い勝手としてチグハグなんだよな。Macはいつも手の届くところに置いてあるのにバックアップHDDは棚の中が定位置だったりするわけだ。そうするとついバックアップを取るのが億劫になって「前回のバックアップから未作成100日」とか表示されちゃう。

ちかごろは2.5インチポータブルHDDの値段もこなれてて、1テラだって数千円というようなもんだからね。2.5インチにすれば電源もバスパワーで取れるからUSBケーブル1本繋ぐだけでバックアップ開始である。そこいらへんに置きっ放しでも邪魔にならない。なんでもっと早く気づかなかったんだろ。このほうがぜんぜんいいじゃん。

つうようなわけで、下の写真のようになったのであった。

どっとはらい。



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by god-zi-lla | 2018-07-27 14:24 | Macとか、あれとか | Comments(0)
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考えてみるといちばん最近完成品の電源ケーブルを買ったのっていつだっけなってくらい遠い記憶の彼方である。手元に残ってるのを見てみると多分S/A LabのHHSって線材を使ったヤツを今は亡きラジ館のキムラ無線で買ったのが、うーむ20年くらい前のことかしらん。じゃなかったら、もう少し名前の知られてた(敢えて名は秘す)会社製のわりかし太いケーブルの中古品を買ってみたら作りが雑で呆れて放り出したことがあったけど、あれとどっちが古い話だっけな。

どっちにしろこの20年くらいというものは、電源ケーブルといえば切り売りの電線とプラグを秋葉原で買い求めて自作ばかりしていたのであった。

S/A LabのHH3.5はずいぶんなメーター買った気がするねえ。だけどアレは扱いが大変なんだ。カチカチに硬い外皮の中にはポリエチレンの緩衝材がギチギチに詰め込まれ、その内側にこれも硬い被覆で手厚く保護されてる5本の導体があって、しかもそれぞれにはリッツ線の芯線まで入ってるんだからさ。いやーもう電源ケーブル1本こさえるだけでヘトヘトになるんだよ。だけど気に入って何本も何本も作ったもんです。QUAD405用に中間スイッチ付きなんてメンド臭いケーブルまで作ったよなあ。

で、その作りがあまりに雑でほっぽり出した某社品は、気を取り直して拾い上げプラグを外してちゃんと使えるように作り直したのだが、こんな手間かけるんだったら最初っから自作するほうがずうーっとマシじゃんかと、あの一件も市販品を買わなくなった原因のひとつではあったかもな。

でも一番の理由はフトコロ具合なんですけどね。

そんなに気に入ってたHH3.5の自作電源ケーブルをなんで使わなくなったかといえば、そのあまりの固さで現在の狭小ラックの裏を引き回せなくなっちゃってね。とにかく現在の住まいに引っ越してきて最初にやったのがやや細くて柔らかい切り売りケーブルを数メートル買い求め、HH3.5に付けてあったプラグとインレットを取り外して付け替えることだったりなんかしてさ。

そんなわけだからレヴィンソンのNo.29Lを導入した際にも、なんとなく気になりはしたもののその細い自作電源ケーブルをあてがってやったわけだ。で、そのままかれこれ1年半。

もう10年以上も前でしょうかしらね。キンバーケーブルつうアメリカの会社の電源ケーブルにPK-10つうぶっといのがあって、秋葉原などで見ればじつになんかこうアメリカらしいぶっとい音の出そうなツラガマエでさ。そのうえS/A Lab HH3.5よりは柔らかくて(あくまで比較のモンダイ。硬いのは硬い)取り回しはこのほうがじゃっかん楽そうなんだ。

完成品でもこういうの使うのはいいかもなあと当時から思ってたんだが、なにしろおれの買えるようなお値段ではないの。だからそのままになってたんですけどね。それが近ごろ、このケーブルをお使いになってた皆さんが新しいのを欲しくなる時期にさしかかってきたんでしょうか、けっこう中古品が(しかもおれが買えそうなお値段で)目立つようになってきたんでした。

レヴィンソンNo.29Lもさ、出力は大きくないとはいえデカい電源トランスを積んだアメリカのアンプじゃないですか。だから出来ればアメリカのぶっとくて大雑把そうな電源ケーブル繋いでやるほうがいいんじゃないかって気がどうしてもするでしょ。しない? そうかなあ。

つうわけでキンバーのPK-10Goldという写真の電源ケーブルを買い込んでみたのであった。
さて、どんなモンでございましょうや。

by god-zi-lla | 2017-01-07 07:43 | オーディオもねぇ… | Comments(0)

万年筆その2

by god-zi-lla | 2016-05-15 08:38 | 日日是好日? | Comments(0)

レンズ買いました

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オリンパスOM-D EM10パンケーキズーム付きキット買ってそろそろ1年半近く経つんだけど、使いながらいろいろ思案したすえ写真撮るのは好きだけど写真がシュミってことには金輪際なりそうにない自分にとったら14-150mmつう10倍ズームが良かろうと思った。外で写真撮りながらレンズ交換なんかメンド臭いし落っことしてギャーなんてことにもなりかねないからそうそうやりたくないし、作品作りするわけじゃないんだからそこそこキレイに撮れりゃあ御の字だし、だけど花の写真撮ってバックがきれいにボケてくれたりするとうれしいし。なーんて考えたらこれだなあと思ったんでした。

だから、ウチんなかでこんな写真撮ってるばやいじゃないので、そと行って撮ってきます。
by god-zi-lla | 2016-02-17 09:49 | 日日是好日? | Comments(0)

財布

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大掃除ってのは年の瀬を年の瀬らしく見せるために必須の年中行事だな。
このバタバタをやんないと年はウマいことあらたまらない。

ブランドものかなんかの長財布をケツのポケットに刺して見せびらかしながら歩くなんてみっともないマネは絶対やっちゃいけません。サイフはジャケットの内ポケットにしまうか、どうしてもケツに入れたいんだったらポケットから覗かないような二つ折りのサイフになさいと、若いころMEN'S CLUBつう雑誌に載った誰かのエッセイにあるのを読んで以来、サイフといえば二つ折りのヤツを愛用しててね。それもいつの頃からか二つ折りになったうえ三方をファスナーで閉じてしまうタイプばかり使うようになっている。

そりゃあおカネを出し入れするのに必ずファスナーをグリグリグリと三辺走らさなきゃならないんだから、お世辞にも実用的とはいえません。スーパーの混んだレジでサイフ出してファスナーぐるぐるぐるっと回しておカネ出してると、後ろにいる底意地の悪そうなおばちゃんの冷ややかな視線を感じるようなことだってないわけじゃない。それなのになんでこんなサイフを長年使い続けてるのかってば二つ折りのサイフをムリやりファスナーで押さえ込んでコンパクトにしてしまうからなんだな。

まあサイフが札束でぱんぱんになるようなことは(夢に見ることはあっても)金輪際ないわけですけども近ごろはカード類がね、クレジットカードはともかくとしてめったやたらにあるポイントカードのたぐいがさ。あれでサイフがはち切れそうになるのを三方からファスナーで締め付けちゃうわけだ。

そんなことしてるから当然壊れます。

だけどそもそもそんなふうにあまり実用的とはいえないサイフだもんだから、新しいの買おうにもそんなにどこにでも転がってるというわけには参らない。選択の余地というのがあまりないもんだから好き嫌いも言ってられないしさ。値段だっていちおうこのくらいかなーなんて心積もりはあるんだけど場合によっちゃいかにもチャチな安物しか見つからなかったり、そうかと思えばこんなの買ったら中に入れるおカネがなくなっちゃうじゃんというようなすっげー高級の品しかなかったりしてさ。

で、上の写真だ。

右はいま使ってる、かなりくたびれてきたサイフです。そして左は年が明けたら使い始めようと買い求めた新しいサイフなんだけど、じつはどちらもまったく同じものです。見比べればたしかに両方とも三方ファスナーだけど大きさだって違うし皮の感触もずいぶん違う感じがするのでしょうけど、この違いってのはもう「使用前」と「使用後」の違い以外のナニモノでもないのであった。

たぶん10年近くになると思うんだけど、その前に使ってたヤツが壊れたときにうちの奥さんがたまたま見つけて買ってきてくれたんだよ。そしたら、これがかっこいいうえになかなかに頑丈でね。それまでいろいろ使ってきたこのタイプのサイフってのは、せいぜい持って3年か4年、ひどいヤツは1年くらいで壊れちゃったりしてさ。いやあこれは良いモノをプレゼントしてもらいました。

しかしさすがに10年近く持ち歩いてると、外側の型崩れもさりながら内側のカード入れの部分なんかが破れてきちゃってさ。んー、こりゃあ次を考えなきゃいかんなーと半年くらい前からあれこれ物色してたんだが、どうも気に入ったのが見つからない。じゃあいっそのことまた同じモノを使ったらどうだろうかと思ったんだけどさ。なにしろ10年選手だから同じものがそもそも今でも手に入るのかどうかわからないし、どこのメーカーのものだったかも外側にじゃらじゃらブランドのマークがひっついてるような代物じゃないからわからない。

でね。先日ふとファスナーを開けて内側を眺めたんだよ。どこかに何か製造元のわかる手がかりでもないかと思ってさ。そしたら内側の目立たないところにブランド名が空押ししてあったんだ。黒い皮に控えめな空押しがしてあるだけだからそれまで全然気が付かなかった。だけど貰ったときにはちゃんと包装されて箱に入ってたんだから、きっと初めはどこの製品か判って使ってたはずなんだけど、長年持ち歩いて身体の一部のようになっちゃったから忘れてたんだな。

おー、それだったらメーカーのサイトで検索してみりゃ多分わかるんじゃあるまいかしら。まあでもこういうモノは流行り廃りもあるでしょうから10年前と同型のものが今もカタログに残ってる可能性はあんまりないだろうなあと思いつつ、直販サイトを眺めてたらワオ! 同じものがあるじゃありませんか。いやーうれしい、じゃあこれにしよう。

で、いちおういま使ってるのと同じものだとは思うんだけど一度ちゃんと目で見て確認してから買おうと、どこの店に行けば手に取ってみることができるのか検索してみたんだよ。そしたら台北だか北京だか、そういうとこの店にはあるっていうじゃんか。いやーでもそれはさすがにちょっとねえ。丸ビルのなかにある直営ショップにでもあったら銀座に出たついでに見に行ってもいいかなあなんて思ってたのにさ。台北や北京にはちょっとついでの用事も思いつかないし。

で仕方なくメーカー直販サイトで注文して送ってもらったのが左のヤツなのであった。いやーそうでしたそうでした。最初はこうだったんだよ。これを変わり果てた姿と言わずしてどうしようってくらいの代わりようだよなー。そうかとは思ってたけど実際ならべてみるとこの変わりようというのはキョーレツだな。タテヨコが縮んだように見えるのは長年ほんらいの容量を超えるカードやらなんやらを詰め込んでた結果、引っぱられて厚みに取られちゃったからだね。マットな風合いだった皮は擦れてコードヴァンの如くテラテラである。

だけどホント、こいつを定番で残しといてくれてうれしいよ。

ところで届いた段ボール箱の社名の印字がなんだか懐かしいような雰囲気でね。大掃除で捨てなきゃならないんだけど、ちょっと惜しいような気がするから記念写真を残しておくことにした。この書き文字っぽい明朝がなあ(こういう手ワザもどんどんなくなってる)。
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by god-zi-lla | 2015-12-28 08:22 | 日日是好日? | Comments(0)
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せんだって紀伊國屋ホールへ〈熱海殺人事件〉を見に行ったとき、少し早く着いたもんだから買う心積もりの新刊もあったので紀伊國屋の店内をうろうろして時間潰してたんでした。

というよりかこのホールは紀伊國屋書店新宿本店4階売り場を奥へずるずるっと入ったところにあるから、早めに着いたって書店の中をあちこち立ち読みして回ってりゃあなんのモンダイもないばかりか、いっそのこと早く行ったほうがよっぽど楽しいというようなもんなので最初っからそのつもりでウチを出てきたようなところがないでもなかったんだ。

そういえば昔はよく友だちと紀伊國屋書店入り口のエスカレーターを昇った2階のところで待ち合わせて歌舞伎町方面へ飲みに行ったりしたもんだが、早く着いて店内で立ち読みしてるうちに約束の時間を過ぎちゃって逆に友だちを延々と待たせたことが、ケータイ電話なんて不便なものが出来る前はいくらでもあってあの頃は楽しかったよなあ。

でまあ、その日も2階の作家別になっている棚をケツから順番に眺めていった途中でこの写真の小さい函入りの上製本が平積みになってるのに出っくわしたんであった。んーだめだこりゃ。これ買わずにおれは多分出られないだろうなと、平台から手に取ったときすでに観念してましたね。まあこの造本体裁に出久根達郎の短編集、しかもオビを見ると「小気味よい江戸言葉にのせて鮮やかに描く11の人情ばなし。」なんて書いてあるんですもの。

だけどやっぱりあれです。文庫本とほぼ同じという小さな判型なのに、上製本のクロス貼り、昔ながらにパラフィン紙のカバーが付いてる本体がしっかりした貼りの函に収まってる。クロス装貼り函入りの本なんて今じゃもう数多くはないとはいえ珍しいというわけでもないんだけど、そういう造本装丁がこういう小さな本に施される凝縮感つうか密度感ていうかね。

ふつうの書籍だからふつうにアマゾンでも売ってますけど、もし先にアマゾンで見ても買わなかっただろうと思うんだな。これはやっぱり本屋の平台にあって、うひゃあなんだこのちっちゃい出久根さんの新刊は! っていうふうになんないと買えない一冊でしょ。だからやっぱり、いつも申し上げますが、探してない本は本屋の店先でしか見つけらんないんだよな。

しかしこれって三月書房の〈小型愛蔵本シリーズ〉のなかの一冊で、巻末の一覧を見ると1961年からずいぶんと沢山出てるシリーズなんだな。まるで知りませんでした。しかも見れば安鶴だの円地文子だの佐多稲子だの辻嘉一だの仁左衛門だの三津五郎だの江藤淳だの誰だの彼だの、みんな絶版らしいけどなんだかいいよなあ。

それから写真に写ってるあとの2冊もね、〈虫喰仙次〉ってのは色川武大の短編集で小学館が始めたオンデマンド本のシリーズの1冊らしいペーパーバックで本体500円だから、いまどき文庫本よりも安い。

色川武大も気がつけば亡くなってもう四半世紀もたっちゃって、それでもこの作家を愛する読者も編集者も絶えないようで思い出したように古いものが復活したりはするんだけど、読んだことのない作品がどこかに出てないかっていつもいつも探してるわけにもいかないもんだから、こうやって棚に発見できるとすごくうれしい。これは福武文庫を底本にしたんだそうですが、そういえばあったよなあ福武文庫(もはや出版社ですらないベネッセ。よくぞ救出してくれました小学館)。

もうひとつは〈日本幻想小説集成〉ってシリーズが「幻想文学」って棚のとこにズラズラっとあってね。これはそのうちの佐藤春夫の1冊で、じつはどっかで手に入らないかと思ってた92年頃の古いシリーズなんだけど、まさか当たり前のようなカオして棚に刺さってるなんて思いもしなかったから躊躇なく引っこ抜いたんでした。いやー今日はなんだかうれしい日だよなー。

で、なんつってウキウキしながら3冊抱えてレジでお金払って4階の紀伊國屋ホールへ向かったんだけど、芝居見終わってウチに帰って鼻歌まじりに本を包みから出してるところで突然思い出したのであった。そうだ、おれ買おうと思ってた小説の新刊があったんじゃん。だから文芸書のコーナーへ行ったのに、もー肝心のことを忘れて探してない本買って帰ってきちゃったぜ。

くだんの1冊、筒井康隆〈モナドの領域〉はその後紀伊國屋書店ウェブストアで注文し、今朝ほど届いたばかりなのであった。とほほのほ。
by god-zi-lla | 2015-12-20 09:52 | 本はココロのゴハンかも | Comments(4)

マクロコンバーター

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新しいカメラ、オリンパスOM-DのE-M10を買ってもう半年がたつんだけどこれが14-42ミリという標準ズーム付きで、そもそもレンズ交換できる一眼レフのカメラというのをキヤノンAE-1以来じつに36年ぶりに買い求めたものですからね。自分はどんなレンズを持ってればいろいろ楽しめるのかわからない。だからとりあえず平べったくて小さなパンケーキって愛称の標準ズームレンズをしばらく使ってくうちに考えようと思ったわけです。

というのもですね。その36年まえのことですけど、50ミリの標準レンズのついたAE-1(もちろん銀塩)を買ってそのあとすぐに望遠系のズームレンズを買ったんだよ。ほら、望遠レンズって長くてゴツいじゃん。メカ好き男子としてはなんか持って歩いてるとカッコイイような気がしてね。それに遠くのものを引き寄せて撮れるっていうのが単純にうれしいような気もしたもんだからついつい、あまり深く考えずに1年ローンまで組んで買ったんだよ。

じつは友だちが同じキヤノンのA-1を持っててさ。そいつが広角系のズームレンズを持ってたから自分は望遠ズームを買ったというのもあったんだけどね。ふたりとも若くて貧乏だからそうそうレンズ買えるわけじゃないし、ふたりで貸し借りすればいいじゃんって。そしたらさ、なぜだかおれは自分の望遠ズーム使うより友だちの広角ズーム借りて撮ってることのほうが増えちゃってね。オマエ、おれのレンズ持って行きっぱなしにすんなよなー、なんて友だちに文句言われるようになったしりてさ。

で、そのとき、あー交換レンズってのはもうちょっと自分の使い道考えてから買わなきゃいかんのだなあなんて、とっても当たり前のことをローンまで組んで知ったんでした。

それでオリンパスOM-D E-M10を半年使ううちに、それまで使ってたキヤノンPowerShot Pro-S1にはマクロモードとスーパーマクロモードという機能が付いていて、それでもってずいぶん植物の写真とかカートリッジのクローズアップとかけっこういろいろ撮って面白がってたのが、このパンケーキレンズにはマクロ機能ってのがなくてそういう写真撮ろうと思うとウマくいかないということに気がついたんだよ。あーこれが先決問題だよなあって。

そうなればマクロモード付きのレンズを買えばいいわけなんだけど、まあトシ取って慎重になったというのか、いやいやとりあえずマクロ機能がおれには必要だってことがわかっただけなんだから、ここはいっちょうマクロコンバーターを買ってみるってのはどんなもんかしら。本格的に交換レンズを選ぶについてはもう少しコイツとお付き合いしてからでもいいんじゃあるまいか。

なんてったってコンバーター買うほうがレンズ買うよりずっと安いしね。手軽なマクロ撮影は必要なんだからまずこれを買う。あとはまたしばらく考えてみるということにしてね。ちなみにマクロコンバーターはAmazonで買ったら6454円だった。これなら考えるより先に買えるというもんである。

で買うといろいろ試してみたくなるから手近にあるものをいろいろ試し撮りしたのが上の写真です。まあそんなもの見たくもないでしょうが、いちばん上は腕時計だけど見りゃわかるね。その次とその次はベランダに放置した植木鉢に勝手に飛んできて咲いてる花で、どっちも花の大きさは1センチ未満です。なんていう植物なんでしょうかね。このくらい拡大すると植物図鑑と照らし合わせて調べられるかもしれない。

その下は木製のカラクリ玩具のキットを組み立てたやつの一部分。その次は20年以上むかし作った1/48スケールの米国モノグラム社製P51Dマスタングのプラモデルの胴体。貼ってある国籍とコールサインのデカールはマイクロスケール製(そんなこたどーでもいいけど)。でその次はそんなヒコーキの模型好きな父ちゃんに娘が誕生日にくれた鬼太郎と目玉のおとっつぁんです。

最後の最後はDECCAのMk-Vの針先。スタイラスチップがまるで水晶のちいさな結晶のようだ。こうして拡大すると素人目にはキレイに見えるけど、プロがチェックしたらどうなんでしょうかしらね。ちなみにこいつはすごくいい音がするんだが、針先と盤面の間があまりに狭く、LPレコード外周のグルーヴガードを思いっきり擦ってしまうもんだから涙を飲んで外してあるんです。

つうようなわけで下の写真がマクロコンバーターの本体。こいつをレンズ前面にねじ込んで使うわけですが、たしかに付けたり外したりは多少メンド臭くもあるんだけど、まあシロートが上のような写真撮ってるぶんにはなんの文句もない。これからまた使ってくうちに、やっぱりマクロ機能内蔵のレンズのほうがいいなあとなったらそのときはそのときだね。

それしにても最新の手ブレ補正機能というのはすごいモンだよなあ。いちばん上の腕時計の歯車なんか見てると、これを自分で(しかも手持ちで)撮ったなんて信じられないもん。
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by god-zi-lla | 2015-04-16 12:04 | 日日是好日? | Comments(0)